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    いのり

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    いのり

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    スモロ最終的に🔞予定
    一週間の休暇を過ごす二人の話②
    まだまだ序盤。

    まだ未定だよ 「アンタが白猟のスモーカー?」

    世間を騒がせる“死の外科医”のイメージとは随分とかけ離れている、というのが初めに抱いた率直な感想だった。

    それはとある島での出来事だ。
    原因不明の伝染病が蔓延し、島は壊滅寸前まで追い込まれていた。明らかに危機的状況にも関わらず島からの緊急要請は無く、寸前のところへハートの海賊団が物資補給の為に立ち寄ったのは不幸中の幸いだっただろう。
    現状を把握しすぐさま海軍本部へ緊急要請を出したローは、いくら七武海とはいえ信憑性がないと跳ね除けようとした本部に対し電伝虫に向かって叫んだ。
    「おれは医者だ! 人の命がかかってるときにくだらねぇ嘘を吐く訳ねぇだろ! いいからさっさと物資を持って応援に来い! 手遅れになってもいいのか!!」
    その言葉に一番に動いたのがスモーカーだった。海賊の言葉を信用する訳ではなかったが、本当に病が流行っているなら一秒でも時間が惜しかったからだ。もしこれが罠なら、罠だと分かった後に部下だけでも逃がせばいい。
    結果、本当に島は危険な状態だった。適切な処置さえすれば死は回避出来る病だったが、少ない医者で島中の島民を診るのは物理的にも不可能だった。体力のない老人はそのまま死に至ることもあった。
    スモーカーが駆け付けたとき、ローはクルーに指示を飛ばしながら何人もの人間を診ていた。汗だくで駆け回り、呻き声と啜り泣きが充満した病室でローはひたすらに戦っていた。
    ローはスモーカーの姿に気が付くと「物資は?」とだけ聞いた。とにかく水が要ると言われていたので船いっぱいに積んで来ていた。
    「水は用意した。残念ながら今動かせるのはおれの隊だけでな。他に要請のあった物資は少し時間がかかる。三日あれば用意する」
    「チッ……使えねぇ上層部だな。……まぁ水があるなら上々だ。アンタの部下は使えるか?」
    「何をすればいい?」
    「水をうちのクルーに渡してくれ。あと第四棟と第三棟の患者で自力で動けないものがいれば手助けして欲しい。場所は……シャチ!!」
    「アイアイ!」
    「こいつを案内してやってくれ!」
    「アイアイ、キャプテン!」
    シャチ、と呼ばれた本当にシャチを模した帽子を被っている男がスモーカーにこっちだ、と顎で示した。海賊に顎で指図されることに対して、スモーカーはそんな場合ではないことを理解していたので素直に従う。
    「おい、海兵!」
    シャチの後に続いていたスモーカーをローが呼び止めた。
    「部下に、絶対この島の水を飲むなと伝えろ! 出来れば食べ物や動物に触るのもやめておけ。感染経路がまだ特定出来ていない!」
    「分かった。伝えておく」
    「体調が悪くなったらすぐに言え。手洗いうがいはこまめに、あと……」
    「キャプテン! あとはおれ達が伝えておくから!!」
    「キャプテンこっち来て! おばあちゃんが吐いたぁ!」
    次から次へと呼ばれるローはまた慌ただしく診察に戻った。スモーカーはシャチに説明を受け、それをそのまま部下にも伝える。ここでは己の意地など張っているだけ無駄だった。血が流れずとも、戦場はあるのだと知った。

    ようやくことが落ち着いたのは、スモーカーが合流してから一週間後だった。
    水分不足による脱水症状は幾分もマシになり、ローが用意した薬のおかげで回復の兆しを見せる者が増えた。感染率は高いが適切な処置をすれば重症化は防げるタイプだったらしく、予断を許さないのは確かだが一先ずは安心していいとの判断をローは下していた。
    スモーカーは本部にその報告をし、ようやくこれが本当に起こったことだと認識した上層部はそのまま原因究明に努めろとスモーカーとローの二人に指示を出した。これがローの虚偽であったなら、命令が下る前に勝手に行動したスモーカーを失脚させる理由が出来たのにというのがありありと分かる声音でスモーカーは笑ってしまった。
    その報告が終わった後、物資確認の為海岸に居たスモーカーは後ろに近寄って来た気配に振り返る。
    「アンタが白猟のスモーカー?」
    これが、まともに会話をした初めての言葉だった。

    「上はなんて?」
    言葉を返さないうちに、また新たな質問をローはスモーカーへ投げる。
    「……原因究明に努めろと。七武海、トラファルガー・ローへ正式に依頼するらしい。おれはその監視役になる。海軍本部中将並びにG-5支部01部隊隊長のスモーカーだ」
    「G-5? あぁ……あそこな」
    その謎の含みの持たせ方にスモーカーの眉が上がる。ローは訝しげな表情に気が付いたのか、すぐに話題を変えてきた。
    「それより、よくおれの話を信じてやって来たな白猟のスモーカー。噂では随分な海賊嫌いだそうじゃねぇか。おれが嘘を吐いているとは思わなかったのか?」
    「おれは海賊の言葉は信用しない。別におまえの言葉を信じてやって来たわけじゃねぇ」
    「……へぇ?」
    少し馬鹿にしたような、そんな声だった。こちらの真意を探るような視線をスモーカーに向けている。
    「それで、どうだった? 信用に値しない海賊の言葉が本当だった現実は」
    「……何が言いたい」
    ローは演技じみた動きで大きく手を広げた。人を食ったような笑みでスモーカーを見ていた。
    「海賊だなんだと後手に回るからいつも初動が遅れるんだろう。アンタら海兵はいつだって上からの命令だけに従って、本当に見なきゃいけない現実を直視出来てねぇ。いや、直視したくないのか? 見ない振りをするのは得意だもんな?」
    「……秩序は必要だ。無法になれば民は混乱する」
    「秩序! はは。海兵らしいお綺麗な言葉だ。秩序で人は助けられたか? 秩序があれば何をしてもいいのか?」
    「法を犯す海賊風情がデカい口を叩くんじゃねぇ。テメェらが居なけりゃもう少しマシな世だったろうよ」
    「人のせいか。これも海兵らしいな。海賊だってだけで全ての責任はこちらにあると?」
    「海賊はそれだけで悪だ」
    「なら海兵はそれだけで正義か?」


    平行線だ。交わることなどない。
    そんな世界は、あってはならない。

    海賊は、どこまでいっても海賊なのだ。


    「皮肉だな、海兵。アンタ達が見捨てた民が海賊に救われたぞ。またいつもみたいに手柄を取るか? ……あぁ、そういや。“白猟のスモーカー”。聞いたことがあると思ったらアラバスタでクロコダイルの悪事を暴いて七武海の席から引きずり下ろしたらしいな。礼を言うよ。おかげでおれがすんなり座れた。アンタは出世が出来ていいことだらけだ。同時期に無名だった海賊が億の賞金を掛けられたが……偶然だよな?」
    「……………」
    「政府の狗になるのはそんなに楽か? 羨ましい限りだ」

    明らかな挑発だ。スモーカーは大きく煙を吐き出した。億超だ七武海だと言われているが、まだ子供だ。相手のペースに飲み込まれればこちらの負けだった。
    「自ら政府の狗になった海賊風情が……」
    だが、スモーカーがそういった話で大人であったことは数える程しかない。

    「随分と、調子に乗ってるようだな?」

    ビリビリと空気が震える。ローは顔色を変えず対抗するように覇気を返した。近くに居た海兵とハートのクルーの空気が瞬時に変わる。まさに一触即発。お互いが一歩も引こうとしない睨み合いだった。
    「どうした? 図星を突かれて痛かったか?」
    「テメェの方こそ、自ら政府の狗になった癖に随分な言い様だ。そんなに嫌なら七武海なんぞ辞めちまえ」
    「辞めさせたいならもっと権力を付けたらどうだ? 自分の手柄にするのは得意だもんなぁアラバスタの英雄様!」
    「この、クソガキが……!」
    「はは! どれだけ吠えても上の命令でおれに従わなきゃいけないなんて、可哀想になぁ。嫌なら他の海兵に代わって貰えよ。その海兵が今回の手柄を奪って終わりだろうけどな」
    「勘違いするなよ。おれはテメェの言葉に従うつもりも手柄を奪うつもりもねぇ。上の命令だからここに来た訳でもねぇ。おれはおれの責務を全うするのみだ」
    「強がるなよ。アンタ、おれの指示に素直に従ってたじゃねぇか。これが上の命令じゃなきゃ何になる? 海賊のおれの言葉を信じてないなら、何を信じておれに従った? 海軍お得意の秩序ってやつか?」

    その言葉にスモーカーは呆れてしまった。何を言い出すのかと思った。

    「おまえはあのとき海賊だったのか?」
    「は?」


    ローが怪訝そうな顔をする。スモーカーは構わずに続けた。





    「自分で言ったんだろう。“おれは医者だ”と」




    海賊の言葉は信用しない。今も昔も、海賊は嫌いだ。
    けれど人の命がかかったとき。守るべき市民を最優先にしなくて何が海兵かとスモーカーは思っている。誰かを助けることに、海賊も海兵もないと知っている。いや、思い知らされている。

    「あのとき、あの場で正しい知識を持って動けていたのはおまえだけだろう。医者が患者を診るのを、何故おれが止めねぇといけねぇんだ?」
    至極真っ当なことだとスモーカーはローを真正面から見据えて言う。
    「海賊は悪だ。だからといって海軍が正義だとは思わない。おれはおれの正義に従って動いている。正義に反すれば上層部のジジイ共にだって従わねぇ。海賊は悪でも、患者を救いたいという医者の言葉は正しいと思った。ただそれだけのことだろう」

    その言葉にローは殺気立った覇気を途端に萎ませて、暫くぽかんとしていた。その後不貞腐れたような表情になって視線を逸らす。ローの後ろに控えていたペンギンを模した帽子の男がヒュウと口笛を吹いた。

    「……結局おれの言葉を信じてるんじゃねぇか」
    「結果論だ。おまえの言葉を疑って動かなければ無関係の市民が苦しむ。それが罠だったとしたら、苦しんでいる市民は居なかったことになる。そのときはおれ一人が責任を取ればいい」

    何故か後ろでペンギン頭の男が声を上げて笑った。ローはただ不機嫌そうに黙っているだけだった。

    「おれはおれの意思で首を突っ込んだ。その責任は取る。上から命令されたからおまえの監視役をする訳じゃねぇ。それで、おまえは依頼を受けるのか? 受けないのか? トラファルガー・ロー」
    「…………馬鹿言え。患者を最後まで診ない医者がいるか」
    「じゃあそう報告する。おれが監視に付くからには医療行為以外は全て指示に従ってもらう。必要のない能力の使用も制限する。分かったか?」
    「おれに命令するな。海兵の言うことなんざ誰が聞くか」
    「奇遇だな。おれも海賊の言うことは聞く気がない。これは決定事項だ。七武海なんざふざけた制度がなけりゃ直ぐにでも牢屋にぶち込んでる」
    「はっ! やってみろクソ海兵」

    中指を立てて不敵に笑うロー。二人の関係がここから変わっていくことを、まだ誰も知らなかった。










    スモーカーはその姿を認識した後、数秒沈黙してから前へと向き直った。眉間の皺を揉む。疲労もここまでくると重症だと思った。まさか幻覚まで見ることになろうとは想像していなかったのだ。
    「おい、白猟屋?」
    幻覚、幻聴だ。まさかそんな筈はない。“願いが叶う島”など非現実的だ。ほんの少し、ほんの少し逢いたいと考えてしまった。それだけだ。それだけで、こんなに都合良く目の前に現れる筈がない。そもそも逢いたいとはなんだ。そんなことを考えていい立場ではない。許されることでもない。願ったところで、叶うことでもない。
    スモーカーは歩き出した。早くこの幻覚から目を逸らしたかった。己の弱さを突き付けられたようで苦しかった。
    「なぁ、おい」
    人を掻き分けてスモーカーは足を進める。何処に向かっているのか分からないが、とにかく幻覚を振り切りたかった。
    「待てよ、白猟屋」
    幻覚は追いかけてくる。たまに距離が遠のいたり近付いたりしながらも、一定の距離以上離れないようにぴったりとくっ付いてきた。最早常人では小走りの速度で歩く。まだ諦めない。諦めが悪いのは、果たしてどちらかなど考えたくもなかった。



    「スモーカー」

    足が止まる。
    一度立ち止まってしまえば、もう駄目だった。


    「何の用だ、トラファルガー」

    スモーカーは苦し紛れの見栄を張る。意地でも良い。とにかく、これ以上の醜態は見せたくなかった。

    ようやく立ち止まったかと思えば突き放すようなスモーカーの言葉にローは顰めっ面をした。何故そんな表情をするのかスモーカーには分からない。けれど、久々に生で見たローはそんな表情でも眩しかった。苦しい。あまり見ていたいものではない。
    「随分と、他人行儀だな? 白猟屋」
    ローの言葉にいつかの島でのやり取りを思い出した。全ての人間が立入禁止の島で、先に他人行儀な態度を取ったのは誰だという文句をすんでのところで飲み込んだ。あまりに女々しい言葉だ。
    「……実際他人だろう。それも、海賊と海兵だ。顔を見かけたからって話しかけるような関係じゃねぇ」
    「ふぅん? 中将様は海賊を見ても気が付かない振りをするのか? 随分と染まったな」
    「テメェこそ、海兵嫌いの海賊が態々中将のおれに声をかけるなんざ丸くなったもんだ。何が目的だ? こんな島まで来て、偶然じゃねぇだろう」
    「酷い話だ。海賊のおれがバカンスを楽しんじゃいけないのか? 何も悪いことはしてないのに、居るだけで疑われるとはな」
    「海賊はそれだけで悪だ」
    「なら、海兵はそれだけで正義か?」
    沈黙が落ちる。ローはフードを目深に被った下から睨み付けるようにスモーカーを見ていた。タトゥーを隠し普通に立っていれば何処にでもいる青年と何も変わらない。今は目立つ鬼哭も持っておらず、黄色のパーカーに細身のジーンズだけでは誰も三十億の賞金首だとは思わないだろう。だが海賊であることには変わりない。その心の内で何を考えているかなど分かりはしないのだ。

    長いようで短い沈黙を壊したのは、スモーカーでもローでもなく、見ず知らずの男の声だった。
    「お兄さん方! なに辛気臭い顔をしてるんだい? 今日は五年に一度の夢祭りだよ!」
    男が笑顔で顔の何倍もありそうな綿あめを差し出してくる。「おひとつどうだい?」と言われて初めて周りに意識を向けると、至るところに屋台が出ていた。そこに綿あめを売っている屋台もあるのだろう。何故かその綿あめは虹色だった。何故虹色にする必要があるのかスモーカーは分からなかった。
    二人の間に割って入ったそれは甘い匂いを漂わせている。甘いものが好きな訳ではないので、どうしたものかと思っているとローが硬貨を取り出し男に投げた。
    「まいどあり!」
    男はローだけでなく、スモーカーにも綿あめを渡すと今度は子供連れの家族に声をかけ始めた。もうこちらに興味はないようだ。
    流れで受け取ってしまったそれをどうすればいいか分からなくて、スモーカーはローを思わず見た。ローは先程までの不機嫌そうな表情を緩めてこちらを見ている。何なんだ、その表情は。今度はスモーカーの眉が寄った。
    「アンタ、休暇中だろ」
    「……何故そう思う」
    「この島に特別何かあるとは聞いてない。十手も持たず一人でここに居るのが証拠だろ」
    「だったらなんだ。休暇中と言えど何かするつもりなら見逃す気はないぞ」
    「たまには肩の力抜けよ。別に何もするつもりはない」
    「………信用しろと?」
    ローは何も言わず綿あめに顔を埋めてしまった。馬鹿みたいに大きいせいでその表情は窺えない。
    スモーカーはじじ、と葉巻が焼けて灰が落ちていく音を聞いた。こんなにも煙の味が分からないのは久々だった。
    「…………白猟屋」
    踵を返して歩き出したスモーカーの背中にローが小さく声をかける。迷子のような声だと思った。
    「………好きにしろ」
    スモーカーはそれだけローに言って、また当てもなく歩き出す。暫くそのままだった気配がまた近付いてきた。今度は足を早めることなく、緩やかな速度で歩いた。数歩後ろをずっと着いてくる気配はスモーカーから離れようとはしなかった。


    捨てる訳にもいかないので甘過ぎるそれを一口食む。不味くはないがやはり甘い。食べられない訳ではないので早く片付けてしまおうと大口を開けた。
    半分程食べたところでカフェを見付けた。口の中の甘さをどうにかしたかったので何も考えずに入る。後ろの気配が狼狽えたように立ち止まったのが分かった。
    良く考えれば食べかけの綿あめを持った男がこの風貌ではさぞ可笑しいだろうと思い至ったのは、にこやかに笑う店員が注文を聞いてきた後だった。気にしていないのか、顔に出していないのかはスモーカーには分からなかった。気にしても仕方がないのでコーヒーを注文する。軽食も勧められたがラインナップを見て丁重に断った。朝食が遅かったからで、パン系統しかなかったからでは決してない。
    店内は満席でテラス席しか空いていないと言うのでそのまま外に出る。適当な席を選んで座ると、新たな葉巻に火をつけスモーカーは天を仰いだ。仰いだところでパラソルしか目に入らなかった。溜息を吐きたかったのか煙を吐きたかったのか自分でも分からないまま大きく息を吐き出すと、コーヒーがくるまでに残りの綿あめを食べてしまおうと口を開けた。ついでにテーブルの端を数回叩く。いつまでそこに立っているんだという意を込めたそれに、店の外で立ち尽くしていたローは何も言わないままおずおずと目の前の席に座った。
    暫くすると店員が商品をテーブルに置き、「休暇を楽しんで」と一言添えて去っていった。スモーカーは目の前に置かれた自分の分を飲みながら、もう一つのソーサーを手の甲で押し付けるようにローの方へやる。ローはまだ半分も食べられていない綿あめとコーヒーを見比べて、最後はじっとスモーカーを見た。仕方なく受け取ってやる。食べ切れないなら何故買ったのかという文句も、綿あめと一緒に口の中に溶けてしまった。甘くてどうにかなりそうだ。
    ローは猫舌なのか、小さく息を吹きかけながらコーヒーを舐めるように飲んだ。とっくの昔にコーヒーも綿あめも飲み込んだスモーカーは手持ち無沙汰になって、顎に手を付いて人通り眺めた。誰もこちらを気にしない。誰も自分達を知らない。ここは平和な島だと思った。
    この場では、海兵も海賊も、何もなかった。



    つづくよ!

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