俺は、どんなことがあってもお前のことを世界で一番愛してる〜これまでの話〜
私、青木歌音(あおきかのん)は、入学初日に電車で触れた。
でも、そんなとき内田蓮(うちだれん)という人に助けてもらった。
その後、同じクラスだということが分かった。
これからこの二人はどうなっていくのか、、、、
★第二章〜入学式〜
「はぁ、、」
「どうしたの?」
私は、電車の中で起きたことを水織に話した。
「えっ、マジ?大丈夫だったの?」
「うん、でも蓮くんに助けてもらった」
「それってもしかしてあの人?」
水織は蓮のことを指を指していた。
その頃、蓮は、早速お友達ができたらしく男子たちと喋っていた。
「ねえ、もしかして内田さんのこと気になってるの?」
「う、ううん。べ、別に気になってないよ」
「絶対気になってるなそれは笑笑」
「だ、だから違うって」
私はいつの間に蓮のことをずっと見ていたらしい。
そして、長い長い校長先生のお話が終わり、入学式が終わった。
「マジで、校長先生のお話長くない!?」
「それなー。マジで、これから3年間ずっとそうなのかなー_」
「それは、キツイって、、」
私の席の周りでは、校長先生に対する愚痴を言っていた。
そんなとき、後ろから誰かに掴まれた。
「わぁ!」
「きゃあ!」
突然のことで、驚いて後ろを見るとそれは蓮だった。
「びっくりした?」
「そりゃ、びっくりするでしょ!!」
「ふっ、、」
「笑わないでよ!」
「ごめんごめん笑」
「も、もう、、」
「そういえばさ、」
「うん!」
「今日一緒に帰らね?」
「え、、」
「ほら、もしかしたら朝のようなことが起こるかもしれないから」
「いいの?」
「いいよ!むしろ同じ駅に降りるし」
「あ、ありがとう」
初めて、「一緒に帰ろ」と言われた。
私はいつも一人で帰っていたからとても嬉しかった。
すると突然、蓮から、
「ねえねえ、今さ俺の母さんから連絡あったんだけどさ」
「うん」
「今日、歌音ちゃんを泊まらせることが決まったって」
「え、えっ!?」
すると、私のスマホのメールの通知音が鳴り、そこには
『今日、突然のことでさ出張になっちゃったから、帰ってきたらすぐ、内田さんの家に行
って。内田さんのお母さんには事情を伝えてあるから。ごめんね。仕事の関係上、
2週間ぐらいはいないかもしれないから。よろしくね。』
私は、驚きで仕方なかった。
「私も今、お母さんから連絡きた。」
「俺ら、2週間ぐらい同居するんだな」
「えーっ!!!!」
突然すぎるって、、今日の夜ご飯はお母さんとパスタにするって決めてたのに、、、
その後、私は一旦家に帰り、行く荷物を準備していた。
すると、蓮が私の家に来た。
「ごめん、遅くなった。」
「ううん、大丈夫。それにしても私服かわいいな、お前。」
可愛いって、、さりげないんだって、、
「よし、じゃあ、行くか。」
「う、うん」
私は、蓮について行っていった。
すると、蓮の家はまさかのわたしの家の2つとなりにあった。
「え、もしかして蓮の家って、、」
「近所?だね」
今日は、驚きでいっぱいだ。それにしても蓮の家は思っていたよりも大きかった。
「ここが俺の家。」
「すごくでかいね!」
「そうかな?」
これから蓮の家で2週間も暮らすのは、思っていたよりも私にとってドキドキが待ってい
たのだった。