今回の脱出ゲー、エキスポを模した特異点で発生している異常の原因を探るというものなんですが。
すべての謎解きを終えると出てくるワードは「あかまんと」。
赤マント。
やっぱり犯人はキミかい!!!
ホント期待を裏切らないよね…。
たまたま特異点の核である聖杯のかけらを見つけてしまい、あまりにも無防備だったのでついちょっかいを出してしまったと。
「重々反省しています。バケツ持って廊下に立ってますね」
存在しない学パロの記憶が見えた。
天草くんのこういう発言微妙に古いのが良い、今の若い子に通じるんか?受肉してた時期の影響を感じる。
真犯人天草、終始ノリが軽すぎてマシュに「さすが怪盗天草さん。反省も手慣れていますね」永倉さんに「コイツ……、こりてねぇな」と言われる始末で好き。懲りずに何度でもやらかしてほしい。
マスターたちが帰った後、事務所で坂本龍馬と天草の会話。
実は意図せずお竜さんが特異点の原因になってしまっていたのだけど、天草はそれを隠して悪役を買ってくれたと。
「いつの間にか聖杯まで回収していたというのは、流石と言ったところかな」
特に近しい訳でもない龍馬さんに「流石」と思われてる天草くん、普段どんな振る舞いをしているのか…。
あの坂本龍馬にしたたかで抜け目ないと思われてる天草四郎……。
「実のところ、この天草四郎は怪盗も嗜んでおりまして」
今回天草くんが聖杯怪盗をめちゃくちゃ引きずってることが分かって良かった。怪盗イベが大好きなので…。
「……私は浮いた聖杯に興味があっただけなので、お気になさらず」
「いやぁ、実は一度やってみたかったんですよ」
「探偵役が、実は犯人だった……というのをね」
「上手くいったでしょう?」
この一連の台詞にめちゃくちゃfgoの天草四郎が詰まってる。
悪役・黒幕ムーブが好きなのも、つい聖杯に手が出てしまうのも、お約束がやりたいのも、本当だはと思うけど、結局その行動原理は優しさなんだよなぁ。
最後の天草の独白が、また最高に良い。
「エキスポ…様々な文化や背景を持つ人々がお互いをい認め合い理解し合う…」
「良いものですね、とても」
「世界がそうなるよう、我々も努力しますか」
百重塔イベ温泉シーンでのモノローグを彷彿する内容で、天草の根底は一貫しているのだとわかる。
私も、ではなく我々も、であるところ、「カルデアの天草四郎」を感じた。