Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    せしる

    @whiteblue_ks

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 12

    せしる

    ☆quiet follow

    3/27・朝の快新ちゃんの風景です

    今日は休日。そんな2人の朝はゆっくりだ。
    ベッドの中で目は覚めているものの起きることはせずダラダラしながら話をしていた。
    「しんいちぃ~起きたら何食べたい~?」
    「ん~なんでも」
    「うわぁ……それ一番困るヤツじゃん……」
    「おめーがたべたいもんでいい」
    「あ~俺が食べたいものは新一食べられないだよねぇ~」
    「なんでだよ」
    「だって俺が食べたいのは新一だから」
    そう言われた言葉に新一は快斗と距離を取るように離れた。
    「あれ?なんで離れちゃうの?」
    「身の危険を感じる」
    「あ、ひらがなじゃなくなった」
    「なんだよ、ひらがなって」
    「ん?さっきまではまだぽやぽやしてたから新一の口から飛び出す言葉ってひらがな表記だったんだけどさっきのはちゃんと漢字も混ざってた」
    「それだけ警戒したってことだろ」
    「やだなぁ~、せっかく一緒に寝てるのに離れてたら寂しいでしょ~?」
    そう言いながら新一の身体に腕を巻き付けあっという間に自分の元へと抱き寄せる快斗。
    「おまえ……っ!!」
    「大丈夫。ホントに食べたりしないから」
    「本当か?」
    「うん。今は、ね」
    「はぁ……」
    大きなため息をつく新一に快斗はくすくすと微笑む。
    「ホットサンド、食いたい」
    「おっ!具体的なモノが登場した!」
    「ハムとチーズ入ってるヤツ」
    「了解。それじゃもう起きる?」
    「ん~、もう少し後でいい」
    「なになに?俺とラブラブしたいの~?」
    「……そうだ、って言ったら?」
    「えっ!?うそっ!?」
    「冗談だ、ばぁろ」
    「ええ~っ!?そんなぁ~」
    そんな他愛ないやりとりを続けつつひとつベッドの中でまったりしているこの時間が2人にとって何よりの癒しになっていることをお互い無意識のうちに感じ求めているかのようだった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺💕💕💘💘💘
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works