【約束】しんしんと雪が降る裂界の雪原に悲鳴が響く。その中心で星とサンポの2人が裂界のモンスターたちと戦っていた。
「ごめん、皆の都合がつかなくて。サンポが来てくれて助かった。」
「いえいえ!!お得意様の頼みとあれば、このサンポ!いつでも馳せ参じますよ!!その代わり報酬はよろしくお願いしますね!」
人手が足りていないと、星に裂界生物討伐の協力依頼が来たのだが、ここ最近裂界に出るモンスターが変わっているらしい。特別強くもないのだが、数が多いのと妙にしぶとい。そのせいで討伐にシルバーメインが手を妬いているとか。何が起こるか分からないので、討伐には複数人で向かうよういわれたのだが、タイミング悪く丹恒達は他の用事で出かけてしまっていた。星1人で向かう訳にもいかず、他の協力者を探していた時にサンポを見かけて同行をお願いしたのだ。
「しかし、こいつら話に聞いていた通り少々めんどくさいですね…」
「殴っても殴っても…っこの!!」
星がモンスターの一体にキツい一撃を与える。それは悲鳴を上げ倒れるが、まるでゾンビのように立ち上がりまた襲ってくるのだ。何度かそれを繰り返してやっと消えるといったことが続いていた。
星はバットから槍へと武器を持ち替える。
「最後の一体!!」
星の渾身の一撃がモンスターを貫いた。…が、他と同じようにすぐに消えたりはしない。それどころかかわりにむくむくと体が膨れ上がっていく。
「…っ!?星さん、直ぐに離れてください!!そいつ他と何か違います!!」
「っしまった…!!」
最後の悪あがきといわんばかりに膨れ上がったモンスターの体が破裂する。異変に気付いたサンポが星へと声をかけるが遅く、星は爆発に巻き込まれてしまった。慌ててサンポが星の元へと駆け寄る。先程のが本当に最後だったようで、周りにはモンスターの影1つ無くなっていた。
「星さん!!ご無事ですか!?」
「うん、怪我はない…みたいだけど…急に周り真っ暗になってびっくりした…サンポ近くにいる??」
「……え?」
星の言葉でサンポが固まる。暗い?いくら日が落ち始めているとはいえ、サンポの目の前にいる星の姿ははっきりと見えるし、天気が変わった様子もない。しかし、星にはサンポが見えていないようだった。
「ちょっと失礼します。」
「わ!?」
サンポが星の両頬を抑え、顔を自身の方へ向ける。いつも綺麗に金色に輝いていた星の瞳は、黒く濁っており、目の前にいるサンポと目が合うこともなく虚空をさまよっていた。
「すぐにナターシャのところへ行きますよ!!」
「え?サンポ!?何がどうなって!?」
戸惑う星の身体を抱え、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべたサンポが雪原を走る。ベロブルグの診療所へと駆け込み、サンポがナターシャへ事情を説明すると、ナターシャもサンポと同じように星の瞳を覗き込み険しい表情を浮かべた。
「どうやらそのモンスターが爆発した時に呪いを受けてしまったみたいね…それで視覚を奪われているみたい…」
「これは治るんですか!?」
「……安心して。おそらく少し時間はかかるけれど薬を用意出来ると思うわ。」
ナターシャの言葉を聞いて、よかった…っとサンポの強ばった表情と身体の力がどっと抜ける。
最初こそ状況が分かっていなかった星も、自分の身に起こっている事が2人の話から分かり不安げな表情を見せていたが、治る可能性があることに安堵する。
1人ではとてもじゃないが行動させるわけにはいかないがナターシャは薬を用意する為にずっとはいられない。治るまでは常にそばにいてもらえるよう誰かに頼めるかナターシャが星に確認をする。
「それなら僕が見ます。」
「サンポお願い出来るかな?」
ほぼ同時にサンポと星が答えたことで、サンポは目を見開き星を見る。星もキョロキョロと驚いた様子をしていた。あら、とナターシャも少し驚いた顔を見せた後、ふふっと優しく笑う。
「それじゃあ、サンポ。星のことお願いね。」
薬の準備の為に少し外へ出かけてくると他のスタッフへと声をかけた後、星に変なことしちゃダメよと最後にサンポへ釘をさす。そんな事しませんよ!というサンポの声を背にナターシャが診療所から出ていった。
「最後の一言は余計ですよ、もう。…さて星さん。ここは他の患者も来ますので、僕達は移動しましょうか。」
星を立ち上がらせるためにサンポが星の手を掴む。急に握られたことに驚いたのか、バッと手を掴まれた方向を星が見る。
「おや、何をそんなに驚いてるんです?その状態じゃ1人で歩くのは危ないから僕がいるんですよ?ああ、それとも…抱きかかえられる方がお好みですか?」
見えないはずなのに星の脳裏にニッコリと意地の悪そうに笑うサンポの顔が浮かんでいた。実際にその通りなのだが。ブンブンと横に首を振り、このままでいいという星の手を引き2人は診療所を後にし、ひとまずサンポの家へと向かうことにした。途中まだ歩き慣れない星が何度か躓きそうになり、これ以上ケガを増やすわけにはいかないと痺れを切らしたサンポに結局抱きかかえられる羽目になった。
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家に着いた後はサンポに端末の操作をしてもらい、列車の皆にしばらく列車に戻らないでベロブルグで過ごすと連絡をいれる。
「ケガのことは伝えなくていいのですか?」
「うん、心配かけちゃうし。用事があるからって伝えられれば大丈夫。」
後から知った方が心配するのではとサンポは一瞬思ったが、そもそも治った後でも言うつもりはないのかと思い直す。星の言う通りに文字を打ち送信するとすぐになのかから返信から返ってきた。
『わかったよー!また誰かの頼み事とか?何か手伝いが必要だったら言ってね!』
なのかから来たメッセージをサンポが読み上げる。真っ直ぐな友人の言葉で、嘘をついたことに引け目を感じたのか星の表情が少し曇る。
「とても良い方ですね。」
「うん、自慢の友達だよ。」
仲間への連絡も済んだ。後は薬が出来るのを待つのみだ。サンポがまず共に過ごす上でルールを決めましょうと話をする。
「ひとつ。勝手に1人で歩き回らないこと。何かしたい時は遠慮なく僕を呼んでください。」
部屋に物が少ないとはいえまた躓いては危ないのでというサンポの話に、星は先程まで自分を思い出し素直にわかったと了承する。
「よろしい。では、ふたつめ。ベッドは星さんが使ってください。僕はまぁ、適当に何とかしますので…。」
「え?それは悪いしダメだよ、サンポも一緒に寝ればいいだけでしょ?」
これには星が反対した。家主を差し置いて自分だけベッドを使うのは許せない。
「いや、僕と一緒の布団で寝るのはさすがに不味いですよ!?僕のことは気にしないで大丈夫ですので星さんだけで使ってください!」
「それじゃ、私の気が収まらないの!!何?サンポは私に何かするつもりなの??」
「そんなことしませんよ!!」
「じゃあ、何も問題ないじゃん。あ、私もサンポに変なことしないから安心して欲しい。」
「いやそこは心配してないですが……はぁ、もう…分かりましたよ。ベッドは2人で使いましょう。」
こうなった星は絶対に折れないだろうと察したサンポが星の提案を受け入れる。ただ他の人に一緒のベッドで寝ていることを絶っっっっっ対に言わないと星に約束をさせて。ナターシャや列車組にバレた時にサンポがボコボコにされるのが目に見えていたからだ。
「あと細かいことは生活をしながら決めていきましょう。ひとまずお腹は空いていませんか?」
ぐぅ~~~と星のお腹がタイミングよく鳴る。おや、元気なお返事ですねぇとクスクス笑うサンポに恥ずかしそうにする星がサンポを殴ろうと声のした方に拳を降る。
「おっと!もう、暴れると危ないですよ!?あいにく今は何も家にないので、僕は必要なものを買いに少し外へ出かけてきますが…ちゃんと大人しくしててくださいね?」
「はぁーい。」
本当にわかったんでしょうかと心配そうにしながらもサンポが家を出る。ドアの閉まる音がした瞬間、少し心細くなり1人でじっとしていることが出来なくなった星は、四つん這いでゆっくり進むくらいなら大丈夫だよねと、サンポの言いつけを守らず家の中を探索することにした。
壁にそってゆっくりと進み部屋の中がどうなっているのか手探りで確認する。物が少ないとは言っていたがその通りで、部屋にはベッド、クローゼットと冷蔵庫のような最低限のものしか置いておらず、部屋自体もそこまで広くはなかった。ドアが3つあり、ひとつは玄関でもう2つはトイレや洗面所などなのだろう。部屋を1周した所で中心の方へ向かう。先程と同じように障害物を確認する為に前に手を伸ばした時だった。ガシャンと何かが手にぶつかり、下に落ちて割れる音が響く。と、同時に買い物から帰ってきたサンポがドアを開けていた。しまったと星が思ったのもつかの間、部屋の状況を見たサンポが血相を変えて星のもとへ向かう。
「ケガは!?手を切ったりしていませんか!?」
テーブルの上に置いてあったのはカップで、落とした衝撃で星の前に破片が飛び散ってしまっていた。サンポは素早くそこから星を遠ざけ、ベッドの上へと避難させると星の手足を確認する。
「だ、大丈夫…その…勝手に動いてごめんなさい…。」
はぁ~っとサンポがため息をつく。星がそれにビクッ肩を震わせた次の瞬間、星の額にバチーンと衝撃が走った。
「いったぁ~~い!!!」
「あ~な~た~って人は~!!本当にしょうがない人ですねぇ!!好奇心旺盛なあなたがじっとなんて出来るとは正直思っていませんでしたが、ここまで早いとはさすがに予想がつきませんでしたよ!」
渾身のサンポのデコピンが星の額へとクリティカルヒットする。突然の痛みに星は額を抑え悶絶しているがサンポは約束を守らなかったおしおきですとお構い無しだ。カチャカチャと破片を片付けながらサンポのお説教は続く。
「出しっぱなしで出ていってしまった僕も迂闊でした。次からは気をつけることにします。あなたもこれで懲りたでしょう?次からはちゃんとルール守ってくださいね?」
「…呆れちゃった?」
「ふふ、あなたの破天荒ぶりを知っていればこの程度のことでしたりしないので安心してください。それで、お返事は?」
「そっか、わかった。今度こそ本当に約束は守るよ。ごめんね、サンポ。」
「いいんですよ。さて、お腹がすいたでしょう?食事にしましょうか。」
サンポがテーブルの上に用意してくれたのであろうご飯のいい匂いが漂う。星がさてどうやって食べようかと考えていた所でサンポに声をかけられる。
「さ、星さん。口を開けてください。」
「へ?」
「ひとりじゃ大変でしょう?ささ、あ~んしてください。」
「いや!1人で!食べるから!!」
「何を恥ずかしがってるんですか?一緒にベッドで寝るのは平気なくせに、これくらいなんともないでしょう?ほらほら。」
「それとこれとは別!!」
星の鼻先にいい香りが漂う。星のお腹は早くそれを寄越せと鳴り響くが最後の羞恥心が星を踏みとどまらせる。いやいやと首を横に降り、一向に食べようとしない星の顔をサンポが片手でガシッと抑え固定する。再度あ~んと言うサンポの有無を言わせない目に見えぬ圧を感じた星が観念して口を開いた。
「えぇい、ままよ…!!」
ようやくあ~んの体制になった星の口にサンポがご飯を運ぶ。待ちに待ったご飯はそれはそれは美味しかったが星の羞恥心が消えたわけではないので美味い美味いと言いながらとても複雑な表情をしている。それをサンポは運ぶ手は止めずに目を細め眺めていた。
「…こんな甘くないあ~んがあるんですねぇ。」
「私とあんたに甘さが出るとでも?」
「はは、確かにそれもそうですね。」
星へと食べさせながらサンポも食事を取り、2人とも食べ終えるとベッドに倒れ込んだ星が顔を覆っている。
「穴があったら入りたい。」
「治ったら掘っておいてあげますから、治るまでは甘んじて受け入れてくださいね。」
などというやり取りを交わしながらサンポが片付けをしていると、すぅすぅと星の寝息が聞こえくる。今日一日で色々な事があったのだ、疲れていたのだろうと眠る星にサンポが布団をかけ直す。
星と決めたルールでは一緒に寝ることになっているがさてどうしたものかとサンポは悩む。もう星は眠ってしまったしさすがにやめておこうかとサンポがベッドから離れようとした時だ。星の手がサンポの服を掴む。驚いたサンポが星の方を見るが、こちらは変わらず見えていないようだし、起きてもいないようだ。離れようとするのを感じて反射的に手を伸ばしたとでもいうのか。
「うぅん、サンポ...ちゃんと...横にいてね...」
寝言のように星が呟く。それを聞いたサンポはふっと微笑むと大人しく星の隣へと腰を下ろした。
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すすり泣く声が聞こえてサンポは目を覚ます。隣で寝ているはずの星を見ると目からポロポロと涙が溢れていた。
「っ!?星さん!?どこか痛むのですか!?」
それを見たサンポが飛び起きると変わらず涙を流し続けている星へと声をかける。ゆっくりと目を開いた星は起こしてごめんと一言サンポへ謝罪をする。
「そんなことは気にしなくていいんです。何かあったのならゆっくりでいいので話してみてください。」
そっと肩に手を添え、流れる星の涙をサンポは親指で拭い、星の言葉を待つ。星は何度か口を開きかけては言葉を飲み込むのを繰り返す。ゆっくりとした時間が過ぎる。少し落ち着いたのか星が言葉をゆっくりと押し出すように話し始める。
「...本当はすごく怖くて...ナターシャはああ言ってくれてるけど...また見えるようになるのかなって...やっぱり不安だし...列車の皆にはこんな弱ってるところ...見せたくなくて...」
「だから僕を選んだんですか?」
星が縦に首をふる。ごめんね迷惑かけてと星が謝る。
「ふふ、僕が貴方が弱みを見せてもいいのだと唯一思ってもらえているのなら本望ですよ。」
「でも、サンポは私が目を離すとすぐにいなくなっちゃうから...目を覚ました時にいなかったらどうしようって...」
さすがにこの状態の星をおいていくなんてことはもちろんしないが、星の言葉に今までの過去の行動で思い当たる節が数々あるサンポはうっと言葉を詰まらせる。
「分かりました。そんなに不安にさせてしまっていたのだと言うのなら、このサンポ!星さんが望む限りいつでもあなたのそばにいると約束しましょう。勝手に居なくなったりはしません。」
「本当に?」
「ええ。それこそ、あなたが他の星に行って僕のことを思い出す暇がなくても忘れさせたりしませんよ!!」
「ふふ、それはそれでちょっと怖いけど。」
「ですので、安心して眠ってください。ナターシャも無理なことを出来るなんて言ったりしません。必ず薬を用意してくれますよ。」
「うん、ありがとうサンポ。」
星の顔に少し明るさが戻る。2人でまた布団に横になると星がサンポの方へ身体を寄せてくる。
「今日だけくっついて寝てもいい?」
「...ええ、かまいませんよ。」
サンポに身を寄せる星の背中をあやすようにサンポが優しく叩く。泣き疲れ安堵の表情をした星が眠りについたのを見届けるとサンポもそのまま星を抱きしめたまま眠りについた。
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星が目を覚ます。昨日眠りについた時と変わらずその瞳に光は入っては来なかったが、すぐ隣にある人の体温は感じ取ることが出来た。
「おはようございます、星さん。」
「...おはよう、サンポ。」
もう起きていたのか、起こしてしまったのか分からないサンポが挨拶をする。醜態を晒してしまったことを思い出し少し照れくさそうに星も挨拶を返した。
その日からは星はサンポの言うことをよく聞き、大人しく過ごし、サンポも星がねだる時は望み通り星のすぐそばで過ごした。お互いその生活にも慣れてきた頃、ナターシャから薬が出来たと連絡があり、2人は診療所へと急いだ。
「遅くなってごめんなさいね。サンポに変なことされなかった?」
ちょっと!っと抗議の目をサンポがナターシャに向ける。
「ううん、すごく優しくしてくれたから大丈夫。」
「ふふ、それなら良かったわ。」
わかっててやってますよねとサンポが呆れた顔でナターシャを見る。ナターシャはそれを笑顔で受け流すと、星の方へ向き直り頬を掴むと顔を上へ向ける。目を開いたままでいて頂戴ねと星へ告げると、薬を星の瞳にかけた。どろりと薬が星の瞳に溶けると黒くくすんだ色が薄くなり、星本来の金色の瞳が輝きを取り戻した。途端眩しそうに星が眉間に皺を寄せ目を瞑る。ゆっくり焦らずに目を開けるようナターシャが星に告げる。久しぶりの光に慣らすように少しずつ星は目を開けていった。初めに星の目に映ったのは心配そうに見つめるナターシャの姿、その次にそのナターシャの後ろで同じくそわそわと不安そうにこちらを見つめるサンポの姿だった。
「うん、2人とも本当にありがとう。」
星の言葉に2人は目を細め安心したように微笑んだ。
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目が治ったあとは期間限定のサンポと2人での生活も終わり、星は何度も2人への感謝を告げながら、長いこと会っていなかったなのか達のいる列車へ戻っていった。星を見送るとサンポとナターシャの2人だけになる。
「まさか、あなたが無償で星の世話を名乗り出るなんてね。」
「いやですねぇ、依頼を受けておいて依頼主を守りきれなかった僕のプライドが許さなかっただけの話ですよ。それでは僕もお役御免みたいですので失礼しますね。」
そう吐き捨てるように言うとサンポも診療所を後にした。その背中を見送り、あなたもなかなか面倒な性格してるわと呟いたナターシャの言葉はベロブルグの風に消えていった。
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星がベロブルグの旅を終え、羅浮を旅していた時のこと。ふと、目に入った青いハンチング帽の男が気になり、その男がいたところへ近付く。男は既に立ち去ってしまったが、箱の中を見ると爆弾を見つけてしまった。しかも、その爆弾は星が手放すと爆発する言うではないか。仕方なく大事にその爆弾をしまっていた星だったが、のちにその爆弾はただのサプライズボックス(びっくり箱)だったことが判明する。添えてあった手紙を見ていつか約束した言葉を思い出す。
『あなたが他の星に行って僕のことを思い出す暇がなくても忘れさせたりしませんよ!!』
あの男は律義に約束を守ってくれているのかと期待をしてしまう。はたまたただこちらをからかって楽しんでいるのかもしれないが。どちらにしても、ふと星の口に笑みがこぼれる。忘れたくても忘れられるものかと。星はもう一度手紙に目を通すとそれを丁寧に折りたたみ鞄へとしまった。
仙舟同盟で楽しく過ごしていますか?
━━━サンポ・コースキより