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    reikurou

    @reikurou

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    reikurou

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    温故知新先輩組で『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』で遊んでもらいたかったがために生まれたリプレイ風会話文の続編。キャラ崩壊&零紅風味

    ボドゲで遊ぶ推したちは最高なんじゃ②薫:てわけで第2回戦開幕〜〜〜!!特別ゲストはこの方です!
    斑:やっほおおおおお☆ママだよお!
    敬:大声を出すな喧しいっ!!ほかの迷惑を考えろ今何時だと思ってる!!
    零:そう言う蓮巳くんが誰よりも声を張っておるぞい。ようこそ三毛縞くん♪
    紅:お?三毛縞も参加すんのか?
    斑:お邪魔でなければなあ。偶然通りかかったら薫さんに誘われたんだ、ゲームをしていたんだろう?
    紅:おう。プロポーズ合戦してた
    零:野郎同士のいろんなプロポーズが飛び交うぞい……にしても、三毛縞くんのプロポーズって全く想像つかんのう
    斑:さっきゲームについて二人から教えてもらったが、これをこのメンバーでやっていたのかあ?中々にシュールだなあ
    薫:そこに三毛縞くんが混ざったからもっとカオスだよ。それよりもさ、ほらほら始めようよ
    敬:ちなみにだがこのゲーム、拡張版がある
    零:ふむ?
    敬:一人増えたことだしな。せっかくならこれも使って遊ぶぞ
    紅:へえ、これが拡張版……ストーカーブラック?
    敬:ブラックな雰囲気が漂う単語カードが加わる。三毛縞によく似合うだろう
    斑:おおっ名誉毀損かあ?俺はいつでも出勤できるぞお
    薫:DFはとりあえず有給にしといてね。でも面白そうだね、ルールは変わらないんでしょ?
    敬:ああ。ただ不穏な単語カードが増えるだけだ
    零:ちと見させておくれ……ククッ、これは確かに不穏じゃな。ストーカーというか病んでいるというか
    紅:ストーカーにプロポーズされて頷きたくなるもんなのか?
    敬:それは俺も思う。だから判定基準を少し変えないか?グッとくる、ではなく断れない、にするとか
    薫:なに?脅迫ってこと?怖すぎるでしょ
    零:良いんじゃないかや?正統派でも異端に攻めても勝ち筋があるのはより遊びがいがあるじゃろう
    斑:俺は今回が初めてだから勝手がわからないが、聞いている限り問題ないんじゃないかあ?親が凄く悩むことになりそうではあるが
    紅:俺も賛成だ。旦那の提案なら面白くなんだろ
    敬:よし、決定だな。なら拡張版を使って、始めていくか
    薫:単語カードの量が凄いことに。待って駄目だ俺シャッフルできない。誰かやって
    紅:ほら貸してみろ。すんげぇ分厚いことになってんな。ていうかこれ、混ぜて平気なのか?どうやって片付けんだ?
    敬:射抜いているのがハートではなく目になっているだろう、それが目印だ
    零:おや本当じゃ。これは、お片付けのときは皆で頑張って仕分けるしかないのう
    薫:あ、三毛縞くん初期カードオレンジ使いなよ。俺青にするから
    斑:ありがとう薫さん!で、じゃんけんで親を決めるんだったかあ?
    零:じゃな。さあてっではではじゃんけん
    薫:ぽん!あいこで
    紅:しょっと……お?朔間と三毛縞の勝ちか
    斑:じゃあ零さん、じゃんけん
    零:ほい!おや、三毛縞くんの勝ちじゃな
    斑:そうなると、このターンは俺がプロポーズされる側になるのか。丁度良かったかもなあ、俺はこのゲームするの初めてだし。お手並み拝見といこうっ!
    薫:お手本みたいなのができるといいんだけどね……たまにとんでもないの出来上がるから覚悟しといて。ねっ蓮巳くん
    敬:掘り起こすな度し難い。過去の話ばかりしているとモテんぞ
    紅:なに言い争ってんのか知らねぇけど、左回りだから蓮巳の旦那からだぞ。大丈夫か
    斑:あ、そうか。敬人さんからプロポーズされるのか俺。嫌だなあ
    薫:率直すぎる
    敬:お互い様だから安心しろ。よし、とりあえず出来たから言うぞ

    敬『君のためなら死ねる。むしろ嬉しいよ、君はこの星にとっての希望なんだから……愛してる、結婚しよう』

    斑:死亡フラグがすごいことになっているけど大丈夫かあ敬人さん?これプロポーズのスケールじゃない話してないかあ?
    薫:これ壮大な物語のクライマックスじゃない?劇場版たった今考えたプロポーズを君に捧ぐよ。じゃん
    零:プロポーズする前から死のうとしておるがどういうなになんじゃこれ
    敬:俺もよくわからん。思い浮かんだから並べただけだが、まあプロポーズ感は本当に無いな
    紅:で、今回もやんのかアレ
    敬:『貴様のためなら死ねる。むしろ、嬉しいんだ。貴様はこの星にとっての希望なのだからな……愛している、結婚しよう』
    薫:相手を庇って戦場に行く時の遺言?
    紅:もうそれにしか聞こえなくなった
    斑:死の間際に求婚は性格悪いなあ。で、左回りだから零さんか
    零:ふむ、では

    零『本当の僕を君が作ってくれないか?死ぬほど君を愛してる。結婚しよう』

    斑:ほうほう?ロマンチックな言い回しをするなあ
    零:『本当の我輩を、おぬしが作ってくれぬか?死ぬほどおぬしを愛しておる……結婚しようぞ』
    紅:ぽいな
    零:ぽいかや?
    薫:なんか、言ってそうというか。鬼龍くんの言いたいことはわかる、俺も割と共感できるよ
    敬:このゲーム、何だかんだシンプルなのが一番プロポーズらしく仕上がる気がするんだよな。前回もそうだったが単語カードを使わなくても充分なものができるぞ
    零:そこら辺は個人の好みじゃろう、何が刺さるかは人それぞれじゃろうに。別に誰もおぬしの好みなんて聞いておらんぞ
    敬:本当にこいつぶん殴っていいか
    紅:あとでまとめて殴った方がいいだろ、今はやめとけ
    零:えっ鬼龍くん?リーダーの暴動はちゃんと止めるべきでは?
    斑:じゃあ次は紅郎さんだなあ!
    紅:ん、俺か……

    紅『君に愛の魔法をかけられたんだ……って馬鹿みたいだろ。こう言わせてくれ、僕と結婚しよう』

    斑:おおっそうくるのかあ!?意外な方向で攻めるんだなあ紅郎さん!
    薫:このゲーム中の鬼龍くん、妙にあざといんだよね。とんでもない破壊力を持ってる
    紅:『……てめぇに、愛の魔法をかけられたんだ……って、馬鹿みたいだろ。こう言わせてくれ。俺と結婚しよう』なんか、こういうカードがよく来るんだよな。正直本当に勘弁して欲しい
    零:でも使いこなせておるじゃろ?何がそんなに勘弁願いたいんじゃ?
    紅:使いこなせてっかもわからねぇくらい不釣り合いなんだよわかれよ。どう考えても俺のキャラじゃねぇだろうが
    斑:ギャップに弱い人は多いからなあ。まあそもそもこのメンバーでこんなドラマチックなゲームやってるのが似合ってないから何も気にしなくていいぞお
    薫:二次創作のダメなところ突いちゃったよ。まあとにかく次は俺ね

    薫『君は僕の一部なんだよ。君無しでは考えられない……愛している、結婚しよう』

    斑:おおっこれが噂のストーカーブラック!
    薫:『君は俺の一部なんだよ……君無しでは考えられないんだ。愛してる、結婚しよう』カードが難しかった!
    零:絶妙に距離感が気持ち悪くて良いのう。あれじゃな?ヤンデレってやつじゃな?
    敬:今回は全員苦戦した傾向があるな。まあ二戦目とはいえ初回のターンだし仕方なくはあるかもしれんが
    斑:この中から誰のプロポーズが一番か選ばないといけないのかあ。ううん、悩ましいが……それじゃあ零さん!結婚しよう!
    零:おや、流石三毛縞くんわかっておるのう♪ほれ手を出すんじゃ
    紅:指輪つけるとこまでやっからな
    薫:あ〜零くんだったか。蓮巳くん以外だってのはわかってたけどそっちだったのね
    敬:出来は悪くないはずだが?
    零:その後幸せになる未来が見られぬからのう。プロポーズでなによりも大事じゃろう
    薫:その通りだよ、ようやく結ばれたのに置いてかれたくないもん
    斑:俺は正直薫さんのと悩んだんだがなあ。愛を感じるのはこっちだったから
    紅:羽風のは一回頷くと面倒くさいことになりそうだ
    敬:わかるぞ。束縛が強くて嫉妬深いタイプだ
    薫:ゲームだってことちゃんと理解してね?本当の俺は違うからね?
    斑:これで零さんの指輪がひとつ減って……単語カードを引き直したら敬人さんが親か。単純でわかりやすいルールだなあ!
    紅:ゲームとしては簡単でいいよな。んで次はてめぇもプロポーズすんだからな、頑張れよ
    敬:並んでいる男四人からプロポーズされるの結構圧があるぞ。普通に地獄絵図だ
    薫:大丈夫大丈夫、全員顔は良いから
    零:では我輩からじゃな。さぁて

    零『君は君のままでいいんだよ。嘘じゃない、きっと大丈夫。僕が大切にするよ、結婚しよう』

    敬:うわっ普通に良いやつ作ってきたぞ。ムカつくな
    零:うわってなんじゃムカつくってなんじゃ???素晴らしいプロポーズじゃろ
    薫:どうしたの零くん何で真面目にやってるの!?さっきまでの暴走っぷりどこ行ったのさ!?
    斑:さっきまでそんなに酷かったのかあ?
    紅:まあ、割と。結構。だいぶ
    斑:すごく酷かったみたいだなあ
    零:『おぬしはおぬしのままで良い。嘘ではない、きっと大丈夫じゃ。我輩が、大切にするぞい。結婚しよう』
    敬:これで顔も良いんだから本当にムカつくな
    零:えぇ〜ん薫くん鬼龍くん三毛縞くん!蓮巳くんが虐めてくる〜!
    斑:次は紅郎さんだぞお
    紅:これで許されっかな、本当に単語カードが使えなかった
    薫:使えないんならしょうがないでしょ。まあいけるいける
    零:無視!!??
    敬:よし鬼龍、こい

    紅『絶対に夫を大切にするよ。僕と結婚しよう』

    敬:…………あっ貴様まさか
    紅:『……絶対に、旦那を大切にするぜ。俺と結婚しよう』
    薫:わ、わぁ〜〜〜!!!!鬼龍くんにしかできない戦法だ!!凄いねよく思いついたね!?
    敬:名指しでプロポーズされてしまった……待ってくれ無理やばすぎる本当にしんどいんだが……
    斑:限界オタクがいるなあ
    零:言ってしまうと名指しではないんじゃがな。まあ狙い撃ちではあるが
    斑:さっきシンプルが一番みたいなこと言ってたからこれも刺さってるんだろうなあ
    敬:分析するな!いや、しかし良い。良かったぞ鬼龍
    紅:そうかよ、そんなに褒められる出来じゃねえと思うけどな。卑怯というかなんというか
    薫:んんん〜俺も今回難しい。単語カード使いこなせてないもん
    敬:言い訳してないでさっさと言え
    薫:プロポーズを脅迫されるの怖すぎるんですけど……はいはいいきまーす

    薫『君に見つめられるだけで愛を感じるんだ。結婚しよう』

    敬:自意識過剰
    薫:いや斬り方辛辣すぎない?!付き合ってるだろうからそんなことないでしょ!!ほら『君に見つめられるだけで愛を感じるんだ。結婚しよう?』!
    零:だいたい全部いつもの薫くんじゃな
    斑:多分一年前はずっと言っていたんだろうなあ
    薫:い、言ってない!こんな風には言ってなかったもん!
    紅:じゃあどんな風に言ってたんだ?
    薫:やめようこの話!?なんで誘導してくんのさ俺もう更生したのに!
    敬:最後、三毛縞だな。最後に回ったんだから流石にもうできているだろう
    斑:ああ!いくぞお

    斑『……マンション。君を見たんだ。君も気づいていたみたいだね……僕と結婚しよう』

    敬:やったな貴様
    紅:こわすぎだろ
    斑:『……マンション。君を見たんだ。君も気づいていたみたいだなあ?……俺と、結婚しよう?』
    薫:こっ怖い!!しっかりストーカーしてるよ怖いよ!!三毛縞くんが言うと余計に怖いよ!!
    零:なんじゃろう、この説得力というか違和感のなさは。何故しっくりくるんじゃ
    斑:心外だなあ、俺はいつだって必要最低限でしかしていないんだが
    敬:どの口で心外なんて言っている?いやしかし……クオリティとしては最高だな。これが見たくて拡張版の提案をしたからな俺は
    紅:最初の『マンション』が意味深すぎてな。特に説明もしてねぇのに何されてんのか想像つくの最悪すぎんだろ
    敬:素直に頷くのは癪だが今回は三毛縞だ。指輪を寄越せ
    斑:はいはあい♪
    敬:おい貴様投げるな!!
    薫:前のゲームだったら零くんか鬼龍くんが選ばれてそうだったのにね。残念残念
    紅:俺も朔間が選ばれるかと思ってたけど、ストーカーブラック強えな。これは断るの怖ぇだろ
    零:ストーカーに負けてしまうのは悲しいのう。しくしく……
    薫:あ、次零くんが親だね。じゃ、みんな山札引き直そ〜
    零:なんか皆して我輩に冷たいっ!零ちゃん寂しい!
    斑:え、割と通常運転じゃないかあ?
    敬:だな。どうだ鬼龍?できそうか?
    紅:今回難しいの俺だけか?全然上手くいかねぇ
    零:おや?前回優勝したおぬしがそう言うとは。あまり手札に恵まれておらぬ感じかのう
    紅:というか前回が良すぎた……あ〜いいや。言うぞ

    紅『君がいるなら世界一あったかいだろ?僕も君にあげるよ。愛してる、結婚しよう』

    零:え、普通に良いのでは
    紅:『お前がいるなら世界一あったけぇだろ?俺もお前にやるよ。愛してる、結婚しよう』
    薫:普通に全然良くてびっくりしてる
    紅:残り二枚が前回使ったやつだから被らねぇように頑張ったんだぜ。同じの来るとちと困るな
    斑:あ、そうか。あの量の山札だともしかしたらちゃんとシャッフルできていないかもなあ
    零:でも我輩このプロポーズ好きじゃよ、あったかいって良い言葉じゃのう……で、お次は
    薫:はいはい俺です!いきま〜す

    薫『僕からの愛を受け取ってほしい……僕はダメですか?結婚しよう』

    零:ふむふむふむ?ふふっなるほど?薫くんらしいわい
    薫:『俺からの愛を受け取ってほしいな……俺じゃ、ダメですか?結婚しよう?』
    紅:最後が敬語なのグッとくるな。アレだ、年下から迫られるとかいうやつ
    敬:恋愛漫画でよく見るパターンだな。王道はな、素晴らしいんだ。素晴らしいから王道と呼ばれるんだ
    斑:これは非が無いなあ、流石薫さんだ
    薫:おっ好評!自分でもそれなりに上手にできたと思ってるからね、よしよし!
    零:さあて次の三毛縞くんも楽しみじゃのう
    斑:ハードルが上がっているなあ。それじゃあ零さん

    斑『君の翼が引き裂かれても、僕が一生面倒みるよ。大切にするよ、結婚しよう』

    零:おぬしずっとストーカーブラックしておるな???
    紅:好かれてんなぁ
    斑:『君の翼が引き裂かれても、俺が一生面倒をみるぞお。大切にする、結婚しないかあ?』
    敬:むしろこいつが翼引き裂いてくるだろ。囲う気満々すぎる
    紅:一生面倒みるためにてめぇで翼引き裂いてくんのか。もうホラーだろ
    薫:怖いけどめちゃくちゃ上手いんだよね。なんか慣れてる?なんで?
    斑:たまたま!たまたま連続でこういう仕上がりになっているだけだぞお!このままじゃ俺の印象最悪だなあ名誉挽回したい!
    零:いいや、おぬしは割と最初からそういう印象じゃ
    敬:三毛縞の次だとごく真っ当に聞こえそうだな。次は俺だ

    敬『君のことを愛してる。君だけは誰にも渡さない、結婚しよう』

    零:おおっシンプルどストレートに来たのう
    敬:『貴様のことを愛している。貴様だけは誰にも渡さない……結婚しよう』
    紅:なんか言ってそうだな
    薫:うん、この我が強い感じね
    斑:むしろ聞いたことある気がしてきたなあ
    敬:うるさいぞ外野!
    零:強引な感じがおぬしに似合っておるが、意外と自覚ないのかや?鬼龍くんの意見を聞いた方が確実じゃが
    紅:多分旦那はこういうこと言うぜ。うん、言うな
    斑:しっかり噛み締めた上で頷かれているが反論あるかあ?紅月の大黒柱さん
    敬:やめろ俺のプロポーズについて分析するな!ほら四人全員発表したんだからとっとと選べ!
    零:このターン全員なかなかに上手じゃったからのう……むう、そうじゃな。では薫くん、結婚しようぞ
    薫:わぁいやった!流石零くんセンスいいね!
    斑:二枚看板の仲には勝てないよなあ。まあ薫さんの出来が良かったのは勿論なんだが
    敬:全員のクオリティが高いともう贔屓目で見るからな。そもそもプロポーズは第一に誰から言われているかが大事だ
    紅:それ言ったらこのゲーム破綻しちまうだろ。こういうのあれだろ、メタ発言?っつうんだろ、やめとけって
    薫:そうそう、ただの実力なんだから僻まないでよ
    敬:こいつすぐ調子に乗るな……今すぐぶん殴りたいが終わってから二枚看板まとめて仕留めた方が楽だ、今は無視しよう
    零:相も変わらず物騒じゃのう。さてさてお次は鬼龍くんが親じゃな
    紅:これ親やってる時も照れるんだよな。だから面白いやつ作ってくれ
    斑:ならとびきりのプロポーズを作るしかないよなあ♪
    紅:てめぇ俺の話聞いてたか?
    薫:はいできた!いくよ〜

    薫『消すことのできない地獄がなくなって、君に夢中さ。愛してる、結婚しよう』

    紅:おお、すげぇな。上手いな
    薫:『消すことのできない地獄が無くなって、君に夢中さ。愛してる、結婚しよう』
    敬:そのままだな。しかしこのゲーム本当に貴様向けだ、キザったらしい
    薫:ねぇそれ褒めてる?!褒めてるんなら褒め言葉使ってちゃんと褒めてよ!
    敬:すまん嫌味だ
    薫:知ってたけどさあ!!
    紅:前回の朔間の『スーパー夢中』が頭から離れねぇ、消してぇんだけどこの記憶
    零:何故???しかとおぬしの脳裏に焼き付けておくれ、我輩のスーパー夢中を
    斑:真面目な声と顔でそういうこと言わないでくれないかあ?あまりにも勿体ない
    紅:まあでも良いプロポーズだったな。羽風らしいし前向きだし
    薫:でしょ?うんうん鬼龍くんはわかってくれてるね
    斑:次は俺だなあ。よし!いこう!

    斑『は?何度言えばわかるんだい。僕は君を永遠に離さない。愛してる、結婚しよう』

    紅:ふはっ!おいてめぇ嘘だろ
    薫:圧がすごい
    斑:『……は?何度言えばわかるんだあ?俺は君を永遠に離さない。愛しているぞお、結婚しよう』
    敬:さっきからストーカーブラックしてるの貴様だけだぞ
    零:なんなんじゃおぬしのそのダイソンっぷりは
    斑:ひとついいかあ?
    薫:えっなに?怖いよどしたの
    斑:今回引いた単語カード、6分の5がブラックなんだが
    薫:本当にどういう引きしてんの???
    零:シャッフルはしっかりとしてくれておったが……山札二つに分けて二つから順番にとって、何故おぬしだけそんなことに?
    斑:俺が知りたいというかこれ俺が知らないうちにそういう罠にかかってたりするかあ?もしかして印象操作されていたりするのかあ?
    紅:してねぇしてねぇ。てめぇが勝手に異常になってるだけだから安心しろ
    敬:なにも安心できないな。三毛縞それどうにかできんのか、貴様だけ異様に偏ってるぞ
    斑:だから俺のせいじゃないんだよなあ……嫌だなあ、次の敬人さんが良い風に聞こえる気がする
    敬:貴様の前置き関係なく俺は良いもの作ってるわ度し難い。次だ、言うぞ

    敬『君が嫌だと言っても幸せにするよ。俺じゃダメかな?結婚しよう』

    紅:ふ、ははっなるほどな?旦那っぽいな
    敬:『貴様が嫌だと言っても幸せにする。俺では、ダメか?結婚しよう』
    薫:うわっ正直すごく好き。めちゃくちゃ良いと思うこれ
    零:蓮巳くんから鬼龍くんに向けている言葉だからこそ余計に似合うのう。紅月の血よりも濃い絆が見える見える
    紅:紅月とか関係なしに良いと思うけどよ。無理やり幸せにしてくれんのか、凄いな旦那。でも実際出来そうだからな
    斑:この人、一度自分の懐に入れるとテコでも手放さないだろうからなあ
    敬:割と手応えあるな、よし。なら最後、朔間の番だぞ
    零:うむ。さて、鬼龍くん

    零『……愛してる。僕とふたりぼっちでいてほしい。僕が、幸せにしてみせる。結婚しよう』

    紅:うわ、そうくる……
    零:『愛している。俺と、ふたりぼっちでいてほしい。俺が幸せにしてみせる。結婚しよう』
    紅:だからそれやめろって
    薫:うわ出た零くんのガチモード
    敬:貴様本当にやめろ出禁にするぞ鬼龍から離れろ
    斑:うん?恒例なのかあ?
    薫:恒例っていうか、なんか突然勝ちに来るときがあるんだよね、なんなんだろうねこれ。ほら鬼龍くん困ってるでしょ、やめなって
    紅:終わり終わり。てめぇのそれ嫌だ、ゲームだっつってんのにムキになんなよ
    零:おや?ムキになってるつもりはないんじゃが。勝つために本気を出しているだけじゃよ?
    斑:ふうん?零さんにしては珍しい気もするけどなあ
    敬:鬼龍が貴様なんぞに靡くと思うな度し難い。貴様ただの同僚だろうが。鬼龍は俺の、紅月の、鬼龍紅郎なんだからな
    薫:圧すご……まあとりあえず鬼龍くん、今回は誰の指輪受け取る?
    紅:…………ちと待て
    斑:すんごい悩んでいるなあ、まあどっちか二択なんだろうが
    薫:ふたりともクオリティ高いからね。というか言ってることもそこまで違いないし
    紅:一周まわって三毛縞を選びてぇ気持ちもするけど…………さ、や、蓮巳。蓮巳の旦那で
    零:む
    敬:ふ、光栄だな。よし手を出せ鬼龍
    薫:おっそっちいったのね。因みに決め手は?
    紅:小細工がなかったからな。あとまあ、本当に蓮巳っぽかったからよ。あれは断れねぇ
    敬:おお、断れないルールが適用されたか
    斑:零さんの本気が仇になったなあ
    零:えぇん鬼龍くんに振られた〜……
    薫:はいはい次の恋に切り替えようね〜よしっ今度の親は俺ね!どんなのがくるかな〜
    斑:俺からかあ。ではでは……

    斑『君しかない。僕は最高に幸せだ、そう思うだろ?愛してる、結婚しよう』

    薫:ついに三毛縞くんがストーカー卒業した!
    斑:『君しかいない。俺は最高に幸せだ……そう思うだろう?愛してる、結婚しよう』
    敬:卒業はしたがまだ少し危うい気がするな。言っているのが三毛縞だからか?
    零:すでに風評被害の犠牲が
    薫:でもなんだろうね、幸せだって言ってる三毛縞くんは新鮮だね。なんでなんだろうね
    紅:まあ、そういう奴だしな
    斑:ええっ俺は今だってすごく幸せに暮らしているのになあ……いや嘘だ。さっきまでカードの引きが偏りすぎて少しだけ不幸だったかもしれない
    零:本当に良かったのう、ようやく三毛縞くんのまともなプロポーズを聞けたわい
    薫:本当だよおめでとう。君しかいないことが幸せって本当に素敵じゃんね、良いと思う
    紅:次、蓮巳だな
    敬:ああ

    敬『僕の隣を君にあげるよ。誰よりも君を愛してる、結婚しよう』

    薫:待って今回蓮巳くん上手じゃない?
    敬:学んでいるからな。『俺の隣を貴様にやろう。誰よりも貴様を愛している、結婚しよう』
    薫:うわ〜〜〜上手いじゃんムカつくな〜!!もっと暴走して欲しいよさっきの思い出してよ
    敬:だから掘り下げるな!!もうあれは作らんぞというか作れんわ!
    斑:気になるんだよなあ。なにを仕出かしたんだ敬人さん?
    紅:あとで教えるな。今言うと蓮巳の堪忍袋が切れる
    零:あれはあれで素晴らしい出来じゃったと思うがのう
    薫:まあ零くんも同レベルの生み出してたからね。そんな零くんのプロポーズはこちらです
    零:ふふっでは……

    零『君の価値観をぶち壊して、僕だけの愛の奴隷にするよ。結婚しよう』

    薫:嫌に決まってるよね!?!?
    紅:話したそばからなに新しいの生み出してんだよ
    零:『おぬしの価値観をぶち壊して、我輩だけの愛の奴隷にしよう……結婚しよう』
    薫:やだよしたくないよ!!洗脳して奴隷にされる!!助けて!!
    斑:あ、『ぶち壊して』って普通の単語カードなんだなあ、何でこれがブラックじゃないんだあ……?
    紅:なんかまたUNDEADっぽいやつ作ったなお前
    敬:確かに歌ってそうだな
    薫:今回に限っては否定できないのが悔しい……俺らの歌すぐに壊すし傷つけるから……
    零:でもベルはちゃんと鳴らせるから安心しておくれ
    斑:何をどう安心すればいいのか全く分からないなあ
    薫:え〜気を取り直して鬼龍くん。俺のために真っ当なプロポーズをしてください
    紅:うわっ朔間のせいでハードル上がった最悪だ。はあ、んじゃあ……

    紅『……僕のパートナー、これからもずっと君を守るよ。心から愛してる。結婚しよう』

    薫:うわこれ良すぎる
    紅:『俺のパートナー、これからもずっとてめぇを守るぜ。心から愛してる、結婚しよう』
    薫:わ、わ、鬼龍くんが守ってくれる安心感本当にすごいよ……最初にね、パートナーって呼んでくれるのもすんごく良いね。相手が誰か噛み締めてから伝えてる感じがね
    敬:羽風の限界オタク化がまた進行しているな
    斑:この空間いろいろと崩壊しすぎているなあ、いったい何が正常に働いているのか
    零:なにも正常じゃないから大丈夫じゃ、この空間全てが狂っておる。みんなで狂えば怖くない!
    敬:最悪の標語をつくるな
    薫:え〜悩む!悩むけど……鬼龍くん!結婚しよう!
    紅:お、やったぜ。ほら指輪
    斑:おや、振られてしまったかあ。ようやくまともにプロポーズできたんだがなあ
    薫:三毛縞くんもすごい好きだったんだけどね!鬼龍くんの方が一緒の未来見てる感じがして俺好みだった。守ってほしいもん
    敬:これで一周まわったか。全員一つずつ指輪を渡しているな、何でまたいい勝負になっているんだか……
    零:気を取り直して二周目じゃな。親は三毛縞くん、と
    斑:俺以外のストーカーも聞きたいんだがなあ、経験者とあって全員上手くカードを組み合わせている
    薫:経験者って言ってもさっき一回やっただけなんだけどね。まあ確かに今回事故少ないね
    紅:結構期待してんだけどな
    敬:期待に応えられなくて悪いな。できたから言うぞ

    敬『君との幸せなときを大切にするよ。結婚しよう』

    斑:またシンプルなので攻めてくるなあ
    敬:『貴様との幸せなときを大切にする。結婚しよう』
    薫:プロポーズの王道みたいな答え出してくるじゃん。短く真っ直ぐ伝えてくるの普通にグッとくるからやめない?ずるくない?
    敬:ずるくない。ちゃんと単語カードも使ってるだろうが
    紅:蓮巳の旦那、調子いいな。というかコツ掴んだのか?
    薫:ね、このゲームのコツってあるのかわかんないけどさっきよりも全然上手だよね
    斑:基本カード運だと思うがなあ。で、次は零さんか。どうだあ?
    零:我輩もだいぶシンプルになってしまったのう。では

    零『君にとっての愛が僕になってほしいんだ。僕と結婚しよう』

    斑:おおっ、劇的だなあ
    零:『おぬしにとっての愛が我輩になってほしいんじゃ。我輩と、結婚しようぞ』……難しかったんじゃよ
    薫:格好いい言い回しだけど零くんにしては本当にシンプルというか、無難というか
    敬:まあ、朔間らしくはないな
    紅:だな
    零:自分でもわかってはいるんじゃがそれでもこんなに言われることある?
    斑:でも別に悪くは無い出来だしなあ。全然ロマンチックだし、グッとくる人にはくると思うぞお
    薫:次鬼龍くんか。どう?ストーカー?
    紅:ストーカーではねぇけど、なんだろう。俺やつもシンプルな気がしてきた

    紅『……結ばれるにはもう十分だろ。君を愛してる、結婚しよう』

    斑:そう来るのかあ紅郎さん!!!!!
    零:声でっか
    敬:いやこれは声もでかくなるだろ
    紅:『結ばれるにはもう十分だろ。お前を愛してる、結婚しようぜ』
    薫:えっこれをシンプルだと思ってらっしゃる?とんでもない破壊力なんですが?
    敬:長文ではないがしっかり殺りにきてるな。焦らされて我慢できなくなったタイプか
    斑:へえ〜そういう強気なのもやっぱり似合うんだなあ。いやあそうだよなあ紅郎さんは!うんうん様になってるぞお
    零:前回のギャップといい今回の質といいこの子無自覚で爆弾落としすぎじゃろう……そんなこんなで次は薫くんじゃが
    薫:はいはいっと、いきます

    薫『君のことで頭がいっぱいさ。僕は君にメロメロかもしれない……愛してる。結婚しよう』

    斑:薫さん流石だなあ
    薫:『君のことで頭がいっぱいさ。俺は君にメロメロかもしれない……愛してるよ、結婚しよう?』
    敬:多分言ってたな
    零:去年とか一昨年とか女性に言っておったな
    紅:メールも打ってた
    零:あ〜打ってる、絶対不特定多数の女性に送ってるぞい
    薫:ごめんなさい!!!!反省してますもう絶対しません!!
    斑:プロポーズすることによって自責の念に襲われている薫さん……可哀想に……
    薫:半笑いなのバレてないと思ってる?!
    斑:バレてなかったら薫さんの鈍感っぷりに感動していたぞお。それじゃあ今回は紅郎さんを選ぼう!
    紅:お、マジか。連続は嬉しいな
    敬:このターンは全体的に落ち着いていたな、約一名メロメロになっていたが。短く端的でスマートだった
    零:これで鬼龍くんがリーチじゃのう。我輩たちも頑張らねば
    薫:次の親、蓮巳くんか。だったらなに作っても許されるねやった
    敬:貴様ほんとうに悔い改めろ。おい朔間、貴様の相棒だろ忠告しておけ
    零:薫くんが楽しいなら何よりじゃよ♪さぁて、ではいくぞい

    零『……君との口づけ、大切にするよ。後悔したくないだろ、結婚しよう』

    敬:強引な方で攻めてきたか。少しブラック寄りだな
    零:『おぬしとの口づけ、大切にしよう。後悔したくないじゃろう?結婚しようぞ』
    薫:口付けは大切にするのに結婚は強引なの心がバグっちゃうよ、ドキドキしてるのがときめきなのか不安からなのかわかんなくなっちゃうよ
    零:実は使ってる単語カード二枚ともブラックなんじゃよ。だから多分ストーカーのプロポーズじゃこれ
    紅:すげぇ強気なストーカーだな
    斑:どうせストーカーするならもっと振り切ればいいのになあ
    敬:貴様の説得力凄いな。して、次は鬼龍だな
    紅:なあ、最後に『結婚しよう』って言わねぇと駄目なんだっけか
    敬:うん?まあ、一応ルール上はそうなっているな。言い直した時は無くても構わん
    紅:そうか。じゃあ

    紅『僕と手を取り合って暮らさないか?君を大切にするよ。一緒の墓に入ろう。結婚しよう』

    敬:ふっ、ああなるほどな。確かにこれは無い方が締まるな
    紅:『俺と手を取り合って暮らさねぇか?お前を大事にする……一緒の墓に入ろうぜ』
    零:あ、我輩これ好き。すごく好きじゃ
    薫:まあ零くんはすでに棺桶入ってるからね、好きかもね。でも俺もキュンときた
    斑:紅郎さんのプロポーズは一緒に生きようとしてる感じがして良いよなあ。俺も好きだなあ
    紅:お、結構いい感じだな
    敬:というかな。プロポーズ関係なく人間的にこのメンバーの中だと貴様と一番結婚したいんだよな。絶対幸せになれるという確信がある
    斑:家事ができて周りに気を配れて面倒見が良くて喧嘩も強いなんて一緒に暮らしていて楽しいに決まってるしなあ
    薫:一番最後のは三毛縞くん限定かもしれない。というかこのままだと鬼龍くんが抜けそうだ不味い!ゲームが終わっちゃう次俺のプロポーズね!
    敬:逃げないからゆっくり言え

    薫:『そろそろ式をあげよう。僕も言葉にしたいんだ……愛してる。結婚しよう』

    敬:うっっっわ貴様これはズルいぞ貴様
    薫:『そろそろ、式をあげよう。俺も言葉にしたいんだ……愛してるよ。結婚しよう』
    敬:くっそこんなのもう最高のプロポーズじゃないかプロポーズとして完成されすぎてるだろうふざけるなよ貴様
    薫:なにもふざけてないどころか大真面目に作ったのにこの言われようなの?!俺どうすればいい!?
    斑:凄いなあ、このまんま実際のプロポーズに使えそうな言葉ができてしまった
    零:申し分が無さすぎるわい。デートのプロがブライダルのプロを落とそうとしておる
    紅:その次に来るのが武闘家だ。よし三毛縞、拳で伝えてこい
    斑:えっいいのかあ?
    敬:おいわくわくするな拳を構えるな!!
    紅:冗談冗談
    零:大丈夫じゃよ死神もおるし
    薫:それは何を保証した大丈夫なの?でも俺も結構いい反応もらえたね♪ほらほら次は三毛縞くんでしょ
    斑:うん。ではでは……

    斑『……君を大切に抱きしめたい。君も僕と楽しもうね。結婚しよう』

    敬:ほう?貴様が無邪気にそう言うのか
    斑:『君を大切に抱きしめたい。君も、俺と一緒に楽しもうなあ。結婚しよう?』
    薫:すでに幸せいっぱいの二人が結婚しようとしてるみたい、可愛いね
    紅:大切に抱きしめたいってのがな、てめぇらしいっつうか。大事にしてえんだなって感じがすんな
    斑:少しカードが難しかったなあ。ブラックカードがないとなかなか難しい
    零:もういっそのことおぬしだけブラック固定にした方が良いかのう?というか別にこれだって悪くないじゃろう
    敬:ああ、良いと思うぞ。まあ選ぶのは羽風だがな
    薫:えっ俺!?本当に!?
    敬:なんだ?嘘にしてやってもいいが
    薫:いやいや今俺のこと選んでくれたじゃん!わぁい嬉しい〜♪はい指輪!
    零:おや?鬼龍くんもいい線だったと思ったんじゃがのう
    敬:いや、鬼龍も本当に良かったんだがな。『結婚しよう』有りきだとどうしても羽風になってしまった
    薫:なってしまったって何?いいじゃん素直に「なった」って言えば
    斑:敬人さんは頭が固いからなあ。学生時代から変わらずカチカチしているし
    敬:貴様らだって変わらずフラフラしているだろうが
    紅:A組は相変わらず仲悪いようで仲良いよな
    零:む?B組だって負けておらんじゃろう
    紅:サボって教室ほとんど来なかった奴がなんか言ってら
    斑:みんな山札引いたかあ?次は零さんが親だからなあ
    零:おや?もう親が回ってきおったか。ククッ今回も楽しみじゃのう
    敬:あー…………
    薫:なんか蓮巳くんから嫌な予感するな。どうしたの?
    敬:下ネタではない
    斑:えっ突然なんだあ?どうしたんだ敬人さんそういうお年頃かあ?
    敬:先手を打っただけだ。どうにかするしかないな……
    零:何じゃ何じゃ怖いのう。とりあえず最悪の事態ではないみたいじゃが……おや?できたかや?
    紅:おう

    紅『君のご両親のこと、教えてくれ。なんで?……僕と結婚しよう』

    零:……ほ〜う?まさかそんな攻め手があったとは
    紅:『お前の両親のこと教えてくれよ。なんで?……俺と、結婚しないか』
    薫:うわっ!?そんなのアリなんだ凄いね!?うわっすごいこれめちゃくちゃ「たった今考えた」感がする!
    敬:なんで貴様このゲーム上手いんだ???
    紅:だから手札が良いだけなんだっての
    斑:いやいやこの発想できることがまず凄いというか……そうかあ、結婚といえばご両親への挨拶があるもんなあ
    零:いやはや素晴らしい一手じゃったわ
    薫:やば、俺勝ち目ないかも。とりあえず言うけど

    薫『美しい結婚生活にするよ、僕の太陽……結婚しよう』

    零:くっふふふ、いやいやこれはこれで全然ありじゃがな。我輩好きじゃよ、ほんとほんと
    薫:『美しい結婚生活にするよ、俺の太陽……結婚しよう?』
    斑:よりにもよって零さんのターンで太陽引いちゃったかあ
    敬:三毛縞か鬼龍だったらまだワンチャンあったかもしれんな
    紅:確かに旦那も太陽って感じはしねぇな
    敬:紅月だからな。でも貴様は太陽でもいけるぞ、赤いし
    紅:なんだそりゃ。ありがとうで返し合ってんのか?
    薫:零くんも太陽いけるって!ね!今だけ俺のために太陽になって!
    零:死んじゃう死んじゃう、我輩本気で灰になっちゃうから……宵闇の魔物は太陽に絶対なれんからやめるんじゃ
    斑:おうい、キリがないからママの番にいっちゃうぞお?
    零:おやすまぬ。どうぞ?

    斑『どんなに辛くても死ぬまで君を失いたくないんだ……聞いてくれ。愛してる、結婚しよう』

    零:おお、良い。真っ直ぐきたのう
    斑:『どんなに辛くても、死ぬまで君を失いたくないんだ……聞いてくれ。愛してる、結婚しよう?』
    紅:てめぇもそのまんまだな
    斑:だんだんまともなプロポーズできるようになってきたはいいが、まともはまともで寂しくなるなあ。たまにはストーカーしたい
    薫:初めから拡張版させちゃったから三毛縞くんの楽しみ方が特殊になっちゃった。ごめんねそんなつもりはなかったんだけど
    敬:この中じゃ誰よりも向いてるからな、ストーカーブラック。いや貴様はパープルだったか?
    斑:はっはっは、俺手づから君を如何にも紅月らしい色で染め上げたって構わないんだが実行するかあ?
    零:これこれ我輩へのプロポーズ中に喧嘩するでない
    紅:プロポーズ中に喧嘩するなってすげぇ言葉だな
    薫:なかなか日常で聞かないというかそもそも日常的にプロボーズはしないか
    敬:さて、次は俺か。いくぞ、覚悟しろ

    敬『……クズが。君を愛してるって言ったよね?……結婚しよう』

    零:すごく嫌じゃ
    薫:直球で酷いこと言うじゃん
    敬:『クズが。貴様を愛していると言ったよな?……結婚しよう』
    斑:それでどうして結婚しようってなるんだあ?本当に怖いやつが生まれてしまったなあ
    紅:これはどう足掻いてもDV
    薫:結婚する前からDVとか救いようが無さすぎるでしょ
    零:最初の罵倒絶対いらんかったじゃろ。何で付けたんじゃ?
    敬:勿体ない精神
    零:ならば仕方ないか……さあてこの三人の中から選ぶならば
    斑:しれっと一人即決で外されているなあ
    薫:そりゃそうでしょ。これで蓮巳くん選んでたら俺今後の関係改めるよ
    零:悩むが……三毛縞くんじゃな。結婚しようぞ
    斑:おっ俺かあ!ありがとう零さん!
    紅:おめっとさん。俺もてめえのやつ好きだったな
    敬:そっちにいくのか。正直二択だったが
    薫:俺も鬼龍くんとの二択だった。ちなみにどうして三毛縞くん選んだの?
    斑:なんじゃろうな、必死な感じが強かったからかのう。我輩そういうのに弱いんじゃ
    紅:だろうな。これでリーチ組に三毛縞も加わるのか。お前らのどっちかが次勝たねぇとゲーム終わるからな、頑張れよ
    敬:勿論いつだって最善を尽くしているぞ
    零:今のも最善を尽くしての結果だったんじゃな……悲しいのう
    薫:ゲームが続く続かない関係なしに判定していいからね鬼龍くん
    斑:そうそう、俺らだって普通に勝ちたいしなあ。紅郎さんの好きなようにジャッジしてくれ
    紅:おうよ。せいぜい気張れよてめぇら
    薫:ふふん♪俺も優勝目指してるからね、それじゃあいきま〜す

    薫『君の家族になりたいのさ。君の笑顔を大切にするよ。一生のお願いだ、結婚しよう』

    紅:おお、すげぇな
    薫:『君の家族になりたいんだ。君の笑顔を大切にするよ……一生のお願い、結婚しよう?』
    斑:少しあざといところがなあ、薫さんわかってるなあ
    零:自分の良さをちゃんと武器にしておるのう。ククッ流石我輩の相棒じゃ
    敬:唐突に惚気けるな。まあだがいいんじゃないか?ちゃんとプロポーズらしい
    薫:え、なんかそこまで褒められると逆に怖い……
    敬:なんだ、なにか言った方がいいか?
    薫:いやいらない!!素直に喜びます嬉しい!やったー!
    紅:家族になりたいって勇気いる言葉だよなぁ……んで次が、三毛縞か?
    斑:ああ!

    斑『……そんな暗闇、いらないよね。君との奇跡も運命も大切にするよ。結婚しよう』

    紅:おお、前向き
    斑:『そんな暗闇、いらないよなあ。君との奇跡も運命も大切にしよう。結婚してくれ』
    紅:いいじゃねぇか、前向けてるな。覚悟決めた感じがして好きだ
    敬:過去になにかあったやつがようやく明るい未来に目を向けた瞬間みたいな台詞だな
    薫:うわありそう。でも俺すごく好きだよこの言葉、この人のなにかが変わったんだなって感じする
    零:そうじゃな、我輩も好きじゃのうこのプロポーズ
    斑:あ、今薫さんの気持ちがわかった。褒められるだけだと照れるとかよりも不安になるなあ
    薫:でしょ?!わかるでしょ!?特にこのメンバーだと余計に!!
    紅:素直に受け取っちまえばいいのにな
    敬:よし、次は俺だな。言うぞ

    敬『変かな?僕もどきどきする……君を愛してる。死んでも離さないよ、結婚しよう』

    紅:ふぅん?ははっ緊張してんなぁ
    敬:『変か?俺もどきどきしている……貴様を、愛している。死んでも離さない、結婚しよう』
    薫:うわっ甘酸っぱい!緊張いっぱいしてるけど頑張ってプロポーズしてる感じ!最高じゃん何これ!
    紅:な。蓮巳の旦那がこれ言ってると思うと微笑ましいな
    零:本番に弱いタイプじゃからのう蓮巳くん
    斑:緊張してるけれども言ってることはちゃんと重いのが流石だなあ
    敬:なんだ?別に重くて悪いことなんて何もないだろうが
    斑:いや適度が一番だと思うがなあ。まあ敬人さんは適度が標準以上だろうし関係ないぞお
    紅:最後、朔間。できてんのか?
    零:うむ。では鬼龍くん

    零『……愛してる。この感情、君の胸に埋めてくれるかい?僕と一緒に結婚しよう』

    紅:てめぇも良いやつ作ったな……
    零:『愛している。この感情、おぬしの胸に埋めてくれるかや?……我輩と共に、結婚しようぞ』
    斑:おおお、すごいなあ。このターン全体的にクオリティ高いんじゃないかあ?
    敬:そうだな、これは鬼龍も選ぶのが大変そうだ
    紅:一人くらいふざけてろよ、そしたら面白いっての理由に選べたのになぁ……んん、本気で悩むな。どうすっかな……
    薫:真面目だな〜俺だったら俺のプロポーズ選ぶけどね
    斑:俺も俺のプロポーズを選ぶなあ
    敬:俺は悩むまでもなく俺のを選ぶぞ
    零:我輩も間髪入れずに我輩のプロポーズに頷くぞい
    紅:こんがらがるからやめろ。ん〜……うしっ決めた。結婚しようぜ羽風
    薫:えっ俺?!やったぁ嬉しい!結婚しよう鬼龍くん!
    零:あっ薫くんがあがった!
    敬:羽風の指輪が全て出回ったということは、だ。優勝は
    薫:俺じゃん!やったー!!
    斑:なんて無邪気に喜ぶんだこの人。今どき小学生でもなかなか珍しいかもしれないぞお
    敬:しかし全員良かったと思うんだがな。決定打はなんだ?
    紅:まあ、本当に全員良かったんだけどな。プロポーズらしくて一番断れねぇのは羽風かなって。一生のお願いなんて言われちまったらよ
    敬:ああそうか、そういえばそんな基準つくっていたな
    零:おうい言い出しっぺ???
    斑:そう言われると確かに、一番相手のことを想っているプロポーズは薫さんのだったかもなあ、いやいや天晴れ!おめでとう薫さん!
    紅:おめでとさん。本番でも頑張れよ
    敬:おめでとう羽風、振られてもその場で泣くんじゃないぞ
    零:薫くん、おめでとう。慰める準備なら出来ておるぞい
    薫:祝う気ないよね?!ていうかなに本番って全然まだだから!まだ片思なに言わせようとしてんの?!最低!!
    敬:勝手に自爆して何を言ってるんだこいつ
    斑:まあ薫さんにとっての太陽に向けての良い予行練習だったってことで!!良かったなあ薫さん!美しい結婚生活に向けて頑張ってくれ!
    薫:すんごい弄るじゃん!?勝ったのに全然勝った気しないんだけど!
    紅:逐一いい反応してくれっからな
    零:しかし今回はあれじゃな、全体的にシンプルかつ王道な感じじゃったな。拡張したはずなんじゃが
    敬:ストーカーブラックしていたのほとんど三毛縞だったからな。遊んだ感想はどうだ?
    斑:いやはや愉快なゲームだったなあ!プロポーズできても変な方向に転んでも楽しめたし、あとそうだなあ。チップが指輪なのもこだわりが感じられて好きだぞお
    薫:ね、指輪交換楽しかった
    紅:んじゃあ片付けっか。ほら単語カード仕分けてくぞ
    零:あ、我輩駄目かもしれん。目印が小さくてよく見えん、すごく手間取るじゃろうから初期カードと指輪専門になる
    薫:いやずるっ!そんなのすぐ終わるでしょ手伝ってよ!
    敬:こういう面倒を押し付ける奴は結婚には向いていないな、捨てられろ
    斑:バツイチの零さんかあ
    零:な、生々しい単語を出すでない……わかった手伝う、手伝うから許しておくれ……
    斑:うんうん偉い偉い♪








    零:言い訳なんじゃが
    紅:あ?
    零:おぬしのプロポーズの言葉、どれも本当に素敵だったんじゃよ。本当に
    紅:……ああ、そういやてめぇに一回も選ばれなかったな
    零:何度も手を取りそうになったんじゃが、やはり……本当に言い訳なんじゃが、遊びとはいえ自分から告げたい気持ちがあって
    紅:別に気にしてねぇよ。ちゃんと楽しみにしてっから
    零:うん…………うん。待ってておくれ
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