XX等音樂停止再說*電鰻×深海之王餅乾
*cp向但文中在友達以上的狀態！


　　「深海……」

　　電鰻餅乾正要開口時，巧克力扁口魚老闆恰好切了下一首歌。

　　在一陣雜訊凌亂通過以後，從二手音響中傳出有點輕快的電子音，在前奏輕柔的鈸音當中，具有節奏的鼓聲清晰浮了出來。

　　「哦！海洋搖滾，我聽過一兩次，這首歌超棒的。」

　　電鰻餅乾的注意力瞬間被吸走了。對方轉頭、盯著音響，嘴角愉悅地勾起，踩在高腳椅踏板上的左腳也有一拍沒一拍地隨著節奏晃動。

　　跟前陣子比起來，深海之王餅乾已經算是很常進出海底果汁吧，但他沒聽過這首歌。他感到半新奇半疑惑地抬著頭，聽著簡單卻充滿節奏感的音樂。

　　「來跳舞吧！」電鰻餅乾突然轉向他說道，耳鰭微微豎直著、雙眼閃爍開心的光，「這首歌感覺就很適合跳。」

天《そら》知らぬ雨は、忘れた花の夢を見る(つるみか)いつかの世界線であったかもしれない話。
独自設定、捏造がたくさんあります。






　——ざぁ、ざぁぁぁぁ。
　気が付くと、雨に濡れていた。
　全てを洗い流すような強く冷たい雨だ。激しい雨に周りを見渡すも、ぼんやりと遠くに灯が見えるだけで、他のものは何も見えない。微かに動く人影は、突然の雨に皆一目散に帰路へと急ぐのだろう。雨足は酷くなるばかりだ。
「――――」
　何故、此処にいるのだろうか。いつの間にか腰を下ろしていた長椅子の真ん中で、記憶の糸を引っ張り出そうとするが、何も思い出せそうにない。まず、この場所が何処であるかさえもわからないのだ。
　かろうじて覚えているのは、手を伸ばしても届かなかったという絶望感。臓腑を抜かれたような虚無感が、身体中を満たしていた。