逃避行💫と離れた数年のうちにかなり摩耗してまおん堕ちしてしまう️🦁
💫はらふからかなり離れた星に行っていて、ラフになかなか立ち寄れなかった
いつもメッセージのやり取りだけ。寂しい。
ある日まおんの兆候があると自覚する️
️しかし昨夜から行方不明に
そんな時に💫がらふにくる
️ワクワクしながら🦁はどこだ?と🗡にきく💫
🗡の表情が曇る。嫌な予感がする。
「将軍は……まおん堕ちの可能性が高い」
️🦁の周りの人は️🦁がまおんに堕ちしたと理解
最近笑顔がなくなったらしい
見つけ次第処刑されると言われ絶句する💫
️🦁の強さをよく知ってる軍の人たちは️🦁が完全にまおんに落ちたら手がつけられなくなるかもと危惧してるらしい
絶対に俺が先に見つけなきゃ、と探しに行く
「先生なら、将軍の居場所がわかると思って」
「……探してみるよ」
💫が心当たりを探せば見つかる
そこは2人の思い出の場所。景色は綺麗だが人があまり来なく、2人の逢瀬でよく来た場所。🦁が特別好きだった場所。
️🦁はもう理性がほぼないけど💫の事だけは分かるし大事な存在だと理解してる。💫と目が会った瞬間強く抱きしめてくる
️🦁の赤い瞳を見て本当にまおんに堕ちたのだと理解、思わず大泣きする💫くん
「🦁、行こう」
💫は️🦁の手を引いて、2人で逃げる
️🦁は着いてくるだけ、喋らない
️少しだけでいいから、まだ🦁と一緒に居たかった。本当は️🦁を差し出さなきゃいけないことはちゃんと分かってる。けど、それは️🦁を殺しに行くようなもの。まおんに堕ちたとはいえ、愛している人が殺されるのは嫌だった。
その後見つからないように廃屋とかに隠れる2人。
名前呼んでほしくてどうにか呼ばせようとする💫
「💫って、呼んで」「?」「きゅう」「?」「きゅ、う」「…きゅ、」「そうだよ、きゅう」「きゅー」
可愛さと嬉しさでまた泣いちゃう💫
️🦁は涙をぺろりと舐め取った。
「……💫、かい?」
️驚いた💫が目を見開くと、🦁の赤い瞳に紛れて、美しい黄金色が見えた。
「景元?そう、俺だよ、💫だよ。」
「……久しぶりだね、💫。ずっと、会いたかった……」
ゆっくりとした口調でそう話す️🦁に、💫は️🦁の理性が少しだけ戻ったのだと理解する
「……️俺も、会いたかった」
「……💫、私を殺してほしい」
「今はどうにか保てているが、いつ完全に堕ちるのか分からない。早く、私は命を絶たなければ。……酷な願いなのはわかっている。それでも、私の我儘を聞いてくれるかい?」
君の手で、殺してくれ。
️🦁の最後の願いを承諾するけど、🦁を1人ではいかせないよ、って一緒に死ぬことにする💫
この後月明かりに照らされた抱きしめ合う2人の死体が雲騎軍と🗡に見つかる
幸せそうな顔をしていたらしい。🗡の計らいでお墓は一緒。
🗡が1人、墓に花を手向けている。墓にはいくつかの小鳥たちと、数え切れないほどの花束が飾られていた。️🦁も💫も、たくさんの人々に慕われる人たちだったから。
「僕、何となく分かってたんだ。2人がもう、戻ってこないの」
「ほんとに狡いよ。別れの挨拶くらいしてくれても良かったんじゃないの?」
「僕が剣主になるところ、見てほしかったのにさぁ」
「……また来るよ、将軍、先生。」
🗡はそう言って墓を後にする。穏やかな眠りについた2人が、天国で幸せに過ごしていると信じて──。