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    奈良音花

    @naraotoka

    本業は声優。SO2のオリジナル版発売時は中学生でした。
    当時からアシュレナが好きで、アシュレナを愛して一生推していく予定。
    朗読付のアシュレナ小説を出すため、日々精進のためにここを使わせていただきます!

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    奈良音花

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    今年出すアシュレナ小説本の冒頭部分を10/2修正。
    時系列としては、本編アシュレナエンディングの一年後くらい。
    パスワードは「アシュトン」の英語表記で。
    一子相伝の剣術を残し故郷を復興させたいアシュトン×ネーデ崩壊の責任を感じているレナ
    そして繁殖の道が途絶えたギョロとウルルンが二人に人間の愛を教えてもらいたい話。

    #SO2
    #SO2R
    #so2
    #アシュレナ
    ashlenna
    #小説
    novel
    #小説進捗
    novelProgress

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    なかりせ

    DONE一人一人称、K富の人間が書きましたが恋愛描写なし、診療所メンツとほのぼのが主です。
    ちょっと怪談チックなお話が書きたくてタグをお借りします。季節外れですが夏のお話です。恐怖・暴力描写はありません。
    一人先生は幽霊や魂をどのように切り分けて接することができるのだろう……。引っ張られそうになった時に踏みとどまれるのは、帰る場所・呼ぶ人がいるからってことが書きたかった。
    炎と息吹―200X年 8月XX日 
    とても暑い日だった。オレはたまたま行きあった患者を治療し、病院から帰るところだった。

    ***

    「では、また後日伺いますので」

    一人は一礼して病室を出る。踏みしめるリノリウムの床はひんやりとした空気を抱えており、外のじりじりとした熱射もここまでは届かない。夏の長い日がようやく傾きだし、まだ暑さが残っているだろうビル街を歩くと思うと憂鬱であったが、目の前で倒れた急病人を助けられたことで一人の心は風が通り抜けるようにすっきりとしていた。

    N県からふたつほど県境を越えたところにあるこの都市に来たのは、以前手当をした患者の経過を見るためであった。その用事を終えたときはまだ昼前であったが、帰路に着こうと大通りに出たところで急病人に行きあったのだった。
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