2.
桜の道には、淡く照らす提灯が一列にかかっていたのを覚えています。
急に「階段を登りたい」と母が言い出し、兄弟達は渋々母に捕まって山に近づきました。
すると、遠目からですが階段をしばらく上がった先に誰かが立っているのが見えたのです。
その人は明かりのない山の中で、今時ちょっと目立つ白い着物のようなものをきていました。

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