2024年5月4日のペーパーより2024年5月4日祓い屋プチ開催おめでとうございます!
企画頂き実現してくださって感謝です。企画に乗ることが精一杯のギリギリな人間なので参加できて良かった。思い切って良かった。ここまで来れてホッとしてます。
完全に私事ですが、今まで何作かひとの目に触れる二次創作をしてきて、原作が少女漫画ジャンルは夏目が初めてです。そしてぶっちゃけ描いていて一番性に合ってると感じています。何を隠そう少女漫画を読みに読んで育った人間なので空気や雰囲気というか、精神性と言いますか。しっくり来ます。二次で恋愛ぽいCPものを描いていますが、夏目という作品が恋愛に焦点を当てていない少女漫画界では少数派という事を差し引いてもです。自分がオタクであるという自覚を持って更に腐海に落ちて二桁越えしているのに、ここに来て漸くと言った感じです。勿論それは二次創作界隈がいい空気を醸成してくださっているからというのも大きいです。遅参者からすると感謝しかない……
夏目はアニメから原作を読むという流れで履修しているのですが。原作、情報量多いですね。通常…と言っていいのか分かりませんが、音や動きが追加されるアニメの方が全体の情報種類は増えているはずなのに、総量が変わらない気がするというか。寧ろ多い気すらします。本当に沢山考えて考えて描かれているのだと感じています。アニメにする際は取捨選択と補完が大変そうだなと素人は思います。あの空気感を出すのにも慎重に精査してるのかなって想像します。アニメ化というフィルターを通す事で世界観や空気を理解し易くなっている様な。不思議なことに妖はアニメの方が怖くないですね。原作の方がホラー感が強いです。そういう点でもアニメの間口が広い印象に繋がっています。
そんなアニメの漆期がこの秋から始まりますね。ここ数年で夏目界隈に飛び込んだ身としてはリアルタイムでアニメ放映期間に狂えるのってとても素敵です。
ただ、陸の孤島に住んでいるのでテレ東が映らないんですよね。リアルタイムで配信してくれるかなと心配です。リアルタイムで狂いたい。
そしてそして『依代の眠る里』は是非とも劇場版アニメで観たいです!内容的にも画面映えするし大きい画面で観たいエピソード過ぎる。頑張って観に行くから、円盤も買うから、何卒!
さてここからは腐な語りです。
恋を知ってバグる人外と恋で苦しむイケメンが好きなんですが、名取さんは後者ですね。私の描く話、大体名取さんが辛い目に遭ってるのはそういう事です。描いている間も読み返しても辛いんですが、結果的に楽しいです。私が。攻めには精神的な苦痛、受けには肉体的な苦痛を与えるのが好みです。的場さんが目的の為なら自らの流血をも厭わないのが本当にナイス過ぎる。
私は受け判定するキャラに嵌まりがちなのですが、二次創作して出力しようとする際には相応しい攻めが居ないと腐的妄想をし出さない、且つ攻めにも思い入れや好きだと思う気持ちを抱かないと描かない、そして受け攻めが双方向に特別な感情を抱いているという謎の確信を持たないと創作し出さないという面倒くさい人間です。要は名取さん、凄く好きです。学生時代の周一さんにはそうでもないのですが、現在軸の大人の名取さんを見ていると妙に心臓ドキドキする時があります。何か、大人の男性を感じるんですよね。まだまだ若いし揺れていて完成されてはいないのに。一体どういう現象なんだろうとちょっとこわいです。備えたスペックと伸び代を思うと名取さんの将来に対しての期待値は高いのでそれが一因かも知れない。だって絶対より良くなる一方だと思うのです。あと俳優である名取さん凄く良いと思っています。
特別な感情と言うと。ふたりの間に絶対在るじゃないですか。無い訳ない。
人間、妖問わず異性にモテまくる名取さんが、同性である的場さんに対しての感情を拗らせているのを見ると、この世の無常を感じて最高だなって思います。これ、名的のサビです(1番)。
的場さんは的場さんで何ものにも揺らがなさそうなのに名取さんの事で感情の揺らぎを見せるのがね。堪りませんね。原作の枇杷のエピソード、あの場面は初見時に泣きました。そういうエピソードがあるって事前に知っていたのですが、実際に読んだら想定していた以上に静かな衝撃を受けました。的場さんはあんなに静かに語っているのに何故だか切なくて涙が零れたのを覚えています。的場さんは物凄く繊細な感受性を持っているじゃ無いか…!という衝撃もありました。初期の印象と大分差がありますよね(初登場に至るまでの、そして今でも的場さんは巧妙に印象操作されていると感じているのですが)。演出が凄い。
的場さんの感受性だと、あの場に居たのが名取さんではなくても感ずるものが有ったのだと思うのですが、でも名取さんなんですよね。そこに居るのが名取さんなんですよ。記憶を振り返った先には名取さんが居る。名取さんもまた然り。これ名的のサビです(2番)。
的場さんの心の内や生い立ち、知り合い関係など分からない事がまだまだ多いですけれど。的場さんは一門の為とか、的場の為とかそういうのを全て削ぎ落として誰かを選んで良いってなったら「周一さんが良い」ってなるんじゃないかなと思うんですよ。これ名的のサビです(3番)。
名的の名的的重要ポイント、私としては『攻めから受けに対して手を伸ばす』にあって。というのも、これ多分私の癖なんです。『伸ばした手は』を影も形も知らない時に全く別作品の二次創作で手を伸ばすことに焦点を当てたイラストと漫画と同人誌の表紙を描いた事があります。ふたりのこのエピソードを実際に読んで余りにも自分の好みに添っていて吃驚しました。現実が私の癖に優しい。最初は伸ばした手が届かないのが良いんですよね。ポイント高いです。やはり癖です。
あと、拙作を読んでくださった方にはバレバレだと思うのですが。所謂、魔力供給ネタが大好きです。また描きます、絶対。そうとしか思えない。
モブ×キャラはまた別の要素で好きだったりします。モブと絡ませると美味しい、そしてその可能性が見出せる、それが理由です。的場さん凄く美味しい。何でそんな設定しているの。ありがとう。
名取さんと的場さん、このふたりは対照的である、というのをひとつの指標にしているのですが、ある時思ってしまったのが。名取家が当たり前に周一さんを学校に通わせてたなら的場家は違うんじゃ無いか、というもので。静司くん、まともに学校に行けてなかったのでは……という疑惑が拭えない。そして名取一族が先細りの未来なら的場一族の現在は、と考えたりします。
あと史信さんですよ。的場さんの「嫌われてた」という台詞がありますが可能性として「妹だと思ってたのに弟だったから」とかだったらどうしようと思いました。姉、女という生き物が好きそうな印象なので。幼少期が描かれてないのは的場さんくらいですし、的場さんが女装に抵抗なさそうなのも幼い頃から馴染んだ姿だからという可能性もある訳です。描かれた際には何が出てくるのでしょうか。
あとこれは完全に願望なのですが。的場さんがあの長い髪をばっさり切り落とす時が来たらそれは主人公である夏目くんの為が良いんですけど、名取さんの能力開花があるならそれは的場さんの為が良いです。そうであって欲しい。名取さんには是非頑張って欲しい。
そして黒峰美彩イラスト集とアンソロジーが欲しいです!あと名的前提のイラストと漫画と小説が沢山見たいです!欲張り!
的場さんの黒ミサちゃん、好きな要素だらけで心を鷲掴みにされました。黒のロングヘア、黒色のロングドレス、鋭さのある美人、露出が少ないのに透け素材を身に付けていて(ベール)、いっそ禁欲的な衣装なのにそれでいて色香がある……現実が私の癖に優しい(2回目)。余りにも好み。黒ミサちゃんのこと考えてると最終的に泣くんですよ。我ながら怖いです。恋かな。
普段どこでも語っていないのでここぞとばかりに文字に起こしました。喋るのはいい歳して下手なので文字ならと思って書き起こすとコレだよ。二次とは言えあまり語らない方が格好良いのかなとぼんやり思いましたが駄目でした。でもいろんな人が何を思って好きで描いてるのか知れたら良いなと私は思います。私も皆さんの語り聴きたいし知りたいもの。人間だもの。
次回イベント参加予定は現時点で未定ですが、また機会があれば参加したいです。アニメも始まりますし。アニメであれやこれを放映したら名的の人口絶対増えるじゃん。確定じゃん。盛り上がりたい!
それではまたお会いできますよう
2024年5月4日 偽りの月