大正パロ雰囲気の裏設定全てにおいて引用はしていますが、直接的な歌詞の引用があるのでそこだけまとめさせてください。
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そこには、赤い紐が結ばれていた。「これは…?」「お前は何かにかけて指を折って数える癖があるだろう?きっとこの先、心の痛みを数えるときも。」
「だから、常にこれをつけていろ。小指を見れば俺を必ず思い出す。そうすれば痛みも4つで済む。な?」
「きっと行くよ。今じゃなくても。この世で叶わなくても。」
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⇒ここは歌詞をかなり引用しています。サタケ亡き後、海で一緒にいた頃を思い出すことや、したかったことを考えることが心の痛みとなるのですが、小指の分はいつも赤い紐のおかげであの日の言葉を思い出して救われるんです。こんな風に↓。
「まだ行ってないご飯屋さんもあった」
人差し指を伸ばす。
「一緒に住む約束だって」
中指を伸ばす。
「あなたの夢もかなえていない」
薬指を伸ばす。
「もっと一緒にいたかった」
親指を伸ばす。
視線の先には小指に結ばれた赤い紐。
『きっと行くよ。今じゃなくても。この世で叶わなくても。』
「会いにきて、すぐにでも。」
※以下対象の歌詞
「傷の数を数えて 痛みの数 指を折る
一つあまり 小指は 愛しさのぶんね
辛いこともありましょう あなたの所為もありましょう
それでも赤い糸 結ゆわえているのでしょう」
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兄への弔いのため、恋人の無事を祈願して。イサ三は花ビラを海へと放る。水面には色とりどりの花びらが散っていた。
時を同じくして、戦地に赴く兵を乗せた輸送機が撃墜されていた。羽が、花が、水面に散っていく。
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⇒「羽よ 花よ 水面に散って」ですね…ここの上がり好きなのでさびです。
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「やっと…り…さ…」といって瞳を閉じた。動かないイサ三を胸にハラハラと涙をこぼす。『哀れんでくれるなら、許してくれ。愛してる。』そう言ってス三スはその口に漸く口付けることを許された。
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⇒イサミは最後にサタケの姿を見ているし、スミスはイサミを失ってすぐ自分の愛に気づいたので叶う人と叶わない人のようになっています。
※以下対象の歌詞
叶うこともありましょう 叶わぬ人もおりましょう
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花びらにささやきを 哀れみから口づけを
懐かしんではじめて 過ぎ行くのでしょう
惑うこともありましょう 誰かの所為じゃないでしょう
難しいものですね 愛するということは
⇒この妄想のすべてです。