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    おとなし

    テイルズ名物村焼き

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    おとなし

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    スマホで出した本のことスマホで出した本のことをダラダラ書いています。

    使用アプリ
    メディバン、tatepad、縦式
    どれも無料の神アプリです。有料買い切りにしてもいいくらいの神です。

    表紙
    boothで販売されている素敵な表紙用素材を購入してメディバンで文字入れをしました。爽やかな青が印象的な絵でしたが印刷用のモードに変更したら色がくすんでしまい、どうしたら元に戻るのか最後まで分からなかったです。憤慨しつつGoogle先生に聞いたところ「センスが必要」とかいう身も蓋もないページがヒットして怒りは頂点に。そんなものを求めるな。

    本文
    tatepadという縦書きアプリでだらだら打ったものを縦式にコピペ、編集してpdfに変換しています。どちらも神アプリですがスクロールに次ぐスクロールで人差し指の指紋がなくなりそうでした。目次を三段組みにしてページ数を節約したかったのですが縦式さんはA6サイズだと一段設定のみだったので諦めました。あと罫線の長さが合わずにガタガタなのも直りませんでした。どうして。

    スペシャルサンクス
    名前の綴りを間違えている(さいてい)

    カバー
    邦題を間違えている(さいてい)

    印刷屋さん
    持っている本はスターブックスさんで印刷された物が多かったのですが、基本料金内で使えるオプションがあまりに多すぎて選べなかったのでシンプルなコミックモールさんへお願いしました。ほんとうにシンプル。あらゆる事がシンプルすぎて初心者向けではないと評判のようです。でも印刷はとってもきれいで、表紙・カバーともにガイドライン入りのテンプレートを配布してくださる素晴らしい印刷屋さんでした。また本を作ることがあるならコミックモールさんへお願いしたいです。

    本の厚み
    boothで通販の予定だったので何としてでも三センチ以内に収める必要がありました。今回安心boothパックという匿名配送を利用したのですが、荷物の厚みが三センチを超えると370円の配送料が540円になってしまうのです。本体が薄い本のお値段ではなかったのでせめて送料だけは……と思っていました。結果本文は書籍用紙50kに落ち着きました。すごい薄い。ヤッホー!

    とらのあなさん
    みなさん委託なさっているので私もやりたい!と思って申し込みました。マージン30%に目玉が飛び出ました。でも専用ページを作って検品して梱包して発送してくださっているのだと思うと妥当な数字なのかも知れません。分かりませんが。

    段組み
    偉大な先人たちがたくさんの情報を残してくださっているのでそれを元に好きな本に定規を押し当て文字を数えて…みたいなことをしていました。入稿前日までハイエナのようにネットを嗅ぎ回っていたところ、現在の設定ではノド(本の綴じ)の余白が足りず、ギリギリまで本をかっぴらいても字が読めない可能性が浮上し、結局入稿最終日まで調整作業をしていました。お陰でちゃんと読める段組みになっていました。この時ばかりは疑り深い自分の性格に感謝しました。

    ノベルティ
    本を作っている最中に「薄い本にノベルティが付いてないのはおかしい(意訳)」というマシュマロが炎上しているのを見てしまい栞を作ろうとしたのですが、自分にセンスがないことが分かる程度のセンスを持っていたために断念しました。ちなみにフーシーのお洋服の琹でした。フーシーのお洋服はダサくない。私にセンスがないだけ。

    匿名配送
    すごい手間。でも神。

    本を作った目的
    自分の棺桶に入れようと思って作りはじめたのですが、先日棺桶に入れたい薄い本が四冊になってしまったので自動的に予選落ちしました。たった四ヶ月の儚い夢でした。人様が描いて下さったものは神。

    フーシー
    フーシー? そこにいるの?


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    おとなし

    DONEナーポリア時代の子ジャちゃんが11歳か12歳かちょっと探しきれなかったので11歳になっています。間違いだったらすみません。商館を建ててからササンへ行くまでの日々を捏造するの、めちゃくちゃ楽しいです。あの時間でいろんな初めてを経験してほしい、、、(できるなら若シンくんに永遠に15歳でいてほしい)
    子ジャちゃん、ナーポリアで誘拐される 漁師は日の出より前に動きはじめ昼頃には仕事を終える。その後村に出て日銭を稼ぎ、日が落ちる前には病で臥せった母親の待つ家へ帰るのが幼い頃の暮らしだった。ところがどっこい。ナーポリアの夜はティソン村よりずっと遅い。船乗りたちはいつまでも酒場を占領しているし、女の子のいる店は空が白むまで暖簾を下ろさない。俺が酒の味を覚えたのはこの頃だ。仕事の接待を兼ねて。自分の息抜きのために。情報収集、あるいは顔を広げるため。理由はまあ色々あるけど、とにかく賑やかに楽しく過ごせる夜のナーポリアを、俺はいたく気に入っていた。
     その日も何軒かの店に顔を出して、ほどほどの所で切り上げて帰ってきた。ほどほどだったと思う。日付が変わってからほんのちょっとしか経ってないし。きれいなお姉さんを連れ込まなかったし。自分の足で商館に帰れるくらいしか飲まなかったし。火の落ちた厨房で汲み上げた水を飲んでいると、寝巻きを着込んだヴィッテルが食器を持って厨房へ入ってくる。夜食でもつまんでたんだろう。俺は右手をひらりと上げて、ヴィッテルはぺこっと頭を下げてそれぞれ挨拶を交わした。
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