在りし日に手を振れ/皆守遠く広がる、夏の終わりを仄かに燻らせた空。
上を見上げている筈だが、腕を広げるとそのまま落ちてしまいそうな感覚に陥るほどに深い深い青藍が窓の向こうに見える。
午前中の授業を終え、気分転換をする為に屋上へ向かう。
階上へ向かえば向かうほどに、人の気配は徐々に薄れていく。

手に持った小さな手提げ袋の中には、購買で適当に買った紙パックの飲み物と、パンが二つ。
何も食べないで過ごすよりかは、空腹を紛らわせる程度に食べるのがちょうど良い。

重い屋上の扉を押し開けると、外の空気がさあっと吹き込む。
噎せ返るような青さと、分け隔てなく差し込む陽の光が目の奥を突き刺す。
風が吹くと、縁を囲むフェンスがガサガサと風に揺れている。

ぺトリコールと憂詩/取手くすみ白けた光が廊下を漂う。
ふと、暗く澱む空の一端が視界の端に映る。
雨雲を呼ぶその雲の色。
夏はとうに過ぎ、天候の変わりやすい季節が頭を出していることに気付いた。

四時限目後の昼休憩。
今日の日直である自分の所用の為に別の教室へと出向いていた隙に、いつも輪に混ぜてくれる友人たち数名は数分の間に私宛に簡素なメモを残し、先に昼食を摂りに行ってしまったようだった。

廊下から見える机と椅子が並ぶ教室には、突如として人がみな滅んでしまったかのように雑然としていて、誰も見当たらない。
そんな様相にため息を浅く吐き、恐らく友人達も居るであろうマミーズへ向かおうと踵を返そうとした時のことだった。


｢やぁ、⋯君も、一人？｣

｢あ⋯！｣

물을 마시는 건 굉장히 중요한 일이야
섹함뜰때마다 땀을 얼마나 많이흘리는데
둘 중 하나 누구라도 중간에 지치면 안되거든
특히 잔카 조금이라도 힘들어하는 모습 보일 때 마다 엔진이 잔카한테

‘미리 준비한’ 물을

틈틈히 건네주는거임.
넙죽 받아서 벌컥벌컥 들이키는 잔카 아주 이뿌겠지 고작 절반 마시고 나머지 엔진 먹으라고 넘겨주려는데

여기 또 있어. 그거 너 다 먹어.

(침대 밑에 여러개 미리 갖다둠 지난 함뜨할때 물보충 제때 안되서 탈수당한 헤롱잔카를 기억하며 ㅎㄷㄷ)

라며 잔카 기다려주면 다시 호로록

남은거 뚝딱 마시고 빈 페트병 꽉 찌개눌러서 침대 옆 콘솔위에 올려놓는데 침대 밑에 물 조르르 세워져 있는거 보고 풉 터질 것 같음