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    o_juju_Pd3fJ

    @o_juju_Pd3fJ

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    漢字とか合ってるか分かんなくて……纏める時に直します……あと起承転結も何も考えてないです……見切り発車

    わんにゃん🩸3「うん、脹相だな」

    目元にホクロがある女がそう言った。チョーソーはよく分からんがこの女からは嫌いな匂いがする。なんだか煙たい。


    少し前、俺と犬は悠仁の家で着替えをさせられた。

    「耳と尻尾はともかく、ナリは普通に男だもんなお前ら。俺のオーバーサイズなら着れるっしょ」

    それまでスウェットとやらを着せらていた俺たちは、それぞれ悠仁のデニムパンツやトレーナーとやらを着せられる。着替えた俺たちを眺めた悠仁は、うーんと唸り、今度服買いに行こうな、と笑った。
    悠仁は好奇心にふらふらする犬を呼び戻しつつ、終いには手を繋ぎながら、バスを乗り継ぎ山奥へと向かう。山奥には大きな建物がたくさんあり、俺と犬はその中の一室に連れて行かれた。
    そこに居たのがこの女だ。
    女は俺たちを見るなり冒頭の台詞を言う。
    触るよ、と断りを入れつつ下瞼の裏や口の中、耳や尻尾まで触って行った。

    「うーんなんだろ、何かの術式でも無さそうだし何者かが変化してるとかでもないな、かといって受肉体でもない……」
    「家入先生でも分かんないのか〜」
    「すまないね、赫血操術は使えるの」
    「いや〜どうだろ、鼻のアレはあるけど使ってはなさそう……アニキ、血を操れたりする?ビームみたなの出したり」

    悠仁に言われ血を操る?をしてみるが何をどうしたらそんなことが出来るのか分からない。

    「??血?出来ないぞそんなこと」
    「出来ないって」
    「ふうん、まあじゃあ危険は無いし今のところ処分対象にもならないな」
    「じゃ、このまま飼ってていい?」
    「あ〜処分対象ではないが、事象からするに保護対象だろうな……監視対象とも」
    「じゃあ俺一旦寮出てあの家でこいつらと過ごしてみるよ、何か分かるかもだし」
    「君以上は今のところ居ないし……まあそれでいいんじゃない、最強様が言ってたって上に話しておくよ」
    「ありがと」

    女と悠仁はなんだか俺たちには分からない話をしていた。犬は窓の外を眺め時折尻尾を振っている。俺は止まらない欠伸を繰り返していた。日向で昼寝がしたい。

    「首輪はどうした」
    「ああ、こいつら話分かるから逃げないけど、一応GPSあった方いいかなって」
    「虎杖……突然現れたなら突然消えることもあるからな」
    「……分かってるよ」

    悠仁は俺の肩に置いた手をぎゅっと握った。


    それからその部屋を出て、今度は悠仁の匂いが強く残る部屋に向かう。普段はここで暮らしているようだ。部屋のドアを開けて悠仁が荷物を纏めていると犬が外に走り出した。俺も犬を追いかける。後ろから悠仁の呼ぶ声がするが、犬は廊下で黒髪の少年の匂いを嗅ごうとソイツの周りをくるくる回っていた。

    「……虎杖」

    少年は、俺たちを追って廊下に出てきた悠仁に困ったような視線を送っている。

    「伏黒」
    「本当にあの人だな……」
    「な?変だろ」
    「なんで俺の周りをうろつくんだ?」
    「あーたぶん……」
    「ゆうじ、犬がいるな」

    犬はクンクンと伏黒の匂いを嗅いでいる。俺も感じるが、伏黒からは確かに犬の匂いがする。

    「玉犬に反応してんだろ」
    「うさぎもいる」
    「だってさ」

    伏黒はしばし考え込み、わしゃわしゃと犬を撫で出した。犬は尻尾を振って喜んでいる。

    「寮出るのか」
    「一旦ね、こいつらの監視しないと」
    「虎杖……」
    「あー大丈夫だって、家入先生にも言われたばっか」
    「多分、俺と釘崎だってこの人見れるからな、頼れよ」
    「ん、俺が任務の時はお願いするかも」

    悠仁が荷物を纏め終わると今度はまた別の部屋に向かう。そこには眼帯をした栗色の髪の少女がいた。

    「あ、居た居た」
    「誰よ後ろのイケメンは」
    「話したじゃん犬と猫!」
    「はーん、服装がイマイチ!」
    「だよな、今度買い物付き合ってよ」
    「仕方ないわね……にしても似てなさすぎね」

    少女はジロジロと俺を眺め(犬は部屋中旬を歩き回っている)顎をくすぐってきた。それは弱いんだやめてくれ。

    「ウチの子になる?顔はいいから置いてやってもいいわ」
    「ならない……」
    「フラれたな」

    悠仁が笑うのに釘崎と呼ばれた少女は怒りを顕にしたが、直ぐに元の表情に戻った。

    「イケメンなら多少手が掛かっても大歓迎だわ、何時でも頼りなさいよ」
    「あんがとな」
    「あんたもよ」
    「え、俺?」
    「いくら最強だって大好きなお兄ちゃんについて悩むこともあるでしょ、独りで抱えんなよ」
    「大好きなお兄ちゃんねえ……りょーかい」

    釘崎の言うお兄ちゃんは犬のことだろうか。なんだか違う気がするが文脈を考えるのはめんどくさい。俺はくあ、と再び欠伸をする。
    そんな俺の頭を悠仁が撫でて、帰るかと笑った。
    悠仁はいつも笑顔だ。何がそんなに嬉しいのか分からないが、まあ犬も同じような感じだし、きっと悠仁の思考は犬に似ているのかもしれない。俺はやれやれと溜息をつく。なんだか手のかかる弟を二人持った気分だ。今夜も寂しいとか言って三人団子になって眠るのだろうな。世話が焼ける。
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