「夢を惜しげも無く語るアンタが俺はすきだよ」
そう言ったのは警察学校帰りの道。
互いに紅茶を片手に確定していない未来やあるかもしれない【可能性】について語り合う…、きっともう二度と戻らない「友人」との他愛ない日常。
「スノードロップ」
そう黒髪の少年に呼ばれる度に自分が無くなっていく気がする。
一緒にその夢をみる権利すら、彼に奪われてしまった。
彼の甘い言葉に乗ったせいだ。
「すまない、セド」

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