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    yi15534otsu

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    yi15534otsu

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    一部のネタばれ有り

    悪夢 それと出会ったのは偶然だった。
    教師が事件で不在の合同授業で誰よりも早く課題を解いて席を立つ。教室を出る際に向けられる羨望、嫉妬、妬みの視線を無視して進む。
    「天才はいいよな!」
    いつもと違ったのは声を掛けてくる者がいたことだ。
    だが、答えてやる義理もない、無視をしていると後ろから腕を掴まれる。
    「無視するなよ!いつもスカしやがって。」
    「こんな無意味な事をするより目の前の課題を解いたらどうですか?あなた程暇じゃないので。」
    今日はやたらと絡まれるな、いつも遠巻きにしか見てこないのに…
    この時僕は少し苛ついていた。だから、いつもより辛辣になっていたんだろう。
    「そんなんだから、何時まで経っても成績上がらないんですよ。もう少し無い頭を捻る努力をしたらどうですか?」
    「てめぇ!!」
    相手が、拳を握ったのを確認して返り討ちにする準備をする。
    「やめるんだ。」
    相手の握り拳をやんわりと掴んで制したのは、癖っ毛の小柄な生徒だった。
    「キミの悔しい気持ちは分るけど、暴力は駄目だよ。鴨乃橋くんも挑発する事を言わないの。」
    こちらを凛とした瞳で見上げてくる男子生徒は、大柄な自分達に臆する事なく間にはいってきた。
    「ほら、キミも鴨乃橋君に謝りなよ?最初に突っかかったのはキミが悪いんだから」
    自分に分が悪いのが、分かっているのかさっきまで好戦的だったのに男子生徒に諭されてバツの悪い顔をしている。
    なぜか面白くないと思った。
    「その程度で血が上るようなら探偵なんて向いてないんじゃないか。」
    僕が言い終わる前に絡んで来た奴が扉を開けて出て行った。
    「鴨乃橋!言い過ぎだぞ!」
    こちらを諌める強い眼差しで睨みつけると出ていった相手を追いかけていった。
    何故かあの生徒の眼差しが強く印象に残って頭から離れない。
     事件が起きたのは束の間の休憩時間だった。
    「あっ!あれみろよ!」
    誰かが声を上げた先には先程揉めた生徒が屋上の柵の外に立っていた。
    「!!っ」
    気がついたら駆け出していた。心臓が嫌な音をたてて急かせる。
    違う!そんな意味でいったんじゃない!
    屋上の扉を開けると茶色い癖っ毛の彼がいた。
    「やめるんだ!こんな事をしても意味ないだろ?」
    「うるさい!どうせ、無理な話しだったんだ自分でも向いてないと分かっていた。教師も周りの奴らも俺を見下して馬鹿にして………」
    「そんな事ない!だって、キミは誰よりも真面目に課題に取り組んでいたじゃないか!」
    ピクリと肩が跳ねるのが見えた。
    癖っ毛の生徒は話しながらゆっくりと近づいていく。
    「オレは知ってる。早く教室に行って予習をしているのを。いつも、被害者の話しになると悔しそうにしているのは助けたかったからだろ?」
    柵を越えて隣に並ぶ。
    あぁ、あの瞳だ。眩しいくらい真っ直ぐな揺らがない眼差し。
    「そんな優しいキミが向いてない訳ないだろ。だから…諦めるなよ。」
    相手は泣き崩れた。その背中を優しく擦る彼と目があった。
    とても、驚いた表情をしていたが出るタイミングを失って視線を反らす。
    そんな一瞬だった。老朽化が進んでいた足元が崩れた音と下から悲鳴が上がる。
    「っ!」
    視線を戻すと柵に掴まる彼と落ちないように相手の手を握っているのが分かった。
    「か、鴨乃橋!ロン!手をかせ!」
    瞬時に自分が成すべき行動を考察する。
    柵も老朽化が進んでいる登って向こう側に行くのは危険だ。なら…
    立ち入り禁止のロープを手に取ると彼と相手に結びつけると引き上げる。
    「た、助かった…」
    癖っ毛の彼と目が合うと目元を和らげて
    「ありがとうな。」  
    「別に…」
    「心配して屋上に来てくれたんだよな。」
    汗ばむ額に触れて乱れた髪を手で軽く整えると、ニィっと笑って彼は言うんだ。
    「思ってたよりお前は責任感があるいいやつだよ。」
    それが、彼。一色都々丸との出会いだった。

     それから、彼の事が気になって仕方がなかった。
    中庭で、廊下で、図書館で無意識に目で追っている僕がいた。
    一色都々丸を観察して分かった事がある。
    彼は、一般教養は問題ないが推理はからっきしでいつも合格ギリギリであること、いつも誰かと一緒にいる事が多い事そして、とてもお人好しであること。
    彼に話し掛けるタイミングが掴めずに一ヶ月が過ぎた頃チャンスが訪れた。
     下校間際の図書館で寝ている彼を見つけた。
    珍しく周りに誰もいない…
    西日に照らされてマヌケ顔で寝ている、彼の髪に触れたいと思った。
    何故僕が、そんな事を思ったのか分からないが欲求を自覚してしまったら止められない。
    指を伸ばした時タイミング良く下校の鐘がなる。
    「んっ?」
    「チッ」
    「なんで舌打ち!!」
    起きてすぐにこの反応どうやら寝起きはいい方なのだろう。 
    「一色先輩。下校時間ですよ」
    「えっ?マジ!やばい、課題終ってない!!」
    机の上には課題の資料が散乱しているから、大方問題が解けずに眠りこけてしまったんだろう。
    課題自体そんなに難しいものではない。
    「………手伝って上げましょうか。」
    「本当!って鴨乃橋君?!」
    今まで、誰と話しているつもりだったんだ?
    今更だけどこの人の危機管理はどうなっている。
    「嫌なら別にいいですよ。」
    きっと、僕はあまり良い印象がないだろうしね。
    「嫌じゃない!お願いします。教えて下さい!!……もう、下校の時間だから良ければオレの部屋に来る?」
    こうして、気になっていた一色都々丸急接近を果たす事になった。

     課題を見ている内に分かったが一色先輩は発想は悪くない…悪くないのだが。
    「なぜ、そうなる。」
    「か、鴨乃橋くん!」
    決定的に推理がズレているのだ。
    「そこは、動機が違う。あと、ここは犯行時間と証言の不一致が!」
    思わず熱が入ってしまったが、このマヌケにはこれくらい言わないとわからない。
    「何度も言っているが、現場を良く見ろ。あと、さっきから鴨乃橋君呼びやめろ。あ、」
    僕とした事が口が滑ってしまった。でも、あの時名前で呼んだのに今更苗字呼びに些か違和感がある。
    「え、じゃぁロン?」
    「……………それでいい。」
    自分で名前で呼べと言っておいてあれだが、なんだかむず痒い……
    気恥ずかしさを隠す様に部屋を見渡すと棚に無造作にいれられているものに目が止まる。
    「!!」
    「?どうした。」
    あんなに推理がてんで駄目なクセに僕の視線の先にあるものを正確に言い当てる。
    「…黒蜜欲しいのか?」
    「…………………」
    一色先輩は立ち上がると棚から黒蜜を取り出す。
    黒蜜と僕を交互に見ると恐る恐る尋ねた。
    「オレ、使わないから。良かったらいる?」
    「もらおう!」
     これは、マヌケに課題を手伝ってやっている正当な対価だ。
    そういえば、最近黒蜜を摂取していなかったな。購買も輸入に時間がかかると売っていなかった。最近やたらと苛ついていたのは黒蜜不足かもしれない…
    黒蜜を受け取ると飢えを感じ早速頂く事にした。
    「えっちょ!そのまま飲むのか!」
    焦った声が聞こえているが気にしてる暇はない。
    「はぁぁぁぁぁぁ、生き返る〜」
    「ふっ、あははははははははははは!」
    突然笑いだした一色先輩に手が止まる。
    「ロン。なんかおじさんくさいぷっ。」 
    「そんな笑う事ないだろ!!最近購買でも売ってなかったんだ!………」
    今だに笑い続ける一色先輩に一矢報いたい。
    「糖分は脳を活性化させるのに必要な成分だ。だから、……………トトは、こんな簡単な課題終わらないんじゃないか?」
    トト。これで先輩なんて呼びたくない。名前は長過ぎる、これくらいが丁度いいんだ。
    「トト!?おばあちゃんと同じ呼びかた!」
    「知らないね。こんな課題も終わらせられないならトトで十分だ。」
    「まぁ、いいけど。ふぅ、ロン。今みたいに笑っていれば、友達も出来るだろうに。いつも仏頂面してるから変に誤解されるんだぞ。」
    トトは、何を言っているんだ?目までイカれたのかい?僕は笑ってなんていない。
    「そんな事より早く課題終わらせるよ。トト」

     それから、トトとの奇妙な関係は続いた。
    存外トトの傍は居心地が良いのだ。トトは周りのように嫉妬や妬む視線を僕に送る事がなかった。
    そして、課題を手伝う代わりに実家から送られる黒蜜を僕に提供する契約を交わした。
    「なぁ、ロン。どうして二人の時はトトなのに、誰かいると一色先輩呼びなんだ?」
    トトとの関係も1年経とうとしてるのに今気が付いたのか?
    別に………深い意味はない。と思う。
    ただ、僕をマネして他の人がトトと呼ぶのが少し、本当に少し気に食わないだけだ。
    「誰かがいる前で、一応先輩をあだ名呼びしたら生意気なやつと思われるだろ。」
    「ロンが、周囲からどう見られるか意識してたなんて意外だな。てか、一応先輩って傷つくぞ!」
    トトは、何か喚いているけど知った事ではない。思った事を口に出してしまう迂闊さも、相手を疑う事のないピュアな所も僕からしたら危なっかしくて目が離せない。
    そんな人を先輩なんて認めるか。
    「あ、そうだ。ロン。今度の合同捜査抜擢されたんだってな。おめでとう!」
    「そんなの当然だ。僕以外に推理力に長けてる人はいないからな。それより、明日からのフィールドワークはトトの方がやばいんじゃないか。」
    図星をつかれたのか気まずそうに床に視線を反らす。
    トトは明日から長期のフィールドワーク授業に入る。
    予定通り終われば、僕の合同捜査にギリギリ間に合うがいかせん、ピュアなマヌケだ想定より帰りが遅くなる可能性の方が高い。
    「き、きっと。ロンの合同捜査には、帰ってこれるはず!……」
    随分と不安そうじゃないか。そんなんで良く言えるな。
    「ロン、良ければこれ持っていてよ。」
    トトから渡されたのは神社などで売られているお守りだった。
    「……これが、必要なの僕よりキミじゃないかマヌケ。」
    「そうだけど!友達を心配して何が悪い!!」
    トトが澄んだ真っ直ぐな瞳で見つめられる。あぁ、この目好きだな……………………………………
    好き?
    「っ!お、お守りはキミがフィールドワークから帰って来てからにしたらどうだ!それとも、期間内に終らせる自信がないと」
    「ギク!!そんな事ない!ちゃんと終らせるて帰ってやるからな!その時にこのお守り渡すよ。」
    予期せぬ自覚に慌てて話しを流した。
    今だに鼓動が早鐘を打っている。僕はどんな顔してトトを見ているんだろう。
    顔は赤くないだろうか。
    「期待しないで待ってるよ。」
    「そこは、期待しろよな!ロン。」
    さぁ、胸に巣食ってしまったこの気持ちをどうすればいいだろうか?
     
     次の日にはトトはフィールドワークに出ていった。見送りなんてしていない。
    学校ではただの先輩と後輩なのだから。
    地下室で別れる際にトトが言っていた言葉が胸の中で我が物顔で居座る。 

    「オレは、ロンを信じてる。お前なら犯人を捕まえられるよ。」

    「僕も合同捜査を早く終わらせてキミに話したい事があるんだ。」
    この気持ちをトトは受け止めてくれるだろうか。
    呟かれた独り言は、誰にも届くことなく消える。
     殺人集団の居場所を突き止める事は造作もなかった。
    あとは、乗り込むのみ。その間、学校の課題もあるし日常生活をおくる。
    「やはり、フィン先生の授業は面白い。」
    黒蜜のストックは、最後トトからもらったものを切らしてしまった。
    仕方ないと、購買で買おうとするも売り切れ。
    どうやら、フィン先生にいつもくっついている生徒が買い占めたらしい。
    どうにか、黒蜜は手に入れたが無性にトトから貰う黒蜜が恋しくなった。

    「……ぅん?」
    目が覚めて携帯に手を取る。ずっと地下室に籠もっていたせいか時間の感覚が狂っている。
    今日は、殺人集団のアジトに乗り込む日だった。
    「やばいな。」
    急いで、課題を提出して学校を出なければいけない。
    トトの姿を探すが見当たらない。
    やはり、間に合わなかった。こうなる未来を予想していたが、何故か淋しいと思ってしまう。
    いけないな…捜査に集中しなくては。
    そこから、敵のアジトまで行ったのを覚えているが、そこから先の記憶が目覚めた時にはなかった。

     目が覚めて突きつけられたのは、僕が殺人を犯したという現場だった。
    僕は、何も覚えていない。何も知らない!分からない!
    ただ、周りは僕が殺したと殺人犯だと言って軟禁された。
    僕は、自分が殺したのかどうか覚えていない。状況から僕が犯人の可能性が高いと認めるべきという探偵としての心と認めたくない僕は殺っていないという鴨乃橋ロンの気持ちが打つかり合い訳が分からなくなっていた。
    「トトに会いたい…」
     無意識に出た言葉に慌てて飲み込む。
    トトは、僕をどう思う?殺人を犯したかもしれない自分を笑って受け入れてくれるだろうか。
    トトに嫌われて冷たい視線を向けられたらと思うとどうしようもなく怖い。
    そんな中思い出すのは地下室で話したトトの言葉。
    「オレは、ロンを信じてる。お前なら犯人を捕まえられるよ。」
    そうだ、トトならきっと僕を鴨乃橋ロンを信じてくれる。
    「僕は、誰も殺していない!」
      ギィィィ
    独房の扉が開くとエメ校長が神妙な面で入ってきた。
    恐らく、僕は退学になるだろう。
    でも、僕は探偵になる事を諦めたりはしない!絶対に自分の無実を証明して見せる。
    「鴨乃橋ロン。あなたにいい知らせと悪い知らせがあります。」
    いい知らせ?僕にとっていい知らせが思いつかない。
    トトが面会に来てくれた?ないな、見たところエメ校長ただ1人だ。
    「まず、あなたの疑いが晴れました。手続きの後、明日には釈放されます。」
    「しゃくほう……?」
    何故だ?疑いが晴れたと校長は言った。
    現場の状況から僕の疑いが晴れるには、他の犯人候補があがったか、僕には犯行が無理だという物的証拠が見つかったかだ。
    「落ち着いて聞いて下さい。鴨乃橋ロン悪い知らせです。。………校内で一色都々丸の遺体が見つかりました。」
    頭が真っ白になる。
    なにをいっているのかりかいできない。
    「一色都々丸の爪から唯一即死を免れた遺体のDNAが見つかりました。発見されるはずのないものが、一色都々丸から見つかった為捜査はやり直し。犯人の遺体からも一色都々丸のDNAが見つかる可能性があるとして捜査しています。」
    話している言葉を脳が処理できずにトトが死んだ事を信じる事ができない。
    なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
     いつの間にか日は落ち校長もいなかった。
    僕の無駄に優秀な頭は、ゆっくりと記憶に残るエメ校長の話しを元に推理を始める。
    トトの遺体に今回殺された殺人犯のDNAが見つかった。
    どこでついた?トトはフィールドワークに出て外部との接触があったその時ついた?
    違う。学校の外での接触なら遺体は校内で見つかるはずがない。
    なら、犯行は校内で行われた。学校のセキュリティーは厳しいから持ち込むのも連れ出すのも難しい。
    どうして、トトが殺された?
    考えられるのは、標的がトトだった。これは、可能性が低い。
    あの集団ならこんなに早く遺体が見つかるわけがない。
    犯行は突発的だった。
    だから、こんなに早く遺体が見つかった。
    なら、トトは犯人にとって不都合なものを見たか知ってしまった?
    それは、…………………………
    「っ!!」
    もし、もし。今回の事件が僕を嵌める為に仕組まれたのだとしたら。
    僕が認識していた時間が1日ズレていたなら。
    嫌な考えに冷や汗が吹き出る。
    僕になりすました誰かが、校内を歩き回る。
    僕に話し掛ける奇特な人間などいない。一人を除いて。
    トトは言っていた。帰ったらお守りを渡すと。
    フィールドワークから戻ったトトは僕を探すだろう。
    僕の偽物は、目撃されるように動いているんだ探すのは難しくない。
    そして、トトは気がついたんだ。
     “僕じゃないと”
    真相に辿り着いたと同時に僕は叫びとも泣き声ともつかない声をあげていた。

     跳ね起きると耳元でドクドクと早鐘を打つ鼓動が嫌に響く。
    周りを見渡すと見慣れた天井、体に馴染んだ怠惰の床。
    隣に……マヌケ面で寝ているトト…。
    「つぅ!」
    体が震え出す。
    「ぅん。ロン?」
    流石にトトが起きた。
    「体が震えてる風邪か?」
    トンチンカンな推理をして僕の額に触れる。
    「熱…はないな。どうした?」
    真っ青な顔で震える僕を心配そうに覗きこんでくるが、声がうまく出せずに息を吐く音だきが鳴る。
    「怖い夢でもみたか?」
    ビクリと肩を震わすとトトは
    「そうか、おいでロン。」
    両手を広げて僕の頭を抱え込む。
    トクン、トクン、トクン
    暖かな鼓動に包みこまれると、不思議と震えは止まった。
    トトもそれに気がついたのか僕の背を片手で優しく擦る。
    「心臓の音を聴くと不思議と落ち着くだろ?大丈夫だロン。それは悪い夢。夢だよ」
    徹夜続きもありトトはそのまま寝落ちた。
    トクン、トクン
    もっとこの音が聴きたくて頭をトトの胸に擦り寄せて腰に腕を回して抱きしめる。
    僕はきっとどんな場所でも時代にいようとキミに惹かれるだろう。でも。
    「トト。キミと出会えたのが、今でよかった」
    僕が何度絶望の淵に落ちようとも、キミが傍に居てくれるなら何度でも立ち上がれるのだから。
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