ダショルカと類(と司)
※ちょっと暗い?
※プロットにも満たないただのネタ吐き出しです。
ワンダショWL前から考えていたネタなのですが、バチャWL🍨チャプ前に出しておいた方がいい気がしたのでここで供養します。清書することはないです。
※ダショルカさんの解像度がえらく低い。どこまで人間と同じように描写していいのかわからん。キラピピ🍷サイストで普通に涙ぐんでたしバチャって涙出るんだ……(失礼すぎ)バチャサイストは読めてないものが多いので総じて解像度が低くて詰んでる。
なんとなーく作業が捗らないので真夜中に一人でセカイに降り立った類。
いつものように散策していると、見たことのない場所に出る。そこにはそれなりの大きさの池があって、ほとりにルカが佇んでいた。バーチャルシンガーに体内時計など関係ないかもしれないが、普段あんなに眠そうにしているルカが、今日はぱっちりと目を開いて起きている。
「ここはいつ出来たんだい?」
「ずうっとあるわよ〜。わたしがここに来る、ずっと前から」
「え……?」
「類くんになら教えてもいいって、司くんがそう思ったのかしらねえ」
「この池にも、何か意味があるってことなのかな」
「あるわよぉ、すごく大切な意味が。……この池はねぇ、司くんの涙でできているんだもの」
「司くんの、涙……?」
「ええ。初めはほんの小さな水溜まりだったそうよ。それがどんどん大きくなって、やがて池になった。悲しいとき、悔しいとき、寂しいとき……司くんが自分の気持ちを押し殺して、泣くのを我慢したとき、この池に水が貯まるの」
「司くんが、我慢したとき……」
「妹さんの具合がよくないときがいちばん水の増え方が激しかったみたいだけれど、類くんたちに出会って、落ち着いていたのよね〜。でも……」
「でも?」
「また最近、少しだけ増え始めたみたいなのよぉ。類くんたちのおかげで、わたしが眠くなっちゃうくらいに司くんは幸せなはずなのに、おかしいわねぇ〜?」
類が知る範囲では、最近の司に変わった点は見られない。毎日精力的に練習に励んでいるし、クラスが同じになったおかげでより長い時間を共にするようになった学校においても特段おかしい様子はなかったはず。咲希くんの話はよく話題に出るけれど、バンド活動は順調のようだし、体調も良さそうだった。
「類くん。わたしたちバーチャルシンガーには本当の意味での理解は難しいけれど、人間は、マイナスの感情だけで涙するわけじゃないのよねぇ〜。嬉しいときも、愛おしいときも、自分の気持ちが抑えきれないとき、それが涙になって出てくるんじゃないかしら」
「……つまり、最近ここの水がまた増えている理由は、司くんが悲しみ以外の感情を持て余している、ということ……?」
「ふふ、答えはわたしじゃなくて、司くん本人に聞いたほうがいいんじゃないかしら?」
答えとしては最近類への恋心を自覚した司が、この気持ちは伝えてはいけない、墓場まで持っていこうと思っているにもかかわらず日々好きが募って苦しくて、押し殺せなくなった感情が池の水として増えていたというもの。
持ち前の探究心と司の心の動きがそれほど大きいのであればショーに影響するかもしれないという思いから池の増水について調べ始めた類だが、色々回り回った結果司が「類……好きだ……」と泣いているところを目撃してしまい、類自身もどうしてここまで司について気になったのかと考えた結果両片想いだったことが判明し無事にくっつくハピエン。
「わたしも久々にぐっすり眠れそうだわ〜」と微笑むダショルカさんで〆。