masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONEハロウィンにいちゃいちゃするデググラ ##デググラ おかしがあるからいたずらできない ビレッジを埋め尽くす大量のお菓子。聞いたところによると、お城の方までこんな状況らしい。おかげで今年のハロウィンは、大人も子どもも全員もれなく、お菓子のプレゼントを受け取ることができた。いたずらをしても、いたずらをしなくても。「これはこれで結構疲れるな」 弟子たちや近所の子どもたちにお菓子を配り終えて一息をついたころには、もう夜も深くなっていた。一階のロックやロッタナの部屋は例年以上にお菓子でいっぱいだ。その上、前途の通り大人の分もきっちりあるから、おれとデグダスの二人分、リビングや台所にまで置かれている。 こうなるとどこに行っても甘い匂いがしている気がする。さすがに寝室には、お菓子は置いてないはずなんだが。「楽しかったなあ」 パジャマに着替えたデグダスは、まだまだ興奮が醒めないらしく、ベッドにも入らずソワソワしている。窓の戸締まりを確認したり、寝室に飾ったカボチャの顔を突き回したり。「キミが楽しんでるところが見れてよかった」「おう! ん? おまえはちょっとションボリしていないか? そうか、そういえばおまえは、甘いものはあまり好きではなかったか」「どうしてキミがションボリするんだ? あのお菓子は充分おいしかったさ。でもな」「む」 ソワソワ、ベッドの周りを歩き回るデグダスを呼び止めて、手招きする。 おれはもう眠たくて、こうして横になってるとちょっとした油断で眠ってしまいそうだ。 しかしキミは、やっぱりまだ眠る気はないらしく、ベッドの上にちょこんと腰掛けた。 デグダスの体重でベッドマットがずしんと沈む。大きな身体に、ちょこん、なんて表現は合わないかもしれないが、でも確かにキミはそうしてベッドの端に腰掛けた。ソワソワしながら。「どうせならいたずらがしたかった」「わ! うひゃひゃひゃ! こら! やめなさい! ふと、太ももは意外と……わは!」「だってこんなたくましいお尻をこっちに向けて座られると……ふふ、あははっ。……でも、それにしてもだ。お菓子があんなにあると最初から知らされていたら、いたずらなんかできないじゃないか」「フーム、そういうことでおまえはションボリと……わはっはっは! こらこら、そんなにいたずらばっかりすると、お菓子をあげないぞ!」「何を言ってるんだ。もうお菓子なら沢山もらったぜ」「ハッ!?」 モンスターが落とした大量のお菓子は、クルブルク中のあまねく人々にもれなく必要以上に配られまくった――ということを急に思い出したらしく、重大事件とばかりに口を両手で押さえて驚いた。 その手からポロッと小さな袋が落ちる。「デグダス?」「そうか……おまえはお菓子なんか、もういらないか」 キミはションボリして、そう言った。 おれは慌てて起き上がって、座ってるキミの膝の上に寄りかかる。それから、シーツの上に落ちた袋を拾おうとしたら、先にキミがサッと取り上げてしまった。「どうしたんだ、それ」「こ、これはだな……いや、大したものではないんだ。今年はお菓子がいらないというのを知っていたのに、間違えてうっかり焼いてしまった、ハロウィンのクッキーだ。あんなにすごいたくさんのお菓子と比べると、ちょっとしたものではありますが、もしかしたらおまえが食べてくれたらうれしいな、と」「欲しい」「わ、わわわ!」 デグダスの手の中にある袋を、膝から起き上がって手を伸ばして受け取ろうと、するとビックリされてお互いバランスを崩した。ベッドの上に倒れる。ポフン、とシーツが跳ねる。ベッドは柔らかい。二人の手でクッキーを掴んでいる。「ふっ、あはははっ!」「いいいいいのか?」「いが多すぎないか? あっはっはっはっは! キミがくれるなら、大歓迎だ! それも手作りだって?」「ウム! 毎年ちゃんと作っているんだぞ。味は保証しないが!」「今食べてもいいのかい?」「おう! いや、だめ! ベッドでおやつはいけない! 明日の朝だ、朝ごはんの後にしよう」「ん、わかった。ふふふ」「わかったらこちょこちょはもう禁止だぞ。お菓子をあげるから、いたずらはしないでくれ」「うーん。でもキミのお菓子をもらえるのは、明日の朝ごはんの後なんだろう? ということは、その時間まではおれはいたずらし放題じゃないのか?」「むむむ? そう言われるとそれは正しいかもしれない?」「だから今夜はキミにいたずらをする」「ヒョワッ。それはだめ! こちょこちょ以外!」「あはっ。それじゃ、何をしようかな」「お、お手柔らかにな」 さあどうしよう。これで一日の疲れも眠気も吹っ飛んでしまった。クッキーの甘い匂いに包まれて、胸がワクワクする。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143