masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONE土ガマ 都々逸そのまんま ##妖怪ウォッチ 膝枕させて辺りを見まわし そっと水を含んで口移し 閉じたまぶたを透かして見える、八間行灯の淡いまぶしさに影がかかる。ぼんやりとした輪郭は馴染みの形だ。 影は、近づく。ふわりと花か、蕾か、新緑か、霧の深い野山にでも放たれたかのような香りが微かに漂う。 薄目を開けて驚かせてやろうか。少しばかり悪ふざけが頭に浮かんだものの、枕にした脚があまりに心地がよいので、瞼を持ち上げるのにも一苦労。などと夢うつつの一人相撲をしている間に、唇に柔らかなものが押し当てられる。 少しばかり熱い。生ぬるい。さらにぬるい、ぬるぬる濡れた舌に唇をこじ開けられ、冷たい雫を流し込まれる。飲み込めば熱に浮かされた身体の芯が、スゥーと心地よく冷えた。 で、観念して瞼を開く。「起きたのかい?」 行灯の淡い炎の眩しさよりも眩しい、青白い肌がすぐに目に入る。その瞳は赤い。吾輩に口移しに水を飲ませた唇もまた赤い。膝に乗せた吾輩の顔を見下ろし、静かに笑っている。 遠くに宴席の騒がしさが聞こえている。同じ座敷のことであろうに、寝惚けか酔いか、因はどちらかわからぬけれども、聞こえてくるのはまるで別な世界のことのようだ。「まだゆっくり寝ててもいいんだぜ」「あんなことをされて、寝ては居れぬ」「ゲコゲコ」 上機嫌に笑う。頬に赤みが差している。あちらも酒が回っているようだ。故にか、唇は温かかった。「だってそんなに酔っ払って倒れちまったら、心配にもなるさ」 笑いながら、そう言う。心配という顔でもないが。 ぼんやりとその顔を見上げていると、再び机の上の水を口に含み、あたりを見回しそっと目を伏せ、膝の上へ顔を近づけた。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143