masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 413
masasi9991☆quiet followDONE合戦してる頃の土ガマ ##妖怪ウォッチ 鍔迫心中論 鮮血の色は人と変わらぬ赫であった。 生白い、そして柔らかい肌を裂くと、夥しくそれは飛び散った。我が身に降り注ぐそれは、夜半の雨のように冷たい。 思いの外、柔らかな手応えだった。手に残る感触に呆気に取られる。血の赫さに目がくらむ。降り注ぐ冷たさに息を呑む。わずかの油断に、足場を失った。 蜘蛛の糸が切れた――油断に、我が妖気が弱まったためか、それとも、糸に切れ目が――いつの間にか入っていたのか――入れられていたのか――蜘蛛の身は縋る足場を失い、宙から落ちた。 真下は水面であった。吾輩が先に水底へ落ちた。その上に追って鮮血が降り注いだ。清冷な湧き水に赫が交じる。波打って、交わる。透明な赫の影が我が身の上に落ちる。息ができぬ。息が詰まる。吐いたものが泡となって水面へ登る。鮮血と入れ違いに。 どうした、まだ、吾輩は息をしているようだ。こんな妖怪となった今でも。そして息を詰め、苦痛を覚えている。 しかし次には、あれが落ちてくるであろう。腹を裂かれ、鮮血を吹き出させた、あれだ……。道連れだ。或いは相討ちだ。思っていたよりも手応えがなかった。あの肌と肉は柔らかだった。 ――未だ信じられぬ。この手で引き裂いておきながら、夢のように思える。彼程容易く、あの命が奪われてしまうとは。呆気もなく、吾輩の手に奪われてしまうとは。そんなものだったのだろうか。 息を吐く。冷たい湧き水が胸に流れ込む。この苦しみさえも夢の中のようだ。 やがて水面に落ちた、影が、水を揺らすささやかな音を立てた。諸共に沈むのだ。まったく、相討ちとなるとは、少しも思いもしなかった。あれほど赫い血を流すとは思わなかった。あの白波のような肌の内側に赫い血が流れているとは。 いま、それは水面より落ちて、赫の滲む水底へ、先を急いで沈んだ吾輩を追うように、するりと落ちた。 血の抜けた顔は一層白い。血の抜けた腕も一層白く、それをするりとこちらへ伸ばした。 迎えるようにこちらも腕を伸ばす。心中だ。相討ちながら、心中でもある。手と手を握り――と、しようとしたが、あちらの腕はするりとこちらをすり抜けた。 あっと叫びそうになった。ところがこちらは泡を吹くばかり、水面を乱すばかりであった。 が、あちらは音も立てず波も起こさず、飛ぶように、水底を空のように飛ぶように、するりと泳いで瞬く間に吾輩の腕の中へと飛び込んでいた。 腹から鮮血を流している。だが水の中では蛙は自在なのだ。血は赫くとも、人ではない。 額がぶつかるほどの近くへ顔を寄せ、ニタリと笑った。透明な水であるから、それが吾輩にもよく見えた。泡も吹かずに生き生きと笑ってみせた。相変わらず生白い顔だが、唇はほのかな桃色であった。 でこちらの手を取り、また泳ぎ出す。水面へ向かって、上へ上へ。 夢のようだ。彼程に血を流しておきながら、まだ生きている。本当にこれは、ただの蛙だったのだろうか?(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE道タケ漣のキスの話二人ですること 今日のコイツは見るからに機嫌がいい。一体何があったんだ? ……どうせ、些細なことだろう。昼に食った円城寺さんの弁当が、ウマかったからとか。いや、円城寺さんの弁当は大抵ウマいけど、今日は俺とコイツの好きなおかずがたくさん入っていた。 そういうのだけで、あんだけ上機嫌になる単純なヤツ……は普段よりも文句は少な目、騒がしさは上で、円城寺さんの買い物にも付き合って荷物持ちをさせられ、円城寺さんのアパートに着いてからも食材や日用品の収納の手伝いのためにそう広くないアパート内をあちこち行き来していた。円城寺さんの後ろにくつついて。まるで飼い主の背後をちょこちょこと着いて回る犬みたいだ……と見てて思った。 「タケル、漣。午後からずっと家のこと手伝ってくれてありがとうな」 1704 masasi9991DONE膝枕したい道タケ漣デカくてやわらかい「いつも、してもらうばっかだろ」 「あん?」 「お返しにこっちからできねぇかって話だ。……オマエはそんなこと考えねーか」 「らーめん屋がやりてーっつーからやらせてやってるだけだ。オレ様はカンダイだからなァ……その、ヒザマクラっつーやつも」 「そうか」 畳に胡座かいて座ってるチビがオレ様を見下ろしてフッと鼻で笑った。意味わかんねーからムカついてその喧嘩を買ってやろうかと思ったが、メンドクセえ。寝転がったままチビの言ってたことを考える。 ヒザマクラ? ヒザっつーか、太ももをマクラにするやつ。よくらーめん屋がやってる。 らーめん屋の太ももは枕としてはそれなりに悪くない。らーめん屋の暑苦しい体温も寝るのにはちょうどいいし、頭や背中を撫でてくる手がそこにあるのもいい。つまりらーめん屋が勝手にやってりゃいいんだ、そういうのは。 2159 masasi9991DONEおやすみの前の道タケ漣一番いい場所「しまった。あれを忘れてた」 さあ電気を消して寝ようか、という瞬間に急に思い出して布団を出た。タケルが「え」と呟いた。漣は、「ハァ?」だって。二人ほとんど同時に。 あれ、っていうのはあれだ。大した用事じゃない。しかし寝る前に片付けておかないと、明日朝起きてからだと……。ともかく大したことじゃない。布団を出て、台所に立ってやり残したことをすべて片付けた。ものの十分ぐらいだ。それでも罪悪感をたっぷり抱えて、再び寝室に戻った。 だってさっきの二人の一言、寂しそうだったじゃないか。まあ、一言というか一声、たったそれだけだったし、寂しいったって別にドアを挟んですぐそこにいるんだし、そもそも自分の自惚れが大げさに感じさせているというのは大いに否めないが、あの反応がかわいくてたまらなくて。 1347 masasi9991DONEお昼寝する道タケ漣うたたね とん、と寄りかかってきた円城寺さんの重みと熱と、すぐ近くに聞こえる規則正しい寝息。それから心臓の音……は、俺のか、円城寺さんのものか、どっちかわかんねぇ。ドキドキする。それと向こう側で不貞腐れてるヤツの、横顔。 優越感――思わず口元が緩んだ。とはいえ、横目で円城寺さんとソイツを眺めながら、胸ん中に浮かんできたのはそれだけじゃないって気もしてる。 ソイツが子供っぽく尖らせた唇の、薄いピンク色に少しだけ見とれた。 「静かにしてろよ」 小声で呟く。が、思ったより自分の声が部屋ん中響いた気がして、慌てて円城寺さんの顔を覗き込んだ。……大丈夫だ、起こしちゃいねぇ。俺の肩を枕にして、円城寺さんはすっかり眠ったままだ。 1366 masasi9991DONE寒い朝の道タケ漣冬の朝のいたずら 小柄な二人の背中が、ちゃぶ台の前で小さく丸まって座っている。喧嘩は一時中止らしく、寒い寒いと口を揃えて不満を漏らしつつ顔を洗って部屋に戻ってきていた。 二人とも、この間自分が買ってきた青と赤の半纏をそれぞれ羽織ってくれている。分厚くて温かいそれで着ぶくれした後ろ姿はまるでハムスターや兎のような小動物が寄り添っているかに見えて、思わず口元が緩んだ。買ってきたときは二人とも微妙そうな顔をしていたけど、やっぱりよく似合っているし、こんな寒い朝にはぴったりだ。 「洗面所、そんなに寒かったか? まあ飯を食ったら温まるさ」 「洗面所も、この部屋も寒い……」 「らーめん屋、自分の家なのに寒いかどうかもわかんねーのかよ」 1540 masasi9991DONE夜の道タケ漣風景 五 隣でもぞもぞと動く気配がして、目が覚める。まだ、夜中だ。部屋は真っ暗だけど、気配と体温で動いているのはタケルだとわかる。 ふと身体を起こしたタケルは、トイレにでも行くのだろうか……。半ば夢のようにぼんやりとそんなことを考えていると、起き上がったタケルがこっちを向いていることに気がついた。それから、すぐに布団の中へ戻ってきた。さっき起きたときと同じところへ。……と思ったけどどうやら違う。自分が目を覚ましたときより、ぽっと暖かくなった。タケルの体温だ。 一度起き上がったタケルがこちらに寄りかかってきて、頬を自分の胸のあたりに押し当てている。心地いい重さだ。顔を覗き込むと、すっかり眠っているらしかった。うつ伏せ気味の背中も穏やかに上下している。きっとさっき起き上がったときも、寝ぼけていたのだろう。 1280 recommended works momomoDOODLE 102TRAINING妖怪不祥事案件? フォーエバーフレンド風にしたかったのに反れた。 #妖怪ウォッチ 2 花畑桃李DONE めいみDOODLE せきあDOODLE何も見ないで描いた親子 2 ディミトリDONE妖怪ウォッチシャドウサイドのしゅらコマです。 menkolaboDOODLE妖怪ウォッチJam妖怪学園Yの寺刃ジンペイ 2 かっこかりMEMO良いお年を絵 たがの落書き倉庫MAIKING修正と色分けで時間かかりすぎなのでは?