代表首長服の下は執務室での報告後にカガリとの束の間の逢瀬を楽しむアスラン。見つめ合ってカガリの頬に触れてそっと顔を上に向かせるとカガリから瞳を閉じてキスを待ってくれる。アスランはその顔をしっかりと堪能してからカガリに口づけしどんどん口づけを深くしていく。カガリの身体をしっかり抱きしめその下の骨の感触を感じる。それからカガリの身体のラインを確かめるように抱きしめていた手で撫で擦る。背骨の隆起を感じ、腰の細さを感じながら最後には上向きの少し小ぶりな尻の上に手をやる。揉みはしないが尻の張りのある手触りを手の平に感じながら交わすキスは至福の時間でアスランはそっと瞳を開けてキスに酔っているカガリの表情を堪能するのだ。ここ最近のキスを交わす時のルーチンのような流れの中、いつもと何かが違うことに気づく。尻の感触がいつもと違うのだ。なんだキスをしながらも弄るように尻を触り確かめる。いつもよりダイレクトに尻の感触を感じる。そう、下着のラインを感じないのだ。まさか、下着を履き忘れているのかそんなことがあるのか。いや、カガリのことだもしかしたらあり得るかもしれない。流石のカガリもいつもよりしつこく尻を触られるのでキスを中断し「お前ちょっとお尻を触り過ぎだぞ」と赤くなって抗議する。顔を赤くして上目遣いで抗議するカガリが可愛くて頬が緩むがことがことだ。少し小声で躊躇いながら「カガリ、その、下着を履き忘れているんじゃないのか」と伝える。目を丸くしたカガリがすぐに顔をさらに真っ赤にしアスランの胸に拳を振り下ろしながら「ばっバカお前そんなわけあるかっちゃんと履いているっ」って怒りはじめる。振り下ろされた拳を受け止めながら怒っていてもかわいい顔を眺めながらも「いや、しかし、その……下着の感触がないから……」「あ、お前……それでしつこくお尻を触っていたのか……」とカガリに若干白けた眼をむけられる。呆れたように「首長服の時は下に響かないようにTバックを履いているんだ。だからだろ。」とあっさり答えられる。TバックTバックと言ったのかあのカガリが確かに最近はレースなど装飾がついた下着を着けるようになっていたがTバックTバックとは……あの紐のような下着のことかあの紐のような下着を俺のカガリが「アスランおい、アスラン、聞こえているか」Tバックとカガリという組み合わせが全く噛み合わず思考がまとまらない。「あ、いや、下着をつけているならいいんだ。うん……。」「なんだよ、変なの。あ、そろそろ時間だな。次はいつ会える」カガリはいつも通りににこにこと笑って次の逢瀬の日を確認してくる。上手く答えられていたかはわからないがまた次の約束を取り付け最後にカガリからのキスを受け執務室を後にする。カガリがTバックを着用しているアスランの衝撃は大きかった。それからは何をしていても首長服を着ているカガリがTバックを着用していることを考えてしまう。あんなに美しく凛々しく演説をしているカガリ(Tバックを着用している)、慰問先で子供を優しく抱き止めるカガリ(Tバックを着用している)、首長たちと閣議をしているカガリ(Tバックを着用している)、トーヤに代表業務について教えているカガリ(Tバックを着用してい)、俺の報告を笑顔で聞くカガリ(Tバックを着用している)、もう首長服の下のことしか考えられない。このままで任務に支障が出てしまう。首長服の下がわからないからこんなことになるのだ。わからないからこんなに悩ませるのなら確かめればいいのだ。そもそもカガリのことで自分が知らないことがあることのほうが我慢できない。待ちに待ったカガリへの報告の時、アスランは必ずや今日首長服のの下を確かめると強く決意するのであった。首長と一佐として業務報告を行い、これからはただのアスランとカガリだ。カガリが嬉しそうに「アスラン」と言って自分の腕の中に抱きついてくる。かわいい。だが今日は明らかにすることがある。今日の報告の後はカガリの終業なことも知っている。確かめる時間はたっぷりあるのだ。一呼吸置きカガリの両肩を掴みゆっくり優しく伝える。「カガリ、今日もTバックを履いているのか」「え」「見せて欲しい」
首長服の下を暴けジャスティス