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    recita_DQX

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    recita_DQX

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    マリアンヌ

    #風花雪月
    wind,FlowerAndSnow

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    アサツキ

    PAST去年のNovelber 雨予報(11/2手紙)(2020/10/26)今日の天気は晴れ、時々、矢の雨です。仲間が咄嗟についた冗談じみた予言は、どうやら当たってしまったらしい。
     朝飯を食べる前に1回。外に買い出しを出る前に1回。外に出てから少なくとも3回以上、雨の襲撃に見舞われた。
     雨を降らしてくる犯人は分かっている。仲間の1人で、寡黙な弓使いの女性だ。密林に住むアマゾネス然とした格好の彼女とはまだパーティーを組んだばかりだ。
     そういえば、正確無比な弓矢の腕前は今身を持って体感しているが、実のところ彼女の素性をよくは知らない。
    「何故逃げる?」
     矢から逃れて、壁を背に昼飯のサンドイッチを嗜んでいると、彼女からそんな一言が飛んできた。当たり前だ、攻撃されているんだから。今の気持ちを率直に答えると、壁向こうから出てきた彼女は、さっきまで放っていた矢を見せてきた。矢の細長いシャフト部分に、白い紙が括り付けられている。
    「仲間になってくれてありがとう」
     紙の中身はなんとも拙い一文。つまり、さっきまでこの言葉を伝えたいが為に……。すっかり拍子抜けした俺は、どういたしましてと返して、その場で床に崩れ落ちた。
     いやいや、不器用にも程があるだろ。
     どうやら彼 536