「なぁ、チャンドラ」
(またかよ)「なんですか?」
「コノエ大佐ってなにが好きだと思う?」
「知りませんよ。ミレニアムの連中に聞いて下さい」
「…聞けるわけないだろ。チャンドラだから相談するんだ」
「ノイマン、前にも言ったが俺からアドバイスするなら、あの人は絶対にやめておけ」
「前も言ったが、コノエ大佐はお前が思ってるよりいい人だぞ?優しくてカッコよくて、でも厳しいところもあって…すごく素敵な人なんだ」
(だから俺はあの人苦手なんだよ!)
「はいはい。そうですか…だったらおれに何度聞いて聞いても無駄だって学習しろ」
「チャンドラ中尉。すこしお時間よろしいのですかな?」
(よろしくないですよ。と言いたいが…)
「少しならいいですよ」
「ノイマン大尉が好きなもの、他にあれは教えてほしくてね」
(アンタからもらえるものならあいつは喜びますよ!と言いたい)
「好きとかは関係ありませんが、今度ゆっくり休み欲しい。とぼやいてましたので休みあげてはどうですか?」
「休みか…チャンドラ中尉のオーブでオススメとかあれば…「おれのオススメはノイマンと一緒に行く場所になりますよ」(それでもよろしいですか?と牽制してみる)
(ほら、嫉妬の目だ)「申し訳ありません。冗談です。ガイドブック差し上げますので大佐がプラン練った方がノイマンも喜ぶと思いますよ」
「ありがとう。いつも申し訳ないね」
(礼なんていいから早くどっか行け!)
「チャンドラ中尉はノイマン大尉の事どう思っているのですか?」
「どう。とは?」(いきなりなんなんだ?)
「…ノイマン大尉の事好きなのでは?だから私に当たりが強い。なのにアドバイスする。気になってしまってね」
(あぁ…そう言う事)「ノイマンの事は好きですよ。でも大佐と違ってノイマンに恋愛感情はありません。親友…戦友…とも違います。」(改めて聞かれると困るな)「ん〜、敢えて言うなら家族愛ですかね…」(うん。艦長も言ってたから間違いない!)
「ラミアス大佐やフラガ大佐も同じ事言ってましたな…」
「ノイマン泣かせたら怖いのはうちの艦長ですからね」
「で、あの2人結局付き合ってるの?」
「なんでフラガ大佐までおれに聞くんです?」
「いや…チャンドラ色々詳しいからさ…」
「大佐はあの2人が付き合ってると思ってます?」
「…付き合ってない。だろうな」
「なんでアレで付き合ってないんだよ!最近はミレニアムの連中までおれに聞きにくる!」
「まぁまぁ…落ち着けって、今日は奢るからさ」
(大佐の奢りとわかれば上手い酒のんでやる!やけ酒だ!)
「もう付き合えばいいだろ!」
「そうだ。チャンドラ。一つだけ間違えてる事あるぞ?」
「なにがです?」
「ノイマン泣かすと怖いのはマリューじゃなくてキラだ。」
「はぁ?キラですか?」
「そう。キラ・ヤマトだ。あれはマリューより怖かった」
(あんたノイマンになにしたんです⁉︎)
チャンドラはコノエに対していけ好かない。って思ってる
けど、ノイマンの幸せを1番に思ってるのでコノエ大佐にアドバイスする。
フラガがノイマンに何したかはご想像にお任せします