あぁスタオケ、どうしてサ終しちゃったの… ~夏イベの幻覚編~==========
プロット詳細前半
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①演奏会に呼ばれる
一同「南の島?!?!?!!」
拓「やったーーーー、人生初海外だ!!!!」
三「ヤバい、もう緊張してきた……!!」
南「お父さんが運転する飛行機に乗れるかな~」
喜ぶ一同。
②空港での一幕
空港について搭乗手続きをしていると、朝日奈に珊瑚からマインが来る。突然、月城とアメリカにいて何もしらないはずの巽から「この時期に海に行くというのであれば、覚悟と準備はできていらしゃるのでしょうね?」と朝日奈に伝えてほしいという連絡があったという。謎の警告に、困惑する一同。その場に一緒にいた、成宮は「なるほど、準備か…」と考え込み、乙音と拓斗は朝日奈を励ます。
③飛行機での一幕
機内で酔った朝日奈を源一郎が介抱してくれる(包容力ある医者の卵を感じたい…トゥンクなやつ)。
源一郎にはもちろん医師免許や看護師免許はないが、実家にいたころは病院の事務や免許のいらない清掃や備品の管理などを手伝っており、医療的な知識が人よりもあることがわかる。
④南の島に到着
笹塚と仁科は収録で付近に来たことがあり、いろいろ解説してくれる。目的地の島は空港のある島らさらに船で数時間行った場所。船は一週間に一度しか出ないという。三上が「こういう離島って、ホラーとかミステリーとかで事件が起きても帰れなくなったりするんだよな…」と不吉なフラグをたてる
つい巽の伝言を思い出す朝日奈。心配そうな朝日奈に、成宮が「約束します。どんなに遠く離されても、俺が必ずあなたを迎えに行くって」と微笑み、朝日奈はまた調子のいいことを言ってと呆れる。不安げな朝日奈をはげまそうと、乙音は、「おばあに教えてもらったおまじないだよ~」といって、自分のつくった貝殻のイヤリングの片方をつけてくれる(離れ離れになっても、必ず戻ってこれるという願いが込められているという)。
⑤ホテルに到着
ワイワイする
拓「すっげえーーー!!」
香「とても素敵ね。きっと、ここから眺める夕日も綺麗でしょうね」
仁「宿泊者は、夜だけオープンするプールサイドのバーで、モクテルをご馳走してもらえるらしいよ。あとで一緒に行かない?」
皆で楽しく過ごす朝日奈。だが、どこからか謎の視線を感じる
朝日奈「?」
⑥演奏会について
演奏会の概要について説明される(音楽に関する部分は何も考えられません!!銀河くんと笹塚と惟世に、なにかいい感じの活躍をちょこっとしてほしい。けど何も分からない…)
ホテルの人からの警告
→「夜のビーチには絶対に近づいてはいけない」と警告される。島には、夜のビーチを一人で歩くと人魚にさらわれるという伝説があるらしい
⑦リハーサル
リハーサルは無事に終わる。演奏後、茂みで聞いていた女の子が拍手をくれる。そして「おねえちゃんたちの音楽、すごくよかった」「また聴きたい、いつ聴けるの?」と言い、答えを聴くと、うーんと考えこんで、「私と約束して、夜のビーチには絶対に行かないで」「そうしたら、また聴きに来れるから」という。朝日奈、よくわからず、約束をしてしまう。
夕暮れ。ホテルの人に、全員でなら遊びにいっていいのか確認して、海へ。綺麗なビーチで、海での時間を楽しむ。
(五線譜出てきて、全員とビーチで楽しむひとときあってもイイデスネ~^^)
遊んでいる最中、惟世が「なんの声だ?」と言い出す。子どもの泣き声がするという。惟世と拓斗と一緒に、声の主を探す。すると、茂みでひとり泣いている女の子がいる。はぐれてしまった姉を探しているが、見つからないという。拓斗と惟世と、女の子の姉を一緒に探してあげるが、見つからない。リハーサルを聴いていた女の子と髪の色が似ており、その子かもしれないという話になる。さんざん探しまわるが、見つからずにいるまま、日没がくる。
ビーチに突然、サイレンが鳴り響く。日没の始まりを知らせるサイレンだった。すると、たくさんいた地元の客が、さーっと慌てたようにいなくなってしまう。三人がぽかんとその様子を見ていたら、背後で「もういいよ、ありがとう」と女の子の声がする。三人がふりむくと、女の子は忽然と消えていた。なにか空恐ろしいものを感じて、呼びに来た九条たちとともに、全員でホテルに戻ることにする。
(→サイレンだと怖すぎるので、綺麗な鳥の声とかでもいいかも)
⑧深夜の泣き声
ホテルで夕ご飯をごちそうになる。
ロビーでデザートをふるまわれ、みんなでひと時を過ごす。その後解散になり、部屋に引き上げようとする朝日奈。ふたたび女の子の泣き声が聞こえてくる。警告のことを思い出すも、泣き声が心配になり、部屋を飛び出す朝日奈。大きな水音とともに、場面が暗転する。
⑨行方不明のコンミス
数時間後。マインに返事がなくて心配になった朔夜が朝日奈の部屋に行くが、もぬけの殻。
ホテル中を探してもいない。さんざん探しまわって、ビーチに倒れているのが見つかる。医者の息子として、そして卵として、源一郎が脈や瞳孔、血圧などの確認してくれる。「見た目のあきらかな異常はないが、精密な検査は設備がなくて島ではできない」と源一郎とホテルの人。あわてて病院に連れて行かなければという話になる一行に、それはいけないと現地のおじいさんが口をはさむ。人魚のいるビーチから引き離してはいけない。稀に意識が戻ってくる人がいる。だが人魚から離れてしまったらずっと眠りについたままだと言われる。どのみち船が来るのは一週間に一度で、島から出ることはできない。言葉を失う一向。
⑩人魚と朝日奈
朝日奈が目をさますと、そこは光に包まれた不思議な空間。その中央に、まるでプロジェクターで投影されたように、ビーチの景色と、倒れている自分が見える。九条と皆が駆け寄ってきて、心配そうにしている。自分はここだと伝えようとするけれど、声が出ない。そこへ「無駄だよ」と女の声がする。朝日奈が探した、泣き声の主だろうかと考える朝日奈。振り向くと、美しい人魚の女がいた。「私がおまえの魂を体と引き裂いてやった」「明日の日没までに体に帰れなかったら、おまえの魂は永遠に元の身体には戻れない」と宣言する。そんなのは困ると反論する朝日奈。だが女は「約束を破ったおまえには当然の罰だ」と言う。「おまえの魂はこのまま私の心の中に閉じ込められて、私の魂に同化し、海の底で、声ひとつ出せないまま消えていくしかないのさ!」と女は恐ろしげに言い放つ。そんなのは嫌だ、と逆らう朝日奈に、怒った人魚。「おだまり!」と朝日奈を叩こうとするが、おかしな光がぴかーっと光る。朝日奈が以前、花響の学園祭に行ったときに、巽と月城とともに屋台をまわって彼らがくれたくじの景品のおもちゃだった。人魚はなぜかその光をひどく嫌がり、消してくれと頼む。朝日奈は、どうしたら自分が元に戻れるのか、戻す方法はないのかと問い詰める。人魚は忌々しそうに、「もし私の願いがかなえば、おまえは元に戻れる」「だが、今まで私の願いをかなえることができた人間はいない」「おまえの魂はこのまま消えるしかない」と恐ろしい言葉を残し、人魚は消えてしまう。途方にくれる朝日奈。
⑪打つ手なし
一方、ホテルに朝日奈を運んできたスタオケのメンバー。表面的には、朝日奈はよく眠っているだけ。あのおじいさんの話を信じるのかと否認する七瀬・三上。だが、寝こけている朝日奈をいくら揺さぶっても目を覚まさない。どんどん時間が過ぎ、異常な事態を受け入れざるをえなくなる一同。無理にでも朝日奈を病院に連れていくべきだ派の凛・七瀬(病院で世話になった経験ある勢)と、むやみに動かすべきではない派の一ノ瀬・南(マブイやファータなど不思議と縁が深い勢)がピリついたりする。有効な手がみつからないまま、一向は侃侃諤諤する。
刑部・仁科が、なんとか乗ってきた船を戻ってこれないか、掛け合ってきたが、なぜだか島外の何処にも電話がつながらない。竜崎と笹塚で、この島から出せる船がないか探してきたが、生憎、動くはずのボートや船はすべて壊れている。桐ケ谷と一ノ瀬は、どういうことだか島の人たちにもっと詳しく話を聞きにいく。源一郎の介抱を手伝っていた凛が悔しがる。朝日奈に一緒に付き添っていた拓斗が、大事な用事があると三上を連れて出ていってしまう。同じく成宮も、「俺もちょっと」と出ていってしまう。コンミスになにかあったらどうしよう、と肩を落とす流星と、同じく蒼白に黙り込んでいる香坂のふたりを慰めていた南は、ぎゅっと朝日奈に渡したピアスを握りしめ「コンミスちゃん……」と語りかける。