背後から抱きしめた体。肩に口づけ、前に回した手で腹を撫で回す。緊張してるのか、体に力が入っているのが何だか可愛らしい。
「あの、デカラビア…」
「なんだ」
「いつまでこれをやるのかと思って」
首筋に顔を埋めれば、ぴくりと反応を見せた。胸筋の形をなぞるように触れ、弱い力で胸を揉む。むにむに、と張りのある肉の感触が心地よい。ぷっくりとたった突起にいつ触れようか、もう少し揉んでいたい気もする。
「んっ、なんなんだ…」
「お前の体に触れるのが好きなんだ」
ここまで許されるのは自分だけだから。ソロモンとだってこんなことにはならないだろう。
「…そうか、趣味がわるいね」
うなじや背中に吸い付き噛みついて痕を残す。白い肌に残った咬み傷が赤く映える。
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