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    syuka_0w0

    @syuka_0w0

    4月~新参。新快(広義)が好き(*´ `*)

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    syuka_0w0

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    2024.4.29べったーより
    初書きの為、キャラ迷子。
    致してるけど全くエロくない。

    【新快/小話】戦略的撤退一番太い部分を抜けると、縁のぴりぴりとした痛みは収まったが、代わりに内部の圧迫感がぐっと増した。

    (腹破られそうで怖…)

    これまで経験した事のない、内臓が押し上げられる感覚に、意図せず嘔吐きそうになり、慌てて口を塞いだ。
    犬の様に短い呼吸を繰り返していると、指の腹や額に、じんわりと汗が滲んでいく。
    ふと見上げれば、工藤も眉間に皺を寄せ、額には大粒の雫を幾つも作っている。

    (苦悶する表情までイケメンとはこれ如何に…)

    同じ顔だと突っ込まれそうだが、俺にここまでの色香はないと思う。
    イケメンではあるけれど。

    よくセックスをスポーツにカテゴライズする人が居るが、なるほど、確かに気力体力面では、愛の営みというよりハードめの有酸素運動に近いかもしれない。

    「…落ち着いたか?」
    「さっきよりは…あんまし急に動かれるとやばそう」

    先程から腰を進める動きが止まったと思ったら、どうやら此方への配慮だったらしい。
    観察眼の優れた工藤のことだ、俺が両手で口を抑えているのは、『声が出ちゃう!やだ、恥ずかしい!』だなんて初心な事でないくらいお見通しだろう。

    「もう抜くか?」
    「うー…」

    折角ここまで進んだのに、と言ってやりたい所だが、正直あちこち限界で白旗状態だ。
    俺の認識・準備不足があったことは否めない。
    ぎちぎちに締め付けられている工藤自身も、心做しか少し嵩が減っている様な気がする。
    このまま変に事を急いて怪我をしても何にもならないと判断し、降参を示すように顔の横で両手を広げた。

    「んー…その案には賛成。ぶっちゃけしんどい。ただ、抜く前に何個か試していいか?前立腺の位置も再確認しときてえし、次回への傾向と対策を考えたい」
    「…お、おう。次回…あるのか」

    なんて事言うんだこの探偵は。
    この黒羽様が甘んじて、清水の舞台から飛び降りる程の、決死の、並々ならぬ覚悟を持って受け手に回っていると言うのに、今回限りだと思われていただなんて!
    俺の愛も軽んじられたものだ。
    謎に対しては過ぎる程の探求心と諦めの悪さを持つ癖に、これだから朴念仁は嫌になる!

    文句の1つでも言ってやろうかと思ったけど、次があると分かり、深く息を吐いた工藤の顔があまりに可愛かったので、ぺちりとデコピンをして終わらせてやった。
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