Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    たると

    @tmmtrt

    なんでも読むしなんでも描く。雑食。
    猗窩座推し。
    スタンプ嬉しいです!ありがとうございます!
    原作リスペクト!憧れ!大好きです!

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💟 🐹 💗 🌟
    POIPOI 71

    たると

    ☆quiet follow

    双子バニー祭に双子👶ちゃんで参加します!
    お尻ぷりぷりです!
    にんじんさんたくさんお食べ♡
    ※文字あるなしの差分追加

    ##狛治
    ##猗窩座

    Tap to full screen (size:720x1280).Repost is prohibited
    💕😍💞❤☺😍💞💞💘💘😂😭😭☺☺💘😻🍼🍼🍼🍼🍼🍼🍼🍼🍼🍼🍑💗💟💖💘💞💞💞💞💞❤🍼💖💗💖😍🍼🍼🍼🍼🍼🍼☺☺🍼💖☺💕💕🍆💕💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ほしいも

    DONE図書室デートをしている猗窩煉

    ■女子高生同士
     放課後の図書室。
     終礼のチャイムが響いたら、二人揃って同じ教室を後にする。図書室までの一階と数百メートルの距離を彼女の手を取って歩むのが、在学中で最も繰り返したデートコース。

    **

     三回巡らせた季節。四季の移ろいでデートコースの景観は随分と違って見えた。陽が長くなったとか、窓を開け放って流れ込んでくる風が気持ちいとか、夏を前に制汗剤の香りがするとか、冬の廊下は外よりも寒いだとか。特別な場所に行くわけではない、それなのに、私たちにとっては立派なデートだった。

     夕陽が差し込む図書室に通うのは、私たちだけではない。二、三年生の姿が多く、それぞれに自主学習へ耽ったり、本の世界に没頭したり、居眠りをしたりして自由に過ごしている。図書室は常に開かれていて、拒むことなく全ての生徒を受け入れてくれている。

     彼女は、家で待つ家族に図書室通いの事を、付き合っている彼女と蜜月を過ごしている。などとは言えず「受験勉強」という四文字で断りを得ていた。
     私はというと、世話になっている施設が門限さえ守りれば後は自由に過ごして構わないという放任主義だったので、完全下校の19時を知らせる鐘が鳴るまで 1447