11/8「ハッピーバースデートゥーユーっ♪」
「ハッピーバースデートゥーユーっ♪」
「「ハッピーバースデーディア」」
「アイちゃん♪」「テーネ♪」
「ハッピーバースデートゥーユーっ♪」
「「いえーーっ!」」
「うるせえカリスマ共!!」
痺れを切らして絶叫したのは、ヌビアの子、感覚であるトゥニャだった。その様を見て、苦笑する声がそこここから聞こえる。総勢14名のヌビアの子は、一同に介していた。
───と、言っても、集まりたくて集まったわけではない。近々、このヌビア学研究所が、ヌビアに関する研究結果を市民に分かりやすく知らせることを目的とした祭りを実施する。それに際しての伝達のために、研究所内の講義棟に集められていたのだった。
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