七海みなも 執着×依存←〇〇推し共依存型ヤンデレ双子と不可思議骨董屋シリーズの小説と絵をマイペースに書いてます ☆yên lặng theo dõi Yell với Biểu tượng cảm xúc POIPOI 5
TẤT CẢ 不可思議骨董屋 共依存型双子 七海みなもTHỰC ĐƠN骨董屋の縁側でお話をする傑とアヤ。悶々している傑視点です。英雄の器とは 手土産片手に訪ねた骨董屋。 パワーストーンだという貴石を惜しみなく敷いた中庭は、夏至の強い日差しを受け、今日も独特な色を放っている。 夏の盛りにも拘わらず縁側が涼しいのは、もしかしたらこの妖しささえ感じる庭の所為なのかもしれない。 そんな失礼な事を考えながら入道雲を眺めていると、不意に涼やかな声が耳膜を打った。 「『英雄と云うものは天と戦うものなのだろう』……」 「え?」 視線を落とせば、俺の膝を枕に昼寝を楽しんでいた筈のアヤさんが、くふくふと喉を鳴らしている。 いつ起きたのだろう。全く気づかなかった。 睡魔の残る瞳を撓ませる彼は、無言で驚く俺を見上げて言葉を繋ぐ。 「『英雄の器』に出てくる言葉だよ。急に思い出しちゃった」 2563 七海みなもSử dụng lại Halloween以前画像で上げた骨董屋さんのハロウィンSS🎃白バイ隊員の伊織と骨董屋二人のちょっとしたお話。白バイ隊員の悪戯いつも通りの警邏。 いつも通りの休憩時間に、矢張りいつも通り相棒を放置して、俺は骨董屋へ向かった。 連続不審事故や餓鬼玉事件で世話になった骨董屋である。 何の因果か知らないが『はい、さようなら』と切れる縁ではなかったらしい。 否。 あの変わり者たちに進んで関わろうとしている自分も、多少いるのだが。 ただのオブジェと化している可哀想な軽自動車の隣に白バイを停め、見た目以上に重い引き戸を潜り店内へ踏み入る。 迎えてくれたのは白檀の香りと、普段は漂って来ない蓮華の匂い。 どうやら今日は『当たり』らしい。 広めなコンビニ程の店である、目的の場所は直ぐに現れた。 店の最奥。会計処の小机に向かって座る、二人の男性。 ジャージ姿の仏頂面と、蓮の浮く墨染めの着流しに身を包んだ麗人——店主のユウさんと従業員のアヤさんだ。 2054 七海みなもLÀM XONGヘッダーにしてる不可思議骨董屋シリーズのメイン四人ちびキャラ難しいね 七海みなもvẽ nguệch ngoạc手癖で書いた骨董屋の超短編。実際のCPはユウ×アヤなので、傑の恋は報われません(_ _)それは非日常という名の日常(短編1)初夏の日差しが眩しい、休日の午後。 俺は手土産片手に骨董屋を訪れていた。 先輩刑事曰く『変人しかいない』という骨董屋は、今日も閑古鳥が鳴いている。 仏頂面の店主——ユウさんの脇を通って上り込んだ、いつもの座敷。中庭を臨む縁側では、やる気のない店員——アヤさんが昼寝を楽しんでいる。 今日は『おねむの日』らしい。 少し、いやかなり残念だ。 ユウさんが用意してくれたお茶請けをいただきながら、俺はひっそりとため息をついた。 折角アヤさんの喜ぶ顔が見られると思ったのに。確率五割の『おねむの日』を引き当ててしまった。 傍に置いた紙袋も、心なしか淋しそうに見える。 アポ無しで訪れた俺も悪いのだが、偶の休日である。落胆するなという方が無理だろう。 1358 1