お願いオシエテ「ダイ!」
ノヴァがダイの名前を呼ぶ。その声に弾かれた様に一斉に振り返ると、ダイは虚ろな目で頬を紅潮させ、コップを片手にふらふらとしていた。
そう、彼はコップに入っていた酒を間違えて飲んでしまい、酔っぱらってしまった。(未成年は絶対飲んじゃ駄目だよ!)
真っ赤になって今にも倒れそうになるダイを、その場にいた全員が手際よく介抱する為に動き出す。
そんな中、マァムから水を貰ったダイは、力なく胃へと流し込む。
少しだけ落ち着いたダイは、不意に隣にいる人物を虚ろになった目で見上げ、桜色に染まった唇を震わせた。
そして、唐突に爆弾を投下した。
「おれのこと好き?」
ダイが言い放った言葉に、隣の人物の脳は硬直した。
=その後、のそれぞれの反応。=
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