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    chiroroya_dda

    成人済、腐です。
    支部で載せられない、とても短い文や文章になってないネタを乗せます。ネタなので、ほぼ文章になってません。ツイッターでは入りきらないネタを此処に乗せる予定です。

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    chiroroya_dda

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    たまきずをやっている時に、ダイ君と交代する時に「おれのこと好き」と聞こえてしまった事から生まれた、しょうもない産物。
    謎時空、多分、原作軸パラレル。
    その場に居る面子は、マァム、ポップ、ヒュンケル、ノヴァは居ますが、その他はご想像にお任せします。
    ポップ、ヒュンケル、バランのそれぞれの反応別に書いてみました。改ページが無い為改行多様にしてます。
    見づらくて申し訳ありません。

    ##ヒュダ
    ##ポプダイ
    ##バラダイ
    ##ダイ受

    お願いオシエテ「ダイ!」
    ノヴァがダイの名前を呼ぶ。その声に弾かれた様に一斉に振り返ると、ダイは虚ろな目で頬を紅潮させ、コップを片手にふらふらとしていた。
    そう、彼はコップに入っていた酒を間違えて飲んでしまい、酔っぱらってしまった。(未成年は絶対飲んじゃ駄目だよ!)
    真っ赤になって今にも倒れそうになるダイを、その場にいた全員が手際よく介抱する為に動き出す。
    そんな中、マァムから水を貰ったダイは、力なく胃へと流し込む。
    少しだけ落ち着いたダイは、不意に隣にいる人物を虚ろになった目で見上げ、桜色に染まった唇を震わせた。
    そして、唐突に爆弾を投下した。

    「おれのこと好き?」

    ダイが言い放った言葉に、隣の人物の脳は硬直した。



    =その後、のそれぞれの反応。=


    *ポップが隣に居いた場合

    「え、あー、えっと……まあ、その、好きだぜ。勿論、友人として。」
    「友人以外としては?」
    じっと見上げる潤んだ瞳に、ポップはふと浮かんだ邪な心を振り払うように、自身の頭を乱暴に掻いた。そして、小さな肩を両手で掴んだ。
    「好きに決まってるだろ!疑ってるのか?」
    「ううん。おれも大好きだよ!」
    「ダイ!」
    感極まって、ダイをギュッと抱き締めるポップ。
    そのままキスをと思ったのだが、ダイは既に夢へ旅立っていた。
    お預けを食らったポップ。
    明日、このやり取りがダイの記憶から消されているだろうと予測し、落胆した。
    「ったく、間抜けな顔で寝やがって。」
    ダイの頭を自分の肩へと寄り掛からせる。
    そして、意趣返しにとダイの頬を軽く抓った。










    *ヒュンケルが隣にいたの場合。

    「ああ、勿論だ。」
    「本当?」
    「本当だ。」
    「ほんとーに、ほんと?」
    「ああ、好きだ。」
    ダイの気迫に、押されながら頷く。
    すると、ダイは瞬く間に満面の笑みを浮かべた。
    「えへへ、おれもヒュンケル大好き。」
    ダイは、広く逞しい胸に擦り寄り甘える。
    ヒュンケルはダイをもう少し抱き寄せて、癖の強い髪を撫でてやる。すると、数秒も待たぬ内に小さな寝息が聞こえた。
    腕の中で眠ってしまったダイの横顔はあどけなく、思わず笑みを浮かべた。
    「おやすみ、ダイ」
    瞼に掛かっている前髪を、そっと指で払いのけた。すると、幼い子供は擽ったそうに笑った。
    夢では、幸せであれ。
    暖かな温もりを放さぬように、しっかりと抱き締めた。











    *おまけ
    バランが隣にいた場合

    「ディーノ、もう寝なさい。」
    「父さんが答えてくれたら、寝る。」
    梃子でも動かぬと睨む幼い瞳に、バランは溜息を付いた。
    「分かった。好きだぞ。」
    「棒読みだし、投げやり。気持ち籠ってないー。」
    頑強な胸板に、ダイは両手を握り締めて軽く殴り出す。
    痛くも痒くもない可愛らしい攻撃に、妻の面影が重なる。それを懐かしく思いながら、そっと両手を掴む。
    「ディーノ、私の息子。大好きだ。だから、もう寝なさい。」
    優しく声を掛けると、ダイは目をゆっくりと瞬かせ、そしてはにかむ。
    そして、ゆっくりと近寄り、頬に軽くキスをした。
    「おれも、父さんの事大好き。」
    それを伝えると、事切れたかの様に意識を失った。傾いた小さな体を難なく引き寄せ、抱き込む。
    「愛してる、ディーノ。」
    耳元で囁いた柔らかい声色に、夢の中にいるダイは嬉しそうに微笑んだ。



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