ゆめさき 星明かり4、おめでとうございます。久しぶりに新作を用意できました。源浮のみですが、少しでもお楽しみいただけると幸いです。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 6
ALL 星明かり4 源浮 星つむ2 浮葉のひとりHあり 無理矢理 両片想い 星つむ3 星つむ 唯ちゃんの出番多め 浮葉さんの登場はない 堂本さんが目立つ 源一郎は出ていない ゆめさきDOODLE鷲上源一郎が本屋で見かけた1冊の雑誌。それは黒橡としてデビューした御門浮葉が堂本大我のツーショットだった。かつての主ではなくなる姿に溜め息をついていたところ、朝日奈唯が現れるが……決意「ふう……」 星奏学院最寄りの書店で1冊の雑誌が目についた鷲上源一郎は思わずタメ息が漏れてしまう。 そこにあるのは、「漆黒の覇者、黒橡 衝撃のデビュー」の文字。 そして、写っているのは紛れもなく堂本大我とかつての、いや、今でも心では忠誠を誓っている御門浮葉のツーショットであった。 堂本はともかく、御門の表情は物憂げさを残しておきながらも、一方で自分が見たことがない挑戦的な笑みを前面に押し出している。 「浮葉さまが壊れていく……」 そう思ってしまうのは、傲慢なのだろうか。 芯は強く、一度決めたことは決して曲げないものの、やはり儚げで物憂げ。 そんな印象を抱いていたのは自分の幻想だったのだろうか。 堂本を相方にしてから、いや、リーガルに関わるようになってからと書いた方が正解だろうか。彼に抱いていた印象はかき消され、新たな一面を剥き出しにされている。 1843 ゆめさきDOODLEジュンブライベの浮葉さんSSRのカドスト第1話をもとに浮かんだネタ。帰りが遅くなった御門浮葉。それには堂本が思いよらない理由があり……理由「随分と遅かったな」 日曜の昼過ぎに「用事がありまして」、そう告げて外出した御門浮葉がマンションに戻ってきたのは夕食の時間をとうに過ぎた頃だった。 高校生にもなって門限だなんだ騒ぐつもりはないし、そもそも自分は彼の保護者ではなければ彼の帰宅時間をとがめられるような優秀な生活を送っているわけではない。 ただ、自分の予想を数時間単位で超えているという事実を告げたかった。それだけ。 「珍しいですね、あなたが私のことを心配するなど」 堂本の言葉は御門にとっては意外なものだったのだろう。 少し眉をひそめながらもこちらを見つめてくる。 好意的でないのは相変わらずだが、以前よりはわかりやすく嫌悪感を出してきたように思える。 1708 1