まろんじ 主に作業進捗を上げるところ 今は典鬼が多い ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 549
ALL 典鬼 人間女子 江たろ がるまで 宇奈七 エルモリ ファフナー ファンノク ブルマリ むつじろ 何か その他 とうらぶ おヘル誕 ヘルルナ まろんじPROGRESS女の悲鳴が聞こえると、鶲は履物を放り出すようにして庭から縁側へ跳び上がった。 1144 まろんじPROGRESS──兄ちゃん、これ、まきどもしして。もう一回見たいの。──まきどもしじゃなくて、巻き戻しだよ。ほら、このボタンを押すんだよ。 1204 まろんじPROGRESSお嬢、おはよう。朝早くから悪いね。ああ、いいよ、お茶とかは。すぐに帰るから。あのね、一階の奥の部屋に行ったら分かるけど……今日からしばらくの間、この家で療養する人がいるんだ。 1526 まろんじMEMO扇さまの生い立ち 出生/7歳 601 まろんじMEMO「大樹は、自分で自分を面白いと思ってるの?」 197 まろんじMEMO原稿進んでないけど何かは投稿したかった 817 まろんじPROGRESS陽光の下でも冷え始めていた足先を、黄土色の湯に委ねる。優しい温度に柔らかく包まれているような感覚が心地よく、七緒は目を閉じて足の指を遊ばせた。 692 まろんじPROGRESS石段が一旦無くなり、平坦な道に出た。 774 まろんじPROGRESS宇奈七本の表紙のイメージ3巻くらいに分かれると思うのでシリーズっぽくなるようにしたい三日月型の薔薇のフレーム素材を共通に使うのはどうかなタイトルの文字もフレームと同じグラデーションにした方がいいか迷い中 まろんじPROGRESS「そういうことなら。まずは……あ、歩きながらにしようか。一箇所目の足湯に行ってみよう」 1033 まろんじMEMO設定 大樹と七緒の教室 まろんじPROGRESS五月中旬にサンダルを履くのは、少し気が早いようにも思える。 1074 まろんじMEMO設定資料 七緒の使ってる基礎化粧品・ベースメイクコスメ 8 まろんじPROGRESSいつ手に入れたのか分からない品物が、七緒にはもう一つある。チノパンツのポケットを探った。丸い、金属でできたそれを指先で掴み、そっと取り出す。 1622 まろんじPROGRESS七緒は、机代わりのスーツケースの前に座っていた。 1164 まろんじPROGRESS「偽のお嫁さん……」──それじゃあまるで、永久に本物のパートナーにはなれないみたいじゃないか。 2085 まろんじPROGRESS多華枝に手を引っ張られ、蒼葉は一旦口を閉じる。姉たちに手を振り、大樹と七緒は校庭へと歩いて出て行った。 503 まろんじPROGRESS「モデルは文句なしの美形だから、あとはあたしの腕次第ってわけかあ……よしっ」 875 まろんじPROGRESS大樹と七緒の前で立ち止まると、二人を見て目を輝かせた。「すごーい、王子さまと王子さまだ!」 966 まろんじPROGRESS裏を返せばそれは、七緒と共にいられなくなれば、大樹も飢えてしまうかもしれないということだ。 1523 まろんじPROGRESS耳慣れた大声が、校舎の玄関から廊下へと響き渡った。姉の多華枝が、抱っこ紐で椿を抱え、蒼葉と片手を繋ぎ、もう片手に何やら大きな紙袋を下げて歩いている。 3090 まろんじPROGRESS七緒がその場で一度、瞬きをしたときだった。「和倉くん……! 和倉くんだ……!」バスタオルの上に半身を起こした状態だった田山が、七緒へと手を伸ばす。 1719 まろんじPROGRESS七緒は、数秒程何かを考えるような顔をした後、くすりと笑みを零した。 1726 まろんじPROGRESS「和倉のその格好は何だ? ハロウィンはまだ先だぞ?」 760 まろんじPROGRESSスターターの音が鋭く鳴り響き、選手たちは一斉に走り出す。「頑張れ」「ファイト」などと歓声が飛んだ。 1095 まろんじPROGRESSむかしむかしあるところに魔女の建てた月のお城がありました 329 まろんじPROGRESS生徒会室は七緒が来てから喫茶店のようになった、とは鳳鳴の言である。彼が様々な茶の茶葉やティーバッグを持ち込んでいるのだ。 470 まろんじPROGRESS彼は、どんなに誘ってもおかしくならないけれど、どんな願い事も叶えてくれます。口にしないことまで叶えようとしてくれます。 1101 まろんじPROGRESS拝啓お返事が届くとは思っていませんでした。はっきりと拒否したつもりでしたから。 1085 まろんじPROGRESSそうと分かっていて、それでも七緒に返事を書こうと思ったのは、あなたのことが案じられてならないからです。だって、今のあなたはとても、寂しそうで哀しそうなのですもの。 758 まろんじPROGRESS今のあなたに、大切な人はいますか。助けて、助けられて、支えて、支え合って生きられる人。一緒にたくさんのものを見て、広い世界を歩きたいと思える人。 1563 まろんじPROGRESS拝啓お手紙ありがとう。 906 まろんじPROGRESS薔薇の香りがするものは何でも好きだ。それは大樹にとって、心を安らかにしてくれる香りだった。 167 まろんじPROGRESSヘアゴムを毛束の根本にぐるぐると巻き付け、固定する。前髪や横の髪がいくらか下りて来てしまったが、これは仕方がない。 2085 まろんじPROGRESS五月中旬の快晴の日、眉難高校にて体育祭が開催された。天気予報によれば、最高気温は二十七度と、初夏を通り越して夏のような一日になるようだ。 1045 まろんじPROGRESS今日も上手に、仔猫の振りができただろうか。飯坂のいる車に乗った途端、狐になってしまったけれど。 656 まろんじPROGRESSその夜は、やけにはっきりとした夢を見た。昔の夢だった。七緒は、瓦屋根の邸の一室、縁側のある畳の部屋にいる。畳に座る自分の周りには、子ども用のおもちゃがたくさん散らばっている。 2257 まろんじPROGRESS助かります、と鳳鳴に頭を下げられ、飯坂は首を横に振った。「早速なのですが……鳳鳴さんは、誘拐した車のナンバーを覚えていた、というお話でしたね」 2129 まろんじPROGRESS鳳鳴は、眉難市の住宅街の中にある、賃貸住宅の一室を借りて住んでいた。秋保の息子、七緒にとっては宇奈月の親族という富裕層の少年が住むには、粗末に感じられた。 1599 まろんじPROGRESS事は、大樹に知れないように運ばねばならなかった。平日、学校へ行く日は、七緒はほとんどの時間を大樹と共に過ごしていたので、飯坂と話をするのは自然と土日に限られた。 1165 まろんじPROGRESS七緒は鳳鳴に背を向け、立ち去ろうとした。しかし、路地に彼の掠れた声が響いた。「待て、和倉」 3099 まろんじPROGRESS四月の終わり頃の、体育祭の話題で学校中に熱が満ち溢れて来る時期だった。七緒は、バイトを済ませて風俗街を歩いていたところ、とある騒ぎに遭遇したのだ。 1331 まろんじPROGRESS七緒と飯坂との関わりが始まったのは、元を辿ればあの尊大な生徒会長にきっかけがある。大樹の従兄、秋保シャルル鳳鳴である。 1093 まろんじPROGRESS宇奈月邸から学生寮へ向かう車中である。邸の運転手である飯坂という男が、注意深く坂道を下って行くのを、七緒は後部座席からじっと眺めていた。 1171 まろんじPROGRESSむかしむかし華の国に 王子さまとお姫さまがいました王子さまは見事な翼をもっていたので 孔雀の王子さまと呼ばれお姫さまはすみれを愛していたので すみれのお姫さまと呼ばれていました 444 まろんじPROGRESS「素敵なお父さんですね」七緒が微笑むと、多華枝はまた、なぜか感慨深げに頷いた。「おとうさん……」何か、姉が余計なことを考えている気がする。 2684 まろんじPROGRESS次の瞬間には、金髪の頭が大樹の肩に乗っていた。七緒が抱き着いてきたのだ。 2455 まろんじPROGRESS室内にはグランドピアノと椅子、譜面台、楽譜を収める本棚、そして柔らかいソファがあった。ソファに並んで座る。 2111 1234