ALL 絵 小説 COMOYAMATRAININGそこのないよる 8章頭くらいのべそ天幕の外が騒がしい。調査に出ていた連中が帰ってきたのだろう、足を投げ出して休んでいたベリトは起き上がった。「だけど!」「今日何回吐いたと思ってるのよ。いいから休みなさい」吐いた?子供を叱るようなウェパルの声がしてまもなく、外の生ぬるい空気と一緒にソロモンが入ってきた。よたよたと、数刻前に別れた時とは別人のような危なっかしい足取りだ。「おい」「大丈夫だから」通り過ぎる腕を取っても反応は無い。仕方なく回り込んで顔を覗き込むと、触れるのがためらわれるほど目もとが腫れていた。どんな悪夢見たらこうなるんだよ、と言いかけたその時、「う」小さいうめき声をあげてまたソロモンがよろめいた。「おい!」とっさに引き上げようとするが間に合わず、膝をつくかと思ったが。地面が抜けて、真っ暗闇に頭から吸い込まれる。二人で落ちたのはベリトが無意識に開いた、底のない夜だった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・静かな暗い場所で、あぐらをかいてビリビリと本を破っている。半分以上は何も書かれていない 1854 COMOYAMADONEひっぱりべそ COMOYAMADOODLE暴走児イベ後的な COMOYAMADOODLE何度言ったらわかんだテメェ(わからない) COMOYAMADOODLE察するモン COMOYAMADOODLEべそはトトロ寝が出来るはずだ 2 12