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    MAIKING※冬北
    おっぱい調教するつもりなかったけど、結果的にそうなってしまう冬北、の冒頭
    ため息に聞こえないよう注意しながらつめた息を吐く。少々不自由な体勢を強いられていることがそもそもの原因だが、北斗は視線を落とす。
    「ねぇ冬馬…楽しい?」
    冬馬は目だけでこちらに反応するとこくりと頷く。ぴょこりと立つアホ毛を揺らし、胸の突起にむしゃぶりつく冬馬は傍目から見れば滑稽に映るだろう。けれど、妥協案からの負い目と惚れた欲目で眩んだ北斗からして見れば、可愛らしいの一言で済ませてしまえるくらいに慣れてしまっていた。

    些細な行き違いと譲歩から始まった不可思議な行為は本日で五日目。紆余曲折あって冬馬と付き合うことになり性行為については高校を卒業してからと決めていたのだが、それは難しいと冬馬が異を唱えたことがきっかけだった。
    性欲旺盛健全盛りの青少年に厳しい条件であったし、加えて北斗の趣味はそのままと言うのも虫の良すぎる話でしかないのも事実だっただけに再考を余儀無くされた。
    デート相手と肉体関係を持つつもりはなかったが、付き合っている冬馬とは大手を振ってデートに出かけることも出来ないのだ。誠実に彼だけを想っていることを示せれば、と頭を捻って俗に言う「恋人らしいこと」をしようと思い立ち冬馬 873