The Happy Prince AU テディビリ以前からちょっとずつ考えてた妄想の端書き。
テディ(王子の銅像)
独裁者だった女帝の祖母に果敢に立ち向かい、相討ちとなったが呪いで銅像にされてしまった。意識はある。
戦後の貧困に苦しむ市民を心を傷めて見守っている。
瞳はサファイア、聖剣エクセルシオールにも宝石があしらわれており、身体は金箔で覆われていたがビリーに頼み街の貧しい人々にみんなあげてしまった。視力を失う前に見た世界が、黒髪の優しいツバメの表情だったのをとても幸福に感じている。
金箔が剥がれた身体は深い緑色。街の人々はみすぼらしいと口を揃えたがツバメはそれを美しく思い、最期のちからをふりしぼりキスを送った。
呪いが解けた姿は金髪に象牙のような肌。美しい青目は失われたままになった。
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