アマチュア無線
Hussini
DOODLE「私は人間とは違って、笑い続けてもお腹がよじれることはないのです」世界初のアマチュア無線衛星、オスカ一1号さんです!
1961年に打ち上げられ、モールス信号でひたすら笑い続けました。でも顔には出ないタイプ。笑うペースには温度が反映されているのだとか…
NEL90000
MOURNING『セブンティースリー』73(seventy-three)
アマチュア無線で使用される、男性に対する別れの挨拶
というのを見かけていてもたってもいられなくなって書いた矢久。けど書いてるうちによくわからなくなったやつ。
あと、矢さんの未来越しに自分の死とか察知できるようになりそうだな、とか思ってた。多分。
セブンティースリー ガラッ、と少し乱暴にドアが開けられる音で目が覚めた。
真っ白な天井に自分の腕に繋がれた点滴、周囲をカーテンで仕切られたベットに寝転がる自分の状態を把握する。
勢いよくなんの遠慮もなしに開けられたカーテンからは見慣れた先輩が顔を出した。起きている自分の姿をその目に写しても、さして驚く様子はない。
「はっ、いっつもと逆だな」
「僕だって怪我くらいしますよ」
ゆっくり体を起こすも、怠さと鈍く響く痛みに眉間にシワが寄る。それでも我が物顔で椅子に腰かけた先輩は手ひとつ貸さない。知っている、この人はそういう人だ。
寧ろ今まで矢後さんの流れ弾に当たってこなかっただけ奇跡ですよ、と、呆れ顔で付け加えれば、お前が流れ弾で死ぬタマかよ、と真顔で返された。一体僕はなんだと思われているんだろうか。
3640真っ白な天井に自分の腕に繋がれた点滴、周囲をカーテンで仕切られたベットに寝転がる自分の状態を把握する。
勢いよくなんの遠慮もなしに開けられたカーテンからは見慣れた先輩が顔を出した。起きている自分の姿をその目に写しても、さして驚く様子はない。
「はっ、いっつもと逆だな」
「僕だって怪我くらいしますよ」
ゆっくり体を起こすも、怠さと鈍く響く痛みに眉間にシワが寄る。それでも我が物顔で椅子に腰かけた先輩は手ひとつ貸さない。知っている、この人はそういう人だ。
寧ろ今まで矢後さんの流れ弾に当たってこなかっただけ奇跡ですよ、と、呆れ顔で付け加えれば、お前が流れ弾で死ぬタマかよ、と真顔で返された。一体僕はなんだと思われているんだろうか。