Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ウルトラマン

    S24243114_0102

    DOODLETwitterと支部には上げてたけど、こっちにも保管庫として置いておきます。
    ブレーザー世界の防衛隊、とあるモブ隊員の会話
    ウルトラマンの正体を薄々感づいてしまうモブたちのお話

    そりゃ重要な作戦行動中なんだし、通信記録はどこかに残されてると思う。しっかり見たら、気付くはず。
    ウルトラマン現出時に限って通信に居ない隊員が一人いることに。

    ウルトラマンブレーザー本編及び劇場版後のお話です。
    ある日の防衛隊、休憩時間の仮眠室「最近さ、俺思うんだ。ブレーザーって普段どこで何してるんだろうって。」
    「いきなり何?」
    「だって、怪獣現出時だけだろあいつが観測されてるのって。」
    「そりゃぁ宇宙人だし?宇宙にでもいるんだろうよ」
    「俺はレーダー観測員だ。探してたよしょっちゅう。でも地球付近の宇宙域をどれだけ探しても居ないんだ。」
    「あー、確かに。いつも飛び去る時に大気圏出るかでないかの辺でレーダーロストするなぁ」
    「だろ?普通はあの巨体を見失うなんてあり得ないんだよ。」
    「飛び去るフリをして実は地上に潜伏してる…とか?」
    「50mの巨人が?いやそれは無いだろ、絶対誰か気付くって。」
    「…小さく…なれるとか」
    「お前さぁ、質量保存の法則って知ってる?」
    4445

    S24243114_0102

    DOODLEゲントが窮地に陥った時、ブレーザーさんが彼の身体を借りて助けてくれた話
    ほぼほぼ捏造。
    細かい事は気にしないでください。

    Xでアンケート取った結果及び書いた人が生身スパイラルバレードに固執しているせいで哀れにも文字通り木っ端微塵に焼かれた宇宙人さんですが、基本ノーモチーフです。円谷作品にたまにいるなんか飄々とした感じの異星人的なやつだと思います。
    蒼と炎[クソッ何なんだあの人間!なんで動けるんだよ!]
    薄暗いビルの間、彼は今大いに焦っていた。簡単な仕事のはずだったのだ。この星には同業者はほとんど進出していないと聞いていたし、いわゆる防衛隊もさほどの規模ではないと。だがしかし、どうして気づかれたのだろうか、いつの間にやら複数の尾行者がついてきていた。

    何とか振り切ろうと慣れない街を走り回り、大半の追っ手を撒いたはずだった。ただ一人、執拗に追ってくるその男に気づいたのは、日が傾き辺りを薄闇が覆い始めた頃だった。捕まると後々面倒だ、一人だけなら何とか対処できるか、そう考えた彼は追っ手を誘い込むことにした。手持ちの端末で周囲をスキャンし、人気のない場所へ向かう。喧騒から離れた路地裏、端末のジャミング機能が十分に働いていることをを確認した彼は、追っ手の方に向き直った。
    4208