ネコヤナギ
まるちゃん
SPOILER快刀乱魔の自探索者であるHO3猫柳 颯(ねこやなぎ はやて)の概念香水解説の全文。直接的ネタバレはないけど匂わせがあるのでネタバレ注意です。
鍵はyesです。
ネタバレがある事を確認しましたか?
宮守ソウク
DONE「夢庭 ~ドリームガーデン~」用にミニキャラで冬服立ち絵をご用意しました。持ってる鞄の中に武器を入れているというコンセプトです。あと結羅さんは後ろ髪を伸ばしてます。 前に見た私服イラスト可愛くてちょっと寄せた。
花のチョイスは
結羅→結→団結→イキシア
猫野→猫→ネコヤナギ
竜之進→竜→リンドウ
ぬいぬい→天才→天下無敵→ハナモモ
です。 4
msk11170808
DONEワードパレット「ネコヤナギ」をお借りして書いた話のやっくん視点。ふと見てしまった黒尾くんの表情に驚いててれるやっくんの話。
ゆえに、その後黒尾くんへの対応が甘くなったんだと思われる。そんな顔見せられたら、仕事頑張ってる恋人にアイスコーヒーくらい奢ってあげたくなるし、キスもハグもしたくなるってもんだよね〜。
『愛おしい』ってやつだろ?からんとまあるいグラスの中で氷が音を立てる。冷たい飲み物の中で、緩やかに溶けていった氷がグラスの中でくるりと滑っているらしい。
涼し気な音とは裏腹に日本の夏ってやつは日が落ちたこんな時間になってもじとりと暑いままだ。
効きすぎた空調の中で身体を冷やしたくはなくて、夜だから平気だろうとテラス席を陣取ったけれど、日本の暑さを舐めていたかもとちょっと後悔し始めていた。
てか、あいつが遅いのが悪くね? なんて思えてきて、出てくるまで待っていようと思っていたのに早々にスマホに手を伸ばした。
『仕事何時に終わる?』
すいすいと画面上に指を滑らせ、メッセージを送る。すぐ既読のついた割に、返答までは少しの間があった。
まだ仕事中かぁと少しぬるくなったアイスティーをずずっと啜る。その音がやたら不満げで自分の気持ちの代弁みたいだと少し笑ってしまった。
3274涼し気な音とは裏腹に日本の夏ってやつは日が落ちたこんな時間になってもじとりと暑いままだ。
効きすぎた空調の中で身体を冷やしたくはなくて、夜だから平気だろうとテラス席を陣取ったけれど、日本の暑さを舐めていたかもとちょっと後悔し始めていた。
てか、あいつが遅いのが悪くね? なんて思えてきて、出てくるまで待っていようと思っていたのに早々にスマホに手を伸ばした。
『仕事何時に終わる?』
すいすいと画面上に指を滑らせ、メッセージを送る。すぐ既読のついた割に、返答までは少しの間があった。
まだ仕事中かぁと少しぬるくなったアイスティーをずずっと啜る。その音がやたら不満げで自分の気持ちの代弁みたいだと少し笑ってしまった。
msk11170808
DONE画像に出来なかったのでこっちに投げましたー!ワードパレット「ネコヤナギ」お借りしました😊
薄くなったアイスコーヒーの理由【黒夜久】『仕事何時に終わる?』
ぽこんと間の抜けた通知音に慣れた手つきでスマホを操作すれば、恋人からのメッセージだった。親善試合前の合宿中のはずの夜久から連絡が来るのは珍しい。つい数時間前、練習場に顔を出した際練習中の姿を見かけたけれど、声をかけることも出来なかった。何かあっただろうか? と一瞬不安がよぎったけれど、怪我などの情報ならいち早く届くような職場にいる。そういう話は聞いていないから怪我などではないとホッと息を吐いた。
声でも聞きたいとか? だったらいいなと思ったものの、夜久に限ってそれはないかぁと肩を竦める。とりあえず、仕事を早めに片付けて、今会社出たとこって返事を入れた。
今日は車で来ていたので、眠気覚ましに乗り込む前にコーヒーでも買うかとふらりと駅前に向かう。目的のカフェの手前で返事をしたきりうんともすんとも言わなくなったスマホを手に信号待ちをしていたら、突然震え出した。液晶に映し出される名前は『夜久』。それを確認して、すぐに通話ボタンをタップしそうになった自分に待てをして、ゆっくり一呼吸。緩みそうになる口元に力を入れて、通話ボタンをタップした。
2902ぽこんと間の抜けた通知音に慣れた手つきでスマホを操作すれば、恋人からのメッセージだった。親善試合前の合宿中のはずの夜久から連絡が来るのは珍しい。つい数時間前、練習場に顔を出した際練習中の姿を見かけたけれど、声をかけることも出来なかった。何かあっただろうか? と一瞬不安がよぎったけれど、怪我などの情報ならいち早く届くような職場にいる。そういう話は聞いていないから怪我などではないとホッと息を吐いた。
声でも聞きたいとか? だったらいいなと思ったものの、夜久に限ってそれはないかぁと肩を竦める。とりあえず、仕事を早めに片付けて、今会社出たとこって返事を入れた。
今日は車で来ていたので、眠気覚ましに乗り込む前にコーヒーでも買うかとふらりと駅前に向かう。目的のカフェの手前で返事をしたきりうんともすんとも言わなくなったスマホを手に信号待ちをしていたら、突然震え出した。液晶に映し出される名前は『夜久』。それを確認して、すぐに通話ボタンをタップしそうになった自分に待てをして、ゆっくり一呼吸。緩みそうになる口元に力を入れて、通話ボタンをタップした。