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    ファン

    natumikan666

    DONEロブファン大前提の警備員→ファントム
    ロブ+警備員ランマル×ファントムの3ぴーえち、ってありだなって思ったけど、どうなったらそうなるか?を考えた結果。
    えち手前まで。続きがかけたらpixivに載せると思います。たぶん。書けるかな…。

    一人称二人称の表記はあえて変えてあります。
    捕まったのはどっち 閉館後のミュージアムで警備員をしているランマルには目下気になる人物がいる。その人物の名は世の中を賑わせている怪盗クレイジーファントムだ。
     最初の出会い(というか出会えてすらなかったのだが)は、ランマルが警備担当の時に侵入されていたのに気づかず取り逃がしたことだ。翌日の新聞の一面で事の重大さを知り、そして怪盗の名前を知った。
     二回目の出会いは最初に取り逃がしたのとは別のミュージアムだった。小さいミュージアムに送られてきた予告状を見て、そこの館長は厳重な警備を敷いた。その予告状をランマルも見せてもらったが、特徴的な丸い文字で書かれており、こいつはふざけてんのか?と思ったほどだ。
     相手は一人に対してこちらにはネズミ一匹通さないほどの警備員が待ちかまえている。稀代の大怪盗もさすがに今日はお縄につくだろう。誰もがそう考えたが、そんな厳重な警備をさらっとかわして目当てのものを盗み出す鮮やかさはさすが大怪盗と呼ばれるだけはあった。ただこの怪盗は静かに忍び込んで静かに去るということができないらしく、派手に侵入してくるものだから警備の目がそちらへ向く。しかしそれさえも怪盗の手口だった。それに気づいたランマルは裏をかこうとしている怪盗を追った。手柄を独り占めしたいという気持ちもなくはなかったが、その面を拝んでやるという気持ちが勝っていた。
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