プラス
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DONE #mirmプラスmfstと豆まきの話。メフィ様、こういうとこあると思ってる。先週の話みたいな感じで神話レベルの話してきそう。
2/2たまに神話レベルの話を見てきたかのように言う「東方の地域に節分というイベントと恵方巻という食べ物があるそうです」
「へえ?」
首を傾げる主のオヤツに豆菓子とロールケーキを出す。飲み物はいつもはコーヒーだけど豆菓子に合わせて緑茶を用意した。
「なんでもですねー、その地域の鬼神様を奉って豆をお供えする行事だそうで。なのでこの時分は豆菓子や豆料理が多く出されると聞きました」
最近はこの時分に豆菓子を食べるのが東方だけではなく近隣一帯に広がっているのだと学校で聞いてきた。
「ふうん。豆ねえ」
メフィスト様は豆菓子をつまみつつ何か考えている。
「豆、お嫌いでしたか?」
「ううん。それは大丈夫。好きでも嫌いでもないかな。けど……その話……」
「?」
なんだったかなとメフィスト様は悩みだしてしまった。なんだろう。メフィスト様もどこかで聞いてらしたのだろうか。
758「へえ?」
首を傾げる主のオヤツに豆菓子とロールケーキを出す。飲み物はいつもはコーヒーだけど豆菓子に合わせて緑茶を用意した。
「なんでもですねー、その地域の鬼神様を奉って豆をお供えする行事だそうで。なのでこの時分は豆菓子や豆料理が多く出されると聞きました」
最近はこの時分に豆菓子を食べるのが東方だけではなく近隣一帯に広がっているのだと学校で聞いてきた。
「ふうん。豆ねえ」
メフィスト様は豆菓子をつまみつつ何か考えている。
「豆、お嫌いでしたか?」
「ううん。それは大丈夫。好きでも嫌いでもないかな。けど……その話……」
「?」
なんだったかなとメフィスト様は悩みだしてしまった。なんだろう。メフィスト様もどこかで聞いてらしたのだろうか。
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DOODLE #mirmプラスazmとkb隊新人🌸の話
新人をがっつり鍛えあげた結果、隊員として優秀になったけど自分に甘えなくなって、やり過ぎたなって思うazm大佐がいてもいいと思うわけよ。
研いで鍛えた私の牙 その日の任務が終わり牙隊の執務室にて各自が日報を書いたり明日の確認をしたりと比較的穏やかに過ごしている。
私……アミィ・アザミは執務室の奥の自席で日報の確認をしつつ、先程終えた任務の報告書を作成している。……している、のだが出口に一番近い席の新人の女悪魔が白い顔で日報を書いているのが視界に入り、気が散る。
ああ、またか。まだ彼女は凄惨な現場に慣れることが出来ずにいる。
そういう時は真っ白な顔で一番最後に日報を持ってくるからわかりやすい。今日もきっとそうなのだろう。
予想通り、隊員が全員退室し、私と彼女と二人きりになって十分程経ったタイミングで彼女は音も立てずに日報を抱えてやってくる。
いつもなら机越しに提出される日報が、今日は机を回って横から渡された。
1160私……アミィ・アザミは執務室の奥の自席で日報の確認をしつつ、先程終えた任務の報告書を作成している。……している、のだが出口に一番近い席の新人の女悪魔が白い顔で日報を書いているのが視界に入り、気が散る。
ああ、またか。まだ彼女は凄惨な現場に慣れることが出来ずにいる。
そういう時は真っ白な顔で一番最後に日報を持ってくるからわかりやすい。今日もきっとそうなのだろう。
予想通り、隊員が全員退室し、私と彼女と二人きりになって十分程経ったタイミングで彼女は音も立てずに日報を抱えてやってくる。
いつもなら机越しに提出される日報が、今日は机を回って横から渡された。
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DONE #mirmプラスmfstと虫が苦手な秘書🌸
ドラ○もんがネズミ相手に核○弾をぶつけようとする話を思い出したので、そういう話です。
2/1吹き飛ばすので、ちょっと待っててください 夜ごはんのあと、風呂から上がって秘書のかわいい娘に風呂を勧めに厨房に行くと、火球をぶっ放そうとしていた。
「待って待って、なにしてるの」
「ちょっと、けしとばそうかと」
「いやいや、何を? 厨房? 家?全部吹っ飛んじゃうから」
「後で直します」
「そういう問題じゃないでしょう」
「あれ」
そう彼女が視線を向けた先にいたのは虫だった。たしかにちょっと大きいけど、摘んで外に放り出せば済むような害虫ですらない虫だ。
「……あの虫に、その厨房どころか家が半壊しそうな火球をぶつけようとしてる?」
「はい。ちょっと無理です」
「いやいやいや、そこで待ってて。火球はしまって」
虫は魔術でパッと外に逃がす。他にいないか周囲の確認もして、たぶん大丈夫。
782「待って待って、なにしてるの」
「ちょっと、けしとばそうかと」
「いやいや、何を? 厨房? 家?全部吹っ飛んじゃうから」
「後で直します」
「そういう問題じゃないでしょう」
「あれ」
そう彼女が視線を向けた先にいたのは虫だった。たしかにちょっと大きいけど、摘んで外に放り出せば済むような害虫ですらない虫だ。
「……あの虫に、その厨房どころか家が半壊しそうな火球をぶつけようとしてる?」
「はい。ちょっと無理です」
「いやいやいや、そこで待ってて。火球はしまって」
虫は魔術でパッと外に逃がす。他にいないか周囲の確認もして、たぶん大丈夫。
Yui
MEMOリメイクしかけの✍︎꙳⋆ゲームも雑談もリスナーさんとのやりとりも楽しくて。大好きな推しなので…もっと魅力が広まってほしい、元気もらうだけじゃなく私も何かプラスになれたらと思ってました。
ただ、去年から1.2だけど非表示かブロック…は気づいてて(名前はよくある名にしたので被ってごめんの気持ち。)、理由分からないけど誰かがマイナスな気持ちになるなら居ない方が良いかなってずっと悩んで…る。おやすみ💤
Lyu@TRPG用
MEMOCoC『ラプラスの探究者達』◆PC/PL◇ ※敬称略
HO水星 / けいぴ
HO金星 / 江戸芝
HO地球 / ぷらば
HO火星 / Lyu
HO木星 / くま吉
HO土星 / ひとで
HO天王星 / しぐれ
HO海王星 / ふゆぽ
KP/HO冥王星 / さくらぎ
hnbechoco
DONE【rkrnプラス】土井先生にちーんしなさいって言われたらしてしまうかもしれない。
すっかり軍師映画観てから忍たまにハマりました。
小さいころに見たきりだったので里帰り?同窓会?の気持ちだったのに、沼入りです。お疲れ様です。
ネタを思いついたものの、合いそうなキャラが思いつかなかったので夢にしてみました。
特に設定考えてないんですけど、年下の同僚(事務員さんとか)かな?って勝手に思ってます。
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DONE #mirmプラスmfstと愛してるゲームをする話。
弱くても可愛いし、めちゃくちゃに強くても良い。大変良い。
1/31I love you &... ある日の昼下がり。メフィスト様がやる気が出ないとボヤいていた。
書斎の机でぐだっと突っ伏して唸っている。
「なにか甘いモノをお持ちしましょうか」
「それより、俺のやる気の出ること言って」
あれだ、よく言われる「もっとかわいく言って」のもうちょいハードルが上がったバージョンだと思われる。
「そうですねえ」
ふと学校で聞いてきたサバトでよくやるらしいゲームを思い出す。
「愛してるゲームってご存知ですか?」
「知らない」
パッとメフィスト様が顔を上げるので、立ち上がって机の向かいから、ゆっくり微笑む。
「メフィスト様、愛しております」
「えっ、うん、知ってるけど、うん」
「照れたのでメフィスト様の負けです」
「えっ、なにそれ! なにそれ!?」
837書斎の机でぐだっと突っ伏して唸っている。
「なにか甘いモノをお持ちしましょうか」
「それより、俺のやる気の出ること言って」
あれだ、よく言われる「もっとかわいく言って」のもうちょいハードルが上がったバージョンだと思われる。
「そうですねえ」
ふと学校で聞いてきたサバトでよくやるらしいゲームを思い出す。
「愛してるゲームってご存知ですか?」
「知らない」
パッとメフィスト様が顔を上げるので、立ち上がって机の向かいから、ゆっくり微笑む。
「メフィスト様、愛しております」
「えっ、うん、知ってるけど、うん」
「照れたのでメフィスト様の負けです」
「えっ、なにそれ! なにそれ!?」
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DONE #mirmプラスmfstと出迎えの話
1/30ごはん?おふろ?それとも…? ある寒い夜にバベルから帰ると、いつもどおり彼女が出迎えてくれる。
「お帰りなさいませ」
「ただいま」
「お食事の用意ができてございます。それとも寒いですしお風呂を先になさいますか?」
それを聞いて、ふと思いついた。
「あのさ、ごはん? お風呂? それとも私? って言ってくれない?」
そう言うと彼女は胡乱な目つきで俺を見上げた。たぶん、また馬鹿言ってると思われているし、その通りなんだけど。
「メフィスト様」
「うん」
「その発言の良さがわたくしには判りかねますので、ちょっと言ってみてもらっていいですか?」
「うん?」
予想とはだいぶ違う返事に困惑する。
言わせようとしたのに、言わされそうになってる?
いや、言われて嬉しいなら、言ってみても悪くないかも? 馬鹿の発想をしつつ、せっかくなのでキメ顔を彼女に向けた。
747「お帰りなさいませ」
「ただいま」
「お食事の用意ができてございます。それとも寒いですしお風呂を先になさいますか?」
それを聞いて、ふと思いついた。
「あのさ、ごはん? お風呂? それとも私? って言ってくれない?」
そう言うと彼女は胡乱な目つきで俺を見上げた。たぶん、また馬鹿言ってると思われているし、その通りなんだけど。
「メフィスト様」
「うん」
「その発言の良さがわたくしには判りかねますので、ちょっと言ってみてもらっていいですか?」
「うん?」
予想とはだいぶ違う返事に困惑する。
言わせようとしたのに、言わされそうになってる?
いや、言われて嬉しいなら、言ってみても悪くないかも? 馬鹿の発想をしつつ、せっかくなのでキメ顔を彼女に向けた。
suise_susk
SPOILERロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち&ラプラスの遺言どちらもネタバレありにつき、現行未通過❌
スチルを1枚だけ自卓弐陣の皆さんに捧げたので投げておきます🤟
出来るだけ寄せました。ちゃんとトレスでは無い。
ここのシーン、私とても好きなんです……
suise_susk
INFO- ̗̀📣ラプラスの遺言 KPやって来たよ!お二人共、バランスが良くて私はとてもとても好きです。
私のところで続編も回って頂き、ありがとうございました!
これからも物語を綴ってってくれよな……
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DONE #mirmプラスmfst秘書🌸が髪を切りたい話
1/29長く暗く夜のような ある日の夜、俺の秘書が洗面所の鏡の前で首をひねっていた。
「どうしたの」
「髪を切ろうか悩んでまして」
「え、やだ、もったいない」
「もったいないですか?」
彼女は髪を一房、雑に掴む。
「錬金術の素材になりますし、魔法薬の素材にもなりますし、切って保管するなり売るなりすれば良いのでは」
「……俺、そんなに甲斐性ないつもり、ないんだけど」
思わず低い声を出すと彼女は目を丸くした。
「メフィスト様に甲斐性がないとは流石に思わないですよ。13冠ですし。すみません。実家だとそうしてたので、そういうものだと思っていたんです」
「……」
どうしよう、この娘の実家滅ぼしてきていいかな……。
肩に手を置いて、出来るだけ冷静に話しかける。
1028「どうしたの」
「髪を切ろうか悩んでまして」
「え、やだ、もったいない」
「もったいないですか?」
彼女は髪を一房、雑に掴む。
「錬金術の素材になりますし、魔法薬の素材にもなりますし、切って保管するなり売るなりすれば良いのでは」
「……俺、そんなに甲斐性ないつもり、ないんだけど」
思わず低い声を出すと彼女は目を丸くした。
「メフィスト様に甲斐性がないとは流石に思わないですよ。13冠ですし。すみません。実家だとそうしてたので、そういうものだと思っていたんです」
「……」
どうしよう、この娘の実家滅ぼしてきていいかな……。
肩に手を置いて、出来るだけ冷静に話しかける。
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DONE #mirmプラスmfst秘書🌸が売られた喧嘩を買う話。たまに言ってますけどうちの子は気が短いし喧嘩っ早い。
1/28ダリ先生からは取ってつけたようなお説教をされた その日学校に顔を出したら珍しく他のクラスメイトが何人かいた。
声をかけて教室で互いに近況報告をすると、一人の男悪魔が鼻で笑う。
「は? 雷帝のSDだったくせに、今は盤外王の秘書? 尻軽かよ。どう考えても雷帝の方がすごいじゃん」
お、喧嘩売ってんのか? 言い値で買うが?
「そんな新入りの名前もろくに知られてない悪魔に頭下げて恥ずかしくねえの? あ、そういう男が好きなんだ? モノ好きだなー。雷帝の方が名声も地位も上なのに見る目ねえの」
「……表、出な?」
辛うじてそう言うと、ソイツは言い過ぎたことに気付いたのか僅かに目を逸らす。
周りで冷や汗をかいていた同級生のうち、女子が素早く教室を出て察しの良い男子は距離を置く。
1106声をかけて教室で互いに近況報告をすると、一人の男悪魔が鼻で笑う。
「は? 雷帝のSDだったくせに、今は盤外王の秘書? 尻軽かよ。どう考えても雷帝の方がすごいじゃん」
お、喧嘩売ってんのか? 言い値で買うが?
「そんな新入りの名前もろくに知られてない悪魔に頭下げて恥ずかしくねえの? あ、そういう男が好きなんだ? モノ好きだなー。雷帝の方が名声も地位も上なのに見る目ねえの」
「……表、出な?」
辛うじてそう言うと、ソイツは言い過ぎたことに気付いたのか僅かに目を逸らす。
周りで冷や汗をかいていた同級生のうち、女子が素早く教室を出て察しの良い男子は距離を置く。
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DONEネタバレは無い❚ CoC ラプラスのクォーター達
▕ HO海王星
▕ Mika Neptun Erde - ミカ・ネプトゥーン・エルデ
出したくなくなる前に置いておくヴィネット風の方
セッションまでワンクッションかけときます。見るも見ないもご自由に
二枚目はアクナイの真似
パス→y 2
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DONE #mirmプラスmfstと流行りの映画を観る話。ところで映画とかドラマとかあるんですかね?
1/27甘い映画より重い貴方の方がいい「これ、流行ってるんだってさ」
そう言ってメフィスト様が持ってきたのはバビルスで流行ってる恋愛映画のディスクだった。
……そんなもん、どこで聞いてきたんだ。や、間違いなくイルマくんに聞いたのだろうけど。
「あー……、すごい甘い話らしいですね」
「知ってるの?」
「学校で流行ってるって聞きました」
「せっかくだし観てみよう」
お菓子や飲み物も用意していざ上映会。
……すごい。めちゃくちゃに甘ったるい。お菓子は塩っぱいの用意すれば良かった。
君は僕の光とか、生きる意味とかなんかそういうことを延々と言って口説いている。
「砂糖菓子もかくやの甘さですね」
「うーん、言われたい? これ」
「や……たぶん、そわってなるんで、いらないです」
1038そう言ってメフィスト様が持ってきたのはバビルスで流行ってる恋愛映画のディスクだった。
……そんなもん、どこで聞いてきたんだ。や、間違いなくイルマくんに聞いたのだろうけど。
「あー……、すごい甘い話らしいですね」
「知ってるの?」
「学校で流行ってるって聞きました」
「せっかくだし観てみよう」
お菓子や飲み物も用意していざ上映会。
……すごい。めちゃくちゃに甘ったるい。お菓子は塩っぱいの用意すれば良かった。
君は僕の光とか、生きる意味とかなんかそういうことを延々と言って口説いている。
「砂糖菓子もかくやの甘さですね」
「うーん、言われたい? これ」
「や……たぶん、そわってなるんで、いらないです」
惺(さとる)
DOODLEエア新刊カフェ「T-Break」はシド、ジョーカー、ヤウズの3人が経営しています。
今はイースター期間!そのため3人はいつものウェイター服にプラスでうさぎの耳と尻尾をつけているのです!
今日もクイーンとネアがチップ積みバトルをはじめ、皇帝がテーブルいっぱいの料理を食べ尽くします。 2
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DOODLE #mirmプラスazmとお酌とコンプラの話
部下がセクハラされて怒りつつも、その部下を恋人として扱うのってセクハラになるのではと悩むazmの話です。そういうことで悩んでほしい。
この悪魔をかわいいと言うのは魔関署の中で私だけなのは承知している 今夜は魔関署全体の新年会……という名の年末年始お疲れ様会である。
各部署から何人かずつ偉い悪魔と新人が駆りだされて、新人はまあ雑用係だ。お酌をしたり飲み物を追加したり食べ物を取り分けたり忙しい。
ナルニア様直属の牙隊新人である私も例に漏れず、数少ない女悪魔ということでお酌に回っていた。けど一通り酔っ払えば、あとはほとんどの方々は勝手に飲みだすので放っておけばいい。
放っておけないのは機嫌の悪さが溢れ出ている我が上官……アザミ大佐である。
「どしたんですか、そんなお怒りになって」
笑いながら隣に座ると、それはそれは低い声で、
「私は、貴様に娼婦のような真似をさせるために牙を砥いできたわけではない」
「ちょろっとお酌してきただけじゃないですか」
1748各部署から何人かずつ偉い悪魔と新人が駆りだされて、新人はまあ雑用係だ。お酌をしたり飲み物を追加したり食べ物を取り分けたり忙しい。
ナルニア様直属の牙隊新人である私も例に漏れず、数少ない女悪魔ということでお酌に回っていた。けど一通り酔っ払えば、あとはほとんどの方々は勝手に飲みだすので放っておけばいい。
放っておけないのは機嫌の悪さが溢れ出ている我が上官……アザミ大佐である。
「どしたんですか、そんなお怒りになって」
笑いながら隣に座ると、それはそれは低い声で、
「私は、貴様に娼婦のような真似をさせるために牙を砥いできたわけではない」
「ちょろっとお酌してきただけじゃないですか」
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DONE #mirmプラスmfstと視察に行ったら喧嘩を売られた話
うちの🌸は短期で喧嘩っ早いです
1/26戦争の申し込みはこちらまで「まあ、メフィスト様ではありませんか」
「これはこれは」
メフィスト様とメフィスト様の統治下にある地域に最近出来た屋内施設に視察に来ていた。
まあ視察の名目で半分デートだ。
けど、その施設の経営をする女悪魔と鉢合わせてしまい、このようにマジの視察になってしまったわけです。
「わざわざお越しいただきまして。事前にご連絡いただければ、お出迎えいたしましたのに」
「個人的に伺っただけなので」
「まあ、そこまで気にかけていただいて」
「こちらで好きに見て回りますので」
「13冠メフィスト様にお越しいただいたのですから、おもてなしをさせていただきませんと」
とまあ、暑苦しく、押しが強くて、鬱陶しい……ダメだ、苛ついてマイルドに表現できない。
974「これはこれは」
メフィスト様とメフィスト様の統治下にある地域に最近出来た屋内施設に視察に来ていた。
まあ視察の名目で半分デートだ。
けど、その施設の経営をする女悪魔と鉢合わせてしまい、このようにマジの視察になってしまったわけです。
「わざわざお越しいただきまして。事前にご連絡いただければ、お出迎えいたしましたのに」
「個人的に伺っただけなので」
「まあ、そこまで気にかけていただいて」
「こちらで好きに見て回りますので」
「13冠メフィスト様にお越しいただいたのですから、おもてなしをさせていただきませんと」
とまあ、暑苦しく、押しが強くて、鬱陶しい……ダメだ、苛ついてマイルドに表現できない。
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DONE #mirmプラスmfstと休みの日に休まない話
待たされたり放ったらかされたらふててほしいですね
1/25ほったらかさないで、寂しいから「ねえ」
「はあい」
「まだかかりそう?」
「もうちょっとですね」
「さっきもそう言ってたよ」
俺のかわいい子は忙しそうに書類を仕分けたり捨てたりメモを取ったり付箋を貼り付けたり……ともかくひたすら手を動かしている。
今日は休みだから昼にちょっと買い物に出ようとか、朝は言っていた気がするのだけど。
朝ごはんの後に大量の手紙が届いて、それを受け取ってからかれこれ数時間はこの調子だ。
この娘はそういうところがあって、仕事なんて始めたら無限にあるし、やろうと思えば死ぬまで続くんだから適当なところで切り上げればいいのに、あとちょっとあとちょっとと手を動かし続ける。
そろそろつまらなくなってきたので取り上げようか。
792「はあい」
「まだかかりそう?」
「もうちょっとですね」
「さっきもそう言ってたよ」
俺のかわいい子は忙しそうに書類を仕分けたり捨てたりメモを取ったり付箋を貼り付けたり……ともかくひたすら手を動かしている。
今日は休みだから昼にちょっと買い物に出ようとか、朝は言っていた気がするのだけど。
朝ごはんの後に大量の手紙が届いて、それを受け取ってからかれこれ数時間はこの調子だ。
この娘はそういうところがあって、仕事なんて始めたら無限にあるし、やろうと思えば死ぬまで続くんだから適当なところで切り上げればいいのに、あとちょっとあとちょっとと手を動かし続ける。
そろそろつまらなくなってきたので取り上げようか。
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DONE #mirmプラスmfstと雪の中を歩く話
雪、歩き慣れてないと大変なんだよ
1/24雪と転げる私と手を引くヒト「寒いですねえ」
「ねえ」
そんなことを言いながら、私とメフィスト様は並んで歩いている。雪が降っていて飛べないし、足元はベチャベチャで歩きにくい。
「あわっ」
「っ!」
足を滑らせてベチャベチャの雪に突っ込みそうになったけど、手をつないでいたメフィスト様が引っ張ってくれて何とか踏みとどまれた。
「すみません」
「大丈夫。気をつけてね」
そう言いながらメフィスト様は繋いでいた手を引き寄せて、先程よりもゆっくり目に歩こうとして、すっ転んだ。
当然のように私も巻き込まれ、二人してべっちゃべちゃである。
「ごめん……」
「だいじょぶ、です」
正直あんまり大丈夫ではない。メフィスト様は尻餅をついたからズボンとコートの裾が汚れたくらいだけど、私は前に手を引っ張られて倒れたので上から下まで雪と泥でべっちゃりである。
913「ねえ」
そんなことを言いながら、私とメフィスト様は並んで歩いている。雪が降っていて飛べないし、足元はベチャベチャで歩きにくい。
「あわっ」
「っ!」
足を滑らせてベチャベチャの雪に突っ込みそうになったけど、手をつないでいたメフィスト様が引っ張ってくれて何とか踏みとどまれた。
「すみません」
「大丈夫。気をつけてね」
そう言いながらメフィスト様は繋いでいた手を引き寄せて、先程よりもゆっくり目に歩こうとして、すっ転んだ。
当然のように私も巻き込まれ、二人してべっちゃべちゃである。
「ごめん……」
「だいじょぶ、です」
正直あんまり大丈夫ではない。メフィスト様は尻餅をついたからズボンとコートの裾が汚れたくらいだけど、私は前に手を引っ張られて倒れたので上から下まで雪と泥でべっちゃりである。
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DONE #mirmプラスmfst邸にコタツを持ち込む話
1/23こたつの魔力「なにこれ」
「コタツというものだそうです。クララちゃんがくれました」
メフィスト邸のテレビの前のソファセットをコタツに入れ替えたら、風呂上りのメフィスト様が困惑の面持ちでやってきた。
今日の昼間、悪魔学校に行ったらクララちゃんに会い、魔具研の師団室に連れて行かれて設置されていたコタツに入ったのだ。
すごかった。めちゃくちゃ良かった。何故かイルマくんとアスモデウスくんにコタツの良さを説明され、クララちゃんが家系能力でコタツを出してくれて、
「パイセンにも分けてあげるからメフィメフィと使いな?」
なんて言って譲ってくれたのだ。
という一連の流れを掻い摘んで説明したら、メフィスト様はわかったようなわからないような顔で頷きつつ、私を見習ってコタツに入ってきた。
906「コタツというものだそうです。クララちゃんがくれました」
メフィスト邸のテレビの前のソファセットをコタツに入れ替えたら、風呂上りのメフィスト様が困惑の面持ちでやってきた。
今日の昼間、悪魔学校に行ったらクララちゃんに会い、魔具研の師団室に連れて行かれて設置されていたコタツに入ったのだ。
すごかった。めちゃくちゃ良かった。何故かイルマくんとアスモデウスくんにコタツの良さを説明され、クララちゃんが家系能力でコタツを出してくれて、
「パイセンにも分けてあげるからメフィメフィと使いな?」
なんて言って譲ってくれたのだ。
という一連の流れを掻い摘んで説明したら、メフィスト様はわかったようなわからないような顔で頷きつつ、私を見習ってコタツに入ってきた。
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DONE #mirmプラスmfstとマフラーと嫉妬の話
実際に何かあるかどうかの話ではないのよね、こういうの
1/22うちの子がかわいい「今日は寒いのでこちらを」
そう言って秘書(研修中)(かわいい)が差し出したのはマフラーだった。幅広で厚手で、深緑と白と黒のタータンチェックだ。
「……」
受け取ったそれを彼女の首から肩にかけて巻くと、顔が埋もれてすごいかわいい。
思わずキスをしたら顔が赤くなってますますかわいい。どうしよう。家から出したくない。
「あの、メフィスト様?」
「うん」
「ご自身に巻いていただいて」
「……うん」
「私のものもありますので」
彼女が取り出したのは色違いで同じデザインのマフラーだった。
「こっちを俺がしてもいい?」
「構いませんよ」
そう言うとふんわりとマフラーを巻いてくれる。届くように腰を屈めて、それでもちょっと足りなくて背伸びしているのが本当にかわいい。
791そう言って秘書(研修中)(かわいい)が差し出したのはマフラーだった。幅広で厚手で、深緑と白と黒のタータンチェックだ。
「……」
受け取ったそれを彼女の首から肩にかけて巻くと、顔が埋もれてすごいかわいい。
思わずキスをしたら顔が赤くなってますますかわいい。どうしよう。家から出したくない。
「あの、メフィスト様?」
「うん」
「ご自身に巻いていただいて」
「……うん」
「私のものもありますので」
彼女が取り出したのは色違いで同じデザインのマフラーだった。
「こっちを俺がしてもいい?」
「構いませんよ」
そう言うとふんわりとマフラーを巻いてくれる。届くように腰を屈めて、それでもちょっと足りなくて背伸びしているのが本当にかわいい。
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DONE「ラプラスのクォーター達」HO金星:ヴィンセント・ヴィーナス 立ち絵差分まとめ(素顔)困り眉ちょっと描き直したさあるのとにこ目の影を入れ忘れてるので次回までに修正したい 11
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DONE #mirmプラスmfstが風邪を引きかける話
1/21風邪を治す特効薬「けほ」
……主が空咳をしている。今日でかれこれ10回目だ。これはいけねえ。
私は可及的速やかに厨房に戻る。雪男大根をサイコロ型に切ってハチミツに漬けておく。それから加湿器出して、マスクも用意して……。
なんて走り回っている内にハチミツ大根飴が出来たのでお湯で割ってメフィスト様のところへ持っていく。
「これは?」
「ハチミツ大根飴お湯割りです。喉の調子がよろしくないようですので」
「目敏いね」
「何度も咳をしてらっしゃいましたよ。加湿もしますから、今日は早めに休まれてくださいませ」
そう言って書斎を出ようとするとメフィスト様に呼び止められた。
「君は大丈夫?」
「今のところは。ですが、あまりに体調が優れないのであれば移らないようにベッドを別けたり」
918……主が空咳をしている。今日でかれこれ10回目だ。これはいけねえ。
私は可及的速やかに厨房に戻る。雪男大根をサイコロ型に切ってハチミツに漬けておく。それから加湿器出して、マスクも用意して……。
なんて走り回っている内にハチミツ大根飴が出来たのでお湯で割ってメフィスト様のところへ持っていく。
「これは?」
「ハチミツ大根飴お湯割りです。喉の調子がよろしくないようですので」
「目敏いね」
「何度も咳をしてらっしゃいましたよ。加湿もしますから、今日は早めに休まれてくださいませ」
そう言って書斎を出ようとするとメフィスト様に呼び止められた。
「君は大丈夫?」
「今のところは。ですが、あまりに体調が優れないのであれば移らないようにベッドを別けたり」
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DOODLE #mirmプラスazm、付き合ってるし、諸々バレている
鋼鉄の犬と隠し切れない猫の話 定時を一時間程過ぎた牙隊隊室。
日勤の隊員は帰寮済み、夜勤の隊員は各自任務に行ってしまったため、隊室に残っているのは引き継ぎと日報作成の終わらない新米私と、待たされているアザミ大佐のみである。
「書けました!」
「……及第点と言ったところだな。明日はもう少し手早く書き終えるように」
「イエッサ! ところでアザミ様、背中の爪痕もう大丈夫ですか? けっこうがっつり引っかいちゃってましたよね」
そう言うとアザミ大佐はめちゃくちゃ嫌そうな顔をした。
「あの後すぐに魔術で治療したから問題ない。ないが」
「へー、アザミ大佐ったら、新人ちゃんとがっつり爪痕残るようなコトしてるんすか? お盛んッスねえ」
「!?」
隊室の扉から顔を出していたのはフェンリル様で、アザミ大佐が椅子をひっくり返す勢いで立ち上がった。
972日勤の隊員は帰寮済み、夜勤の隊員は各自任務に行ってしまったため、隊室に残っているのは引き継ぎと日報作成の終わらない新米私と、待たされているアザミ大佐のみである。
「書けました!」
「……及第点と言ったところだな。明日はもう少し手早く書き終えるように」
「イエッサ! ところでアザミ様、背中の爪痕もう大丈夫ですか? けっこうがっつり引っかいちゃってましたよね」
そう言うとアザミ大佐はめちゃくちゃ嫌そうな顔をした。
「あの後すぐに魔術で治療したから問題ない。ないが」
「へー、アザミ大佐ったら、新人ちゃんとがっつり爪痕残るようなコトしてるんすか? お盛んッスねえ」
「!?」
隊室の扉から顔を出していたのはフェンリル様で、アザミ大佐が椅子をひっくり返す勢いで立ち上がった。
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DONE #mirmプラスmfstと嫉妬する話。
嫉妬するのもされるのもなんぼあっても良いと思います。
1/20転がされ、慰められる俺 秘書(研修中)が厨房でス魔ホをぽちぽちしていた。普段触っているところを見ないので珍しくて覗いてしまう。
「なにしてるの?」
「来週登校するつもりだったんですけど、イフリート先生の都合が悪いそうなので、いつがいいか相談してました」
「……」
イフリート先生というのは、この娘の担任兼師匠だと言っていた。そりゃ、学生なんだから担任がいて、研修中だから担任に報告に行くのも報告のために予定の確認をするのも当たり前なんだけど。
なんだけど、めちゃくちゃ面白くない。
俺以外の相手と魔インしないでほしい。しかも男悪魔と会うためになんて。
「メフィスト様? 再来週頭なんですけど、今のところ空いているのでそこで」
「やだ」
1079「なにしてるの?」
「来週登校するつもりだったんですけど、イフリート先生の都合が悪いそうなので、いつがいいか相談してました」
「……」
イフリート先生というのは、この娘の担任兼師匠だと言っていた。そりゃ、学生なんだから担任がいて、研修中だから担任に報告に行くのも報告のために予定の確認をするのも当たり前なんだけど。
なんだけど、めちゃくちゃ面白くない。
俺以外の相手と魔インしないでほしい。しかも男悪魔と会うためになんて。
「メフィスト様? 再来週頭なんですけど、今のところ空いているのでそこで」
「やだ」
nappa_fake
DONE #mirmプラスmfstのスーツを選ぶ秘書🌸の話
全然関係ないんですけど、ワンダラー・ガイスト氏はバビデビ用に書いてるazm夢にも出てきます。
1/19趣味がバレている「……」
私は衣装部屋で悩んでいた。明日の貴族との会合でメフィスト様に着ていただくスーツについてである。
「何着ても似合うからなー」
そう、メフィスト様は何を着ても似合う。何を着てもかっこいいので逆に選べない。とりあえず冬物で、お偉いお貴族様に新13冠だからと舐められないよう仕立ての良いもので、尚かつメフィスト様の良さを100%引き出せるもの。
「うーん。こないだストライプだったから……次は無地か……や、でもこっちのスリーピース好きなんだよなあ」
私が! 私がスリーピーススーツが好きなのだ。いいよね、スリーピース。けど、うーん。もうちょっとラフなものでも……。
「ねえ、まだかかる?」
「うっわ、びっくりした。メフィスト様、いかがなさいましたか」
902私は衣装部屋で悩んでいた。明日の貴族との会合でメフィスト様に着ていただくスーツについてである。
「何着ても似合うからなー」
そう、メフィスト様は何を着ても似合う。何を着てもかっこいいので逆に選べない。とりあえず冬物で、お偉いお貴族様に新13冠だからと舐められないよう仕立ての良いもので、尚かつメフィスト様の良さを100%引き出せるもの。
「うーん。こないだストライプだったから……次は無地か……や、でもこっちのスリーピース好きなんだよなあ」
私が! 私がスリーピーススーツが好きなのだ。いいよね、スリーピース。けど、うーん。もうちょっとラフなものでも……。
「ねえ、まだかかる?」
「うっわ、びっくりした。メフィスト様、いかがなさいましたか」
nappa_fake
DOODLE #mirmプラスfnrrとnrnaが同一人物って知らなくて、fnrrにさんざんnrnaの好きなところを話してたら実はnrnaだって聞いて天パる🌸の話。
本音は筒抜け、気付かぬは私ばかり 今日からの勤め先となるナルニア様の執務室の扉を叩こうとしたら、背の高い男悪魔が出てきた。
「誰っすか? 見覚えのない女の子っすね」
「えと、今日からナルニア様の秘書室に配属となりました。なのでご挨拶に」
「そうなんすね。ナルニアさんならいないっすよ。あ、俺はフェンリルっす。ナルニアさん、アンリさんの下、魔関署局次長っす。フェンちゃんでいいよ。よろしくね」
「……よろしく、お願いします」
立て板に水の勢いで言われて、よくわからなかったけどとりあえず頭を下げた。
「秘書室の場所はわかる? こっちっすよ」
「わ、わかります」
こちらの返事を待たずにフェンリル様はすたすたと行ってしまう。背が高いから足も長くてあっという間に先に行ってしまう。
2121「誰っすか? 見覚えのない女の子っすね」
「えと、今日からナルニア様の秘書室に配属となりました。なのでご挨拶に」
「そうなんすね。ナルニアさんならいないっすよ。あ、俺はフェンリルっす。ナルニアさん、アンリさんの下、魔関署局次長っす。フェンちゃんでいいよ。よろしくね」
「……よろしく、お願いします」
立て板に水の勢いで言われて、よくわからなかったけどとりあえず頭を下げた。
「秘書室の場所はわかる? こっちっすよ」
「わ、わかります」
こちらの返事を待たずにフェンリル様はすたすたと行ってしまう。背が高いから足も長くてあっという間に先に行ってしまう。