ヘタリア
みかんの自爆
CAN’T MAKEキクバニアファミリー。死ネタあり。
家族私が父上のことを知ったのは私が13歳の時。郵便らしきもので折れた刀と片方割れたピアスが届いた時だった。その時は母上が座り込んで泣いていたことを覚えている。
その時から母上はその赤いピアスを片耳につけている。形見、というものだ。
父上の顔はあまり覚えていない。家にあるのは私が五歳ごろに撮った家族写真だけであり、母上はこの右にいる人が父上、と教えてくれた。
…あまり覚えていないが、父上が戦場へ行った時くらいから、母上は私に厳しくなっていった。けれども元々の母上の優しさは残っている。
でもある日、夜に水を飲もうとリビングに行った際、机に置き手紙と母上が大切につけてたピアスがあった。…そしてなぜかズレている椅子の少し上には母上と思われる人物がいた…
325その時から母上はその赤いピアスを片耳につけている。形見、というものだ。
父上の顔はあまり覚えていない。家にあるのは私が五歳ごろに撮った家族写真だけであり、母上はこの右にいる人が父上、と教えてくれた。
…あまり覚えていないが、父上が戦場へ行った時くらいから、母上は私に厳しくなっていった。けれども元々の母上の優しさは残っている。
でもある日、夜に水を飲もうとリビングに行った際、机に置き手紙と母上が大切につけてたピアスがあった。…そしてなぜかズレている椅子の少し上には母上と思われる人物がいた…
みかんの自爆
DOODLE菊菊で神社の祭り祭りで出会ったあの子<白菊目線>
「兄上…どこですか…?」
兄上とはぐれて迷っているといつの間にか森の中にいた。そこには狐の面を被った少年がいた。私はその不思議だけどどこか儚い君に一目惚れした。
急にその子が手を繋いで走り出した。その子は振り向かない。私は少しだけでも振り向いて欲しくてたくさん走りながら話した。
そのまま走って数分後、その子が指差した先には兄上がいた。
私はそのまま走り出し、兄上の方へ。
「ありがとう」
そう言おうと思って後ろを振り向くがいない。
その日から今までの祭りの日は毎回訪れるけど、その子を見たことがない。
<黒菊目線>
木の上で祭りを眺めていた時、迷子になっている奴がいた。そのまま放っておいて行方不明になっても面倒だと思ってそいつの前へ出てみた。そのまま俺はそいつの手を掴んで走った。人を上手く避けてぶつからないように。その間そいつは色々話しかけてきた。少し戸惑いながら走り続けた。そいつの連れらしきが見つかった時、立ち止まって指をさした。そいつが連れの方へ走っていくのを見た後、俺は即座にそいつの視界から消え去った。今もそいつが祭りへ来ては俺を探していることを知っている。俺も長年ここに来ているそいつのことが好きなのかもしれないけど。妖狐の俺とお前が結ばれるとこの神社に悪いことしか起きなくなってしまう。それを避けるためあえてお前の前に出ないようにしてる。いつかお前の前に出れる日が来るといいな。
607「兄上…どこですか…?」
兄上とはぐれて迷っているといつの間にか森の中にいた。そこには狐の面を被った少年がいた。私はその不思議だけどどこか儚い君に一目惚れした。
急にその子が手を繋いで走り出した。その子は振り向かない。私は少しだけでも振り向いて欲しくてたくさん走りながら話した。
そのまま走って数分後、その子が指差した先には兄上がいた。
私はそのまま走り出し、兄上の方へ。
「ありがとう」
そう言おうと思って後ろを振り向くがいない。
その日から今までの祭りの日は毎回訪れるけど、その子を見たことがない。
<黒菊目線>
木の上で祭りを眺めていた時、迷子になっている奴がいた。そのまま放っておいて行方不明になっても面倒だと思ってそいつの前へ出てみた。そのまま俺はそいつの手を掴んで走った。人を上手く避けてぶつからないように。その間そいつは色々話しかけてきた。少し戸惑いながら走り続けた。そいつの連れらしきが見つかった時、立ち止まって指をさした。そいつが連れの方へ走っていくのを見た後、俺は即座にそいつの視界から消え去った。今もそいつが祭りへ来ては俺を探していることを知っている。俺も長年ここに来ているそいつのことが好きなのかもしれないけど。妖狐の俺とお前が結ばれるとこの神社に悪いことしか起きなくなってしまう。それを避けるためあえてお前の前に出ないようにしてる。いつかお前の前に出れる日が来るといいな。
moi3138
DOODLE2015年に発行したヘタリア三次創作の本です、フィンランドとアナザーフィンランド(性格が真逆)が借りぐらしをしているお話です。当時おこたさんという方との合同誌でしたが、連絡手段がないので私が描いた物のみ載せます。購入してくださった方々、ありがとうございました。 10
_TRIsannkaku
DOODLEギャングスタ バキア仕事のときはわっっっるい顔するけどAlchymistkaに見せる表情は子供みたいに屈託ない笑顔であってほしいよ~~~~
二枚目は返り血無しの可愛い差分 2
nekotakkru
PASTpixivより移動中。ヘタと鬼滅のクロスオーバー。
キメ学設定。
私はFPS系したことないので雰囲気だけです。
駆ける若兵、待つは老鷲崩れそうな壁に背を預けながら息を整える。下手に覗き込めば頭を吹っ飛ばされるので慎重に壁を伝い、周囲を窺った。一瞬跳ねた頭がひとつ。左のコンテナの影に消えた銃身がひとつ。右手前、石垣の下で僅かな物音がひとつ。もう一度頭が跳ねるのであれば確実に撃ち抜くため、スコープを覗く。その間も左の警戒を怠らない。右手前はこちらに気付いた様子はなかった。それでも、充分に注意を払っておく。
ほんの数秒もしないうちにまた頭が跳ねた。すかさず撃ち抜いて相手の血飛沫が上がったのを見届ける。遅れてこちら側の壁を弾がかすめた。恐らくは左にいた相手だろう。スコープをそのままに左を向くと丁度向かい合う形になった。反射的にトリガーを引く。反応の差でこちらに軍杯が上がり、また派手な血飛沫が宙を舞った。
5239ほんの数秒もしないうちにまた頭が跳ねた。すかさず撃ち抜いて相手の血飛沫が上がったのを見届ける。遅れてこちら側の壁を弾がかすめた。恐らくは左にいた相手だろう。スコープをそのままに左を向くと丁度向かい合う形になった。反射的にトリガーを引く。反応の差でこちらに軍杯が上がり、また派手な血飛沫が宙を舞った。