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    リタ

    hyoukaaisu

    DOODLE擬人ブレイサ
    学園もの
    小学の時、現れた謎の転校生ブバ
    勇気を出して声をかけたイサ三はブバの家で可愛いらしいネズミの作る美味しそうなイチゴのケーキを見てその一ページが忘れられないイサ三
    高校でもう一度あの一ページを探すイサ三
    あの時の忘れてしまったことや
    誰にも見せたくないブバの胸の傷の話

    私も学園もの練りたい!からの超高速でねるねるねしてできた話。
    『イチゴのケーキ』春、ATF高校の掲示板を多くの新入生が目を凝らして各々の名前を探す

    「イサミ!こっちだ!」
    入り口から近い場所から見ていたイサミと呼ばれた黒髪の青年は顔を上げ、かなり向こう側にあるイサミの名前を嬉しそうに指し示すブレイバーンを見る。

    "アオ・イサミ"
    一番星を見つけたようなテンションで
    「早く来てくれ!」と手を振るブレイバーン。

    "バーン・ブレイバーン"
    炎のように明るい髪、エメラルドグリーンの輝きを放つ瞳を持ち、2mの屈強な肉体を持つ美男子。
    イサミの小学校からの親友だ。
    イサミの前に突然に現れた転校生のブレイバーン。
    気づいたらそこにいるのが当たり前のブレイバーン。
    一体、ブレイバーンが現れる前に自分は何をしていたかさえ思い出せないほどにイサミが振り向けばすぐ後ろにいて
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    kesyo_tukiyama

    DOODLEアニバ有灯 同じ部屋でおやすみする話。途中。

    一緒のベッドで寝たいとお願いしてくる灯世くんの話。明日も晴れると良いなと柔らかい祈りを口にする彼に、死んでもあなたを守りたいと誓う有くんの話。
     カーテンの隙間から月明かりが静かに差し込んでいる。新名はベッドに寝転がり、窓に目を向けた。見える夜空には大きな満月と無数の星が瞬いている。池袋のマンションから見える空よりもはっきり見える気がするのは、海上だからだろう。客室の明かりは落とされているか、カーテンを閉め切って漏れないようにしているため、あたりはどこも暗い。夜中でも街灯や店の明かりで照らされている東京とは全く違っていた。
    「有」
     名前を呼ばれ、振り返る。暗闇に慣れた目が、隣のベッドで動く影を捉える。恩田がベッドに座っていた。
    「どうした、眠れないか」
     枕が変わると眠れない人間がいるという話はよく耳にする。今回の代行が決まった際にも誰かから雑談混じりに投げかけられたその話が頭の片隅に過ぎった。しかし、新名は小さく頭を振った。恩田は新名がいないところでは寝ないが、裏返すと新名がいさえすればどこでも寝られる。車の中でも、カフェの店内でも。だから枕が変わったとて、新名と同部屋なら構わないはずだ。
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