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    jaicox

    DONE転生後2721幻影ネタからのfluffy(ゆるふわスピード解決)
    ⚠追記⚠
    今更ながらホープが幻影に手を出してた設定です

    もうできてるふたり
    (9/30)2P ふわふわライトさん
    (10/1)3P(10/3)4P(10/7)5Pファングに話もってきがち
    服どーしたらいいのかわからなくて泣いたダサくともこの世界では普通ということにしておいてください
    (10/8)6-9P
    わかりやすいところまで進めたかったですが間に合わず
    (10/12)10-11P 10Pで止めると期待してた彼シャツと違って動揺するホープに見えなくも無かったので一緒に…
    (10/15)12P 失踪に関する立場責任諸々の負い目とかに触れるには尺と体力がたりねーので触れない予定ですイチャに振り切る
    追記:幻影は自我などなく対象の願望を反映した形をとってるイメージ(なのでへそピも無罪で採用できた)
    (10/22)13-14Pちょっと延びました イチャ
    また癖が出てしまいましたすみませんホープ氏に関しては特にこだわりないというかむしろ以前はわりとオンナダイテルスと思ってたんですが時間の無さを思うと…という気持ちも増してきた最近
    あとホープ氏が夢で見た幻影、さぞライトさんエミュレートがすごくてライトさんらしい行動や言動をしたのだろうなあと思いますがこれは壊れてる頃かもしれない
    (10/23)15-16P イチャー
    (10/25)17P いい性格してるホープおじ…氏
    (10/27)18P 断固拒否のライトさんとあざとハイム氏(27)
    (10/28)おしまい お付き合いありがとうございました
    20

    liliput

    MAIKINGついったで話が出たのでかつてバレンタイン用にこねていた書きかけを晒します。続きができるかどうかは未定です。
    うさちょむ前提うさしい、しいなさんが🐰さんちで一緒にチョコレートを作るだけの話です。多分……
     ちらりと腕時計に目を走らせて時間通りであることを確認すると、しいなは深呼吸した。そして目の前のマンションの扉を見上げる。クラシックな雰囲気の品の良い低層集合住宅、いわゆるヴィンテージマンションと呼ばれるタイプのそれは、大きな都立公園の傍らの閑静な住宅地に佇んでいた。向こう十数年は絶対に価格が下がらないだろうそれは、銀行員が選ぶ物件としていかにもそれらしい。
     しいなは意を決してインターフォンを押した。すぐに柔らかな男性の声がはい、と聞こえ、エントランスの扉が開く。建物の奥の角、彼の部屋の扉を叩くと、いつもと変わらぬ柔和な笑顔がしいなを出迎えた。
     宇佐美銭丸、しいなの恐ろしい上司。

     いらっしゃい、上がってくださいという声に従い、しいなは宇佐美の後に続いた。穏やかな冬の陽が射す室内は機能的ながら質の良い調度でまとめられ、すっきりと片付いている。一人暮らしにはやや広すぎるが、来客が頻繁にあるなら必要な広さなのかもしれない、という程度のゆったりとした間取りである。いかにも宇佐美の部屋、という印象だ。しいなは素早く室内の隅に目を走らせ、半ば職業的な癖で値踏みし、そして宇佐美らしい丁寧な資産維持に密かに感服した。宇佐美はそんなしいなの視線など全く気付かぬ態度でしいなをダイニングに通すと、どうぞ座ってくださいと言ってキッチンに立った。
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