俊介
seyugemo
DONE青年期に原付でタンデムする片想い氷人。補足①静江さんは氷室に対する一人の証言をもとに高一で亡くなったルートを採用②それに伴い一人は二年次に中退を余儀なくされている③「いや祖父母んちがあるだろ泊まれよ」と思いつつ家族構成が不明なため氷室家は核家族に。でもおじいちゃん子の俊介は可愛いのでいずれ拡大家族ルートも描きたい。④朝弱そうなのに早朝に迎えに来る氷室描きまくってますが一人のために頑張って起きてます 14なつ(すし)🌻
MEMO一人センセが俊介くんに過保護になったわけ一人センセが他人の好意や悪意にまだ慣れてなかった頃
好意と悪意「あ、リコーダー教室に忘れてきた」
下校時の下駄箱で、履き終えたスニーカーを見ながら俊介が呟いた。
「一人ォ、お前まだ上履きだし取ってきてくれよ」
しゃがんだまま俺を見上げて言う俊介はほんの少しだけ甘えた声を出す。俊介には姉がいる。弟気質が出るのだろう。
「良いよ」
そう言うと俊介は満足そうに笑って、教室に向かう俺に手を振った。
廊下を曲がったすぐそこにあるのが俺たちの教室だ。もう誰もいないと思っていたその教室のドアを開けると、そこにはひとりの女子が残っていた。
「何してるの」「まだ帰ってなかったの」そう声をかけようとしたが、目の前の光景に言葉を失った。
女子がいたのは俊介の机のそば。手には何か細長いものを手にしていた。その子は俺を見ると、慌ててその細長い何かを机に置いて、俺がいた逆のドアから走って出ていった。
977下校時の下駄箱で、履き終えたスニーカーを見ながら俊介が呟いた。
「一人ォ、お前まだ上履きだし取ってきてくれよ」
しゃがんだまま俺を見上げて言う俊介はほんの少しだけ甘えた声を出す。俊介には姉がいる。弟気質が出るのだろう。
「良いよ」
そう言うと俊介は満足そうに笑って、教室に向かう俺に手を振った。
廊下を曲がったすぐそこにあるのが俺たちの教室だ。もう誰もいないと思っていたその教室のドアを開けると、そこにはひとりの女子が残っていた。
「何してるの」「まだ帰ってなかったの」そう声をかけようとしたが、目の前の光景に言葉を失った。
女子がいたのは俊介の机のそば。手には何か細長いものを手にしていた。その子は俺を見ると、慌ててその細長い何かを机に置いて、俺がいた逆のドアから走って出ていった。
金柑🍛
DOODLEチビKAZUYAさんとチビ一人先生。KAZUYAさん、子供の頃はマント留めが真ん中に来てるのが可愛くて死ぬる。あとは少年一人先生の落書きと朝倉省吾の酷いトレス絵。
少年一人と俊介が学んだ中学校はもう廃校になってしまってるの、これ描いた後気づいて「あーーー!!」となりました。朽ちかけた廃校に2人で行って!子供みたいに手を繋いで行って寂しいねって密やかな秘密を分け合って笑いあって! 3