Comfort Zone　-Reconsideration-　月曜日。
　牧場に嫁いだセバスチャンが、毎週顔を出しに寄ってくれる日。ロビンはいつもこの日を心待ちにしていたが、今日に限っては憂鬱だった。ディメトリウスが持ちかけてきた提案を、セバスチャン本人に伝えなければならなかったからである。

「――地下室を？」
「そう……ラボを広げたいんだって」

　セバスチャンの自室だった地下室は、まだ本人の荷物が少し残っているものの、部屋としては使われていない。何かあった時のために、ロビンはその部屋をそのまま残しておくつもりでいた。
　しかしとうとう、ディメトリウスが空き部屋を使いたいと言い出したのだ。温度変化が緩やかな地下室は、デリケートな生物や薬品などの保管に都合がよいのだという。いよいよ本格的に息子を追い出しにかかっているように感じられて、ロビンも反対はした。だが一度は退けたものの、二度、三度と説得が続くうち――わかった、今度来たときに聞いてみるから、もうその話はよして――そう言わなければ、今でも説得は続いていただろう。

我怕打雷最近的天氣非常的不穩。


時雨時晴，雨即是狂風暴雨；晴則是艷陽高照。


但自從伊得住進八雲的家之後，狂風暴雨似乎更常隨意的肆虐了。




這天晚上，依舊是個風雨交加的夜晚。
不知為何，今晚的雷聲不斷，
隆隆作響， 一聲聲都準確的震在八雲的心頭。


外頭吵雜的雷聲好似不存在般，八雲彷彿能聽見他那顆心臟怦怦亂跳的聲音。
只見他手裡抱著枕頭，嚥了嚥口水，敲了敲伊得的房門。



門一開，準備熄燈的伊得看著抱著枕頭來找他的八雲。


「怎麼了？」


是因為要睡覺了的緣故嗎，伊得的聲音帶著一股慵懶，甜甜黏黏的，不自覺的讓八雲的心頭掀起了陣陣漣漪。


「伊、伊得先生、我能跟你一起睡嗎⋯⋯」
他怯怯的開口，手指在枕頭上捏呀捏的。



「好啊。」許是因為倦了，伊得也沒多說什麼，側身讓八雲進到房間裡。