動体視力
玄象*
MOURNINGフィンくんの動体視力の良さと固有魔法は、曇らせに適しすぎているなと→レインに向けられた攻撃魔法に誰よりも早く気がついてしまい、兄さまならなんとかできると思いつつ「チェンジズ」して庇っちゃう
というシチュのやつ
🐬「反省はしてるけど後悔はしてな、アッごめんなさ」"チェンジズ"!!
街の中、突然フィンの声が聞こえた直後、目の前の景色が変わっていた。入れ替わったのだと理解したのは、先程まで自分が立っていた位置で崩れ落ちる弟の姿が見えてからだった。
「フィン?!」
「フィン君!」
待ち合わせでもしていたのだろう、マッシュが道の向こう側から走ってきた。
「っは、兄さま、怪我は、ない?」
フィンは紅く染まった脇腹をおさえ、眉を寄せながらもこちらに笑いかける。脇腹には小ぶりのナイフが刺さっていた。レインは即座に庇われたのだと気づき、唇を噛んだ。
「今止血を、」
「おや、外したか」
建物の影から一人の男が姿を現した。フードを深く被り目元は見えないが、口が弧を描いている。フィンを刺したのはこの男のようだ。
728街の中、突然フィンの声が聞こえた直後、目の前の景色が変わっていた。入れ替わったのだと理解したのは、先程まで自分が立っていた位置で崩れ落ちる弟の姿が見えてからだった。
「フィン?!」
「フィン君!」
待ち合わせでもしていたのだろう、マッシュが道の向こう側から走ってきた。
「っは、兄さま、怪我は、ない?」
フィンは紅く染まった脇腹をおさえ、眉を寄せながらもこちらに笑いかける。脇腹には小ぶりのナイフが刺さっていた。レインは即座に庇われたのだと気づき、唇を噛んだ。
「今止血を、」
「おや、外したか」
建物の影から一人の男が姿を現した。フードを深く被り目元は見えないが、口が弧を描いている。フィンを刺したのはこの男のようだ。