小姑
dressedhoney
DOODLE「彼の伴侶となる相手は気の毒だ」から始まった互いの想い人への親切心がいつしか「そんなんで彼の隣に並べるとでも?」となっていき小姑と化した二人が牽制の末塔で出会ってしまう学生フェヒュ ギャグ学生フェヒュこつりこつりと音がする。
それはフェルディナントの足音だった。
彼は今、いきり立った足取りで女神の塔を登っている。
そう、今日はガルグ=マク落成記念日。
恋人たちの聖地となったこの場所に、フェルディナントは一人で訪れていた。
かつりかつりと音がする。
それはヒュ―ベルトの足音だった。
彼は今、業を煮やしたような表情で女神の塔を登っている。
そう、今日はガルグ=マク落成記念日。
恋人たちの聖地となったこの場所に、ヒュ―ベルトは一人で訪れていた。
——即ち、二人は今。
それ程広くはない螺旋階段を、並び立って歩いている。
彼らは互いに顔を合わせるでもなく、それでも自然と歩幅は合ってしまい、既に塔の上層にいる者達からすれば一組の恋人たちが上ってくるように足音は響いただろう。
6636それはフェルディナントの足音だった。
彼は今、いきり立った足取りで女神の塔を登っている。
そう、今日はガルグ=マク落成記念日。
恋人たちの聖地となったこの場所に、フェルディナントは一人で訪れていた。
かつりかつりと音がする。
それはヒュ―ベルトの足音だった。
彼は今、業を煮やしたような表情で女神の塔を登っている。
そう、今日はガルグ=マク落成記念日。
恋人たちの聖地となったこの場所に、ヒュ―ベルトは一人で訪れていた。
——即ち、二人は今。
それ程広くはない螺旋階段を、並び立って歩いている。
彼らは互いに顔を合わせるでもなく、それでも自然と歩幅は合ってしまい、既に塔の上層にいる者達からすれば一組の恋人たちが上ってくるように足音は響いただろう。