曹休
なるせ
DOODLE休丕が好き!!以前ツイッターにあげていたものです。呉(というか断金)以外を描く機会がとても少ないのですが、アプリをきっかけに曹休ちゃんラブになりまして、ちょっと主張。丕様の眉間のしわを伸ばし隊!! 2
izayoi601
DONEアプリ6章後の庶休です。荀攸殿と会話したり、都合良く捏造された妄想の塊。その後の青庶への理想が詰まった話になってしまいました。まだ友の感情にしか気付いていない曹休殿と、友よりもっと違う感情の徐庶殿が少しずつ共に道を歩んで欲しい。本で現パロ妄想を満たしたので、候補だった三国時代は此方にあげておきます。もし宜しければ。新たな土地で「はぁ……」
城下を離れ、水音だけが響く木陰でやっと気が休まる。
赤壁の大敗から、一月。とはいえ正直、勝敗に興味は無かった。ただ何故か城下に行くと、目立たない筈の俺を見つめてくる民が増えている。しかも酒を頼めば摘みを付けてくれたり、買い物をすれば妙に笑顔で接してくれる店主も現れ目線を合わせられない。被るだけでは足りず、顔を布で覆いたくなる。俺は、何をしでかしたのだろう。いや、素性を隠し打診も断る様な人間に悪い噂が立たない筈は無いか。それでも、俺は決めたんだ。川面に垂らした糸を眺め、靄の掛かる脳裏を整理していた時。
「……釣れますか」
ふと響いた冷静な声に驚き、飛び退いてしまった。
「うわっ」
「えっ、あ……申し訳無い」
4051城下を離れ、水音だけが響く木陰でやっと気が休まる。
赤壁の大敗から、一月。とはいえ正直、勝敗に興味は無かった。ただ何故か城下に行くと、目立たない筈の俺を見つめてくる民が増えている。しかも酒を頼めば摘みを付けてくれたり、買い物をすれば妙に笑顔で接してくれる店主も現れ目線を合わせられない。被るだけでは足りず、顔を布で覆いたくなる。俺は、何をしでかしたのだろう。いや、素性を隠し打診も断る様な人間に悪い噂が立たない筈は無いか。それでも、俺は決めたんだ。川面に垂らした糸を眺め、靄の掛かる脳裏を整理していた時。
「……釣れますか」
ふと響いた冷静な声に驚き、飛び退いてしまった。
「うわっ」
「えっ、あ……申し訳無い」